戴斗・萬職図考 次へ

萬職図考は五編まであるが、これはその二編である。山水、人物、花鳥、虫獣等の写真を求める人の益ある絵手本らしきことが書いてあるが、二編は正にそのうたい文句通りの図が並んでいる。確認はしていないが、他の四冊には北斎漫画のような、各職業の絵図が描かれていたものと想われる。どちらかというと職人の絵図等の方に興味はあるが、これは致し方ないことである。石臼に停まる雀、あぶ、紅葉、クモ、蘭、梅、菊等が描かれている。

葛飾北斎門人で、豊岡藩士。近藤文雄、俗称伴右衛門。初号は斗円桜北泉。文政二年頃より二代葛飾戴斗を名乗る。


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