「健康食品」9割表示に問題あり(朝日10月9日付)

(98.11.9)

 

「ダイエット」「筋力増強」などを掲げて売られている「健康食品」56品目をチェックした東京都の調査で、医薬品ではないのに薬効があるかのような文章を付けるなど、約9割が薬事法などに違反する可能性が高いことが分かりました。

薬事法違反の例としては、「バストをリフトアップし乳腺が成熟」「肥大化した脂肪細胞にダイレクトに働きかける」など、身体の機能に影響を及ぼすような医薬品的な効果をうたっていました。

栄養改善法違反の例としては、「カルシウム含有」「高蛋白」とPRしながら、栄養成分の表示がないものがありました。

景品表示法違反の可能性のある例として、「南米では元気のもととして有名」など客観的な根拠のない表現がみられたものがありました。

別の所であげたように景品表示法で摘発された健康食品販売会社の例にもみられるように、特定保健用食品以外の健康食品の宣伝では薬効表示は認められていません。しかも、多くは科学的に効果が証明されていません。にもかかわらず、そのような表示をするということは、逆にそのインチキ性を示すものと考えてよいと思います。

「体に働きかけて何らかの効果を示す」「栄養成分とその量がはっきり表示されていない」「客観的な根拠がはっきりしないような表現の仕方がある」このような商品には手を出さない方が無難です。

 
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