このような人はバイアグラを服用してはいけない!(98.8.4)

 

バイアグラは血管を拡張させ、ペニスへの血流を増やすことによって勃起させます。従って、その血管拡張作用が重なった場合、過度の血圧低下を来します。従って、血圧を低下させる薬を服用している人は服用を控えるべきです。特に、ニトログリセリンなどの狭心症に対して処方された薬を服用している人はバイアグラを服用してはいけません。急激に血圧が低下する可能性があります。以下に、その商品名を上げます。詳細はファイザー社からFDAへの報告をご覧下さい。(http://www.fda.gov/medwatch/safety/1998/viagra.htm)

更に、高血圧などで薬を服用している場合も過度の血圧低下を来し危険な場合があり得ます。降圧剤を複数服用している方は、バイアグラは服用しない方が無難です。

その他、心臓や肺に病気を持っている方では、たとえこれらの薬を服用していなくても危険な場合があります。それはバイアグラによる直接作用ではありませんが、性行為自体に伴う問題です。性行為の際はかなりの心臓や肺に負担がかかります。狭心症といわれている人、過去に心筋梗塞を発症している人、心筋症など心臓の機能の低下している人、肺気腫などにより肺機能が低下している人などは、性行為中、あるいはその後に、狭心症発作、心筋梗塞、呼吸困難等を起こす危険性があります。たとえば、そのような狭心症発作を起こしたときに、ニトログリセリンを服用した場合、急激に血圧が低下することがあります。

その他の副作用としては、次のようなものが上げられています。頭痛16%、顔面紅潮10%、消化不良7%、鼻づまり4%、尿路感染3%、視覚障害(青視症、ものが一時的に青く見える現象)3%、下痢3%、めまい2%、発疹2%など。決して副作用の少ない薬とは言えません。

以下の薬剤を服用している方はバイアグラを服用しないで下さい。
薬剤名
ニトログリセリンnitroglycerin
商品名
内服薬;ニトログリセリン、ニトロペン、
口腔内スプレー;ニトロシンパフ、ミオコールスプレー
貼り薬;ニトロダームTTS、バソレーター、ミントロテープ、ミリスロールテープ
軟膏;バソレーター
注射剤;ミリスロール
硝酸イソソルビドisosorbide dinitrate
内服薬;イソコナール、L-オーネスゲン、カリアント、コンスピット、サイコベラン、サワドール、ジアセラL、硝酸イソソルビド、スレンドシン、セラモンテ ニトロール、ニトロバイト、ニトロフィックス、ニトロール、フランドル、ヘルピンR、ラブノールR、リファタック、アイトロール
貼り薬;アパティアテープ、アンタップテープ、ニトロールテープ、イソピットテープ、サワドールテープ、硝酸イソソルビドテープ、ニトラマテープ、フランドルテープ、ペネティISDN、リファタックテープ、リベラステープ
注射剤;サークレス、ニトソルビド

 

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