健康オタクは不健康?(AERA、1999年2月1日号)(99.3.20)

確か新聞広告に、「今の世のはやりといえば、アガリクス」と出ていたので、健康食品についてつっこんだ取材でもしたのかと期待をして読んだんですが、全く期待はずれでした。
他のAERAの記事でも指摘しましたが、この週刊誌の記事の書き方は安直にすぎます。この記事では、健康食品オタクの三浦氏と健康法オタクの桃木女史、最後に食物学の専門家として私のホームページでもその著書を紹介した高橋教授の三氏に取材したのみで記事を書き上げています。記事の大部分は二氏のオタクぶりについて綿々と書き連ね、最後に高橋教授の解説、「薬理効果のある健康食品はきちんと医薬品として開発すべきであること」、「健康食品であっても特定のものを過剰に摂れば弊害が心配であること」を加えただけです。最初の二氏のオタクぶりが最近の一部の人の流れであるのか、ただ特別な変わった人たちを取材しただけなのか、全く分かりません。
健康食品や民間療法に走ってしまう最近の社会背景、医療不信、人々の健康に対する考え方の変化、健康食品の現状と問題点、など、つっこむネタはいくらでもありそうなのに。

 
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