病気の状態について詳しい説明をカタログにつけ加える。



ある糖尿病の患者さんがある健康器具を勧められました。これを使うと、血液がアルカリ性になることできれいになり、糖尿病も良くなるといわれたのです。確かにその健康器具のカタログを見ると、血液のpH調節についての専門的な説明がでていました。しかし、カタログのどこを見ても、その器具が血液のpHを変化させるとは一言も書いてありませんでした。その器具は肩こりの治療器具だったのです。もちろん糖尿病に対する効果もありません。

病気の仕組みや体の仕組みについて詳しい解説がでていると、一見親切なように見え、信用したくなります。しかし、気をつけてください。よく効能効果と、病気の説明の関連を読みとってください。普通は病気の仕組みを解説し、その治療法がどの様に効果的かを訴えるものですが、中には効能効果とは直接関連のない病気の説明が書いてあることがあります。そのことが誤りではないにしても、その治療法がいかにもその病気にまで効くという錯覚をさせられます。始末におけないのは、勧める人がその解説を引用して、効能効果にない病気にまで効果的であると説明してしまうことです。

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