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「風流 花の縁」 いわゆる「春画」である。大きさは官製葉書より一回り小さいくらいのものだが、こう見ると結構大きく見える。一昔前では浮世絵店でも馴染み客でない限りなかなかお目にかかれない物であったが、今では堂々と販売されている。「浮世絵の極みは春画にあり」、などと云う人もいるが地下出版されたものだから、確かに贅を凝らしたものが多いのも事実である。だが、ここに品格論を持ち出すと大変ややこしくなるので、それは止めよう(興味ある方は「思いの儘」の”エロチシズム”を...)。不当に芸術ぶるのも首をかしげてしまうし、無闇に卑下するのも浮世絵全体に対する誤解を助長するものとして、余り感心できない。否定、肯定、無視...取りあえずは、これらを見た人の心の反映、自らを映す鏡と思って判断いただいたほうが正確かもしれない。けして皮肉ではなくて... 「判じ絵」だと思うが、中央上段のコマ絵の「亀戸のふじ」と鳥は何を暗示しているのだろうか? |
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