売る商品はお店として売りたい商品だ。
お店にとって利益の多い商品がそうなる。荒利率が高い、荒利額
が大きい。しかしお客が求めない商品では売れない。回転率が低
下する。そこで回転率が高く、荒利額が高い商品を置けばよい。
ところでこれだけで売れることはない。
例を出してネクタイを売ることを考えて見よう。デザインも品質
も値段も言うことなし。絶対に売れる。そんなネクタイが一本あ
ったとしたらどうだろうか。売れるだろうか。私は売れないと思
う。デザインも品質も値段も比較するもの(この場合は他のネク
タイ)が在って初めて実感ができる。ネクタイ売場のベテラン店
員はお客の好みを瞬間に見抜いて3本のネクタイを見せるそうだ。
この時点でお客の買う商品は分かっているのだが、比較しやすいよ
うに他の2本を見せる。お客は自分の目で比較確認できるのですば
やく決定できるのだ。この時のその他の商品が見せる商品となる訳
だ。見せる商品も別のお客から見て買いたい商品になるので一概に
見せる商品だと言えないが、商品の大まかな構成として存在するこ
とを知る必要がある。それはその商品は見せる商品として置くとい
うならば、当然売れる数量が少ないからだ。
商品を仕入れる場合この点を考慮する必要がある。仕入れる際、自
店で何時幾つ売れるか頭に描いて仕入れる量を決める。
予想通りと当たる時もあれば外れる時もある。だから商売は面白い
のではないか。
みなさんどんな予想をして仕入れていますか。当たります。はずれ
ます。これて競馬より面白いのではありませんか。
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