「耳あか取り」医師も警鐘(朝日新聞97年10月1日付)

(97.11.9)

「耳あかが大量に取れる」といううわさがある「イヤ・ケア・グッズ」にて、外耳に炎症を起こす被害が急増しているとのことです。これは、円筒状のもので、横向きに寝て一方を耳の穴に差し込み、もう一方の先に火を付けて煙を耳の中に流し込むものです。テレビや雑誌などで「耳あかがよく取れる」紹介され、若い人達の間で広まっています。しかし、ある耳鼻咽喉科の医師が実験したところ、耳あかなどは取れず、筒のロウや線維の燃えかすを耳あかと錯覚してしまったのではないかということです。ある輸入もとの業者も、耳あかとりではなく、リラクゼーションをもたらす商品ととらえているようです。しかし、外耳の炎症ばかりではなく、鼓膜炎や鼓膜の出血、やけどもあるとのことですから、たとえリラクゼーションのためとはいえ、利用しないほうが賢明ではないでしょうか?  

 

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