「患者は客だ!-正しい医者の選び方教えます」

山中 恒、山中典子著 風媒社刊 ¥1500

 

 

著者は、癌患者であり、一人の医者の父親であり、作家でもあります。著者は、この本の中でどのように医者にかかるのがよいかについて、自分の例や、息子が医者になった経緯をひきながら解説しています。内容は具体的で、医者にかかる際には大変参考になると思います。息子が医者になる経緯や医者の社会についての話は、医者の私でもなるほどと思えるところがあります。(ただし、この内容が全てではありませんが。)
この中で私が強調したいことは、「セカンドオピニオン」の重要性です。医者といっても、人です。不得意や分野もあれば、時に間違うこともあります。インフォームドコンセントが流行ですが、それを有効に利用するには、あくまでも自分自信の病状を十分理解し、冷静に判断できることが前提です。人生の重大事をそう簡単に決めてはいけません。他の専門家にも相談することも必要であると思います。(このような場合、インターネットの医療相談を利用することも一法です。)

 

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