日テレ放映「超能力治療師」中国人らに賠償命令(朝日新聞97年5月30日付け)



日本テレビの番組などを利用して「超能力で難病を治す力がある」と売り込み、高額な治療費を騙しとった自称「超能力者」の中国人とその夫に、被害にあった患者や遺族にたいして賠償命令が下りました。その被害を広げることに日本テレビやその番組制作会社も荷担したと判断されました。どうやらこの超能力者は「気功師」を自称していたようですが、朝日新聞には「気功」という言葉は出ていませんでした。常識的に考えれば超能力で難病を治すなどということはありえないことです。過去にも何度も超能力の治療者が現われていましたが、ことごとくインチキを見破られてきました。「どんな病気でも治してしまう超能力」と聞いたときは真っ先に疑ってかかるべきでしょう。しかしそれでも、マスコミ、ことにテレビなどで放映されると信じてしまう方も多いことでしょう。この事件で、マスコミにはことの重大さに気付いてほしいと思います。ありえもしない「超能力治療」をちゃんと検証もせずに、視聴率アップを目的に放映することは、厳に慎んでもらいたいと思います。

これも、「マスコミ報道も必ずしも正しいとは限らない。」の一例です。

 

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