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香蝶楼 国貞 「香朝楼 国貞」は、三代豊国(初代国貞)の門下。日本橋に生まれる。安政五年三代豊国の門に入り、梅堂国政、号、一寿斎と称した。明治二十二年三代国貞となる。号、 香朝楼、二十四年以後、号、豊斎 と、「浮世絵の歴史 吉田 漱 渓水社」にはあるが、すると極め印は江戸期のものだから、時代が合わない。ふむ?復刻版は別としてこんなものの偽物作っても割に合わない筈なのだが・・・と、もう一度よく観てみると、「かちょうろう・香朝楼」は「香蝶楼」の早とちりであった。これなら、三代豊国の号ことだから、(香蝶楼:文政10〜嘉永1)合点がいきます。 さて、団扇絵は長年探していたのですが(高ければありますが、これは珍しいけど状態がいまいちなので3000円)、浮世絵による団扇絵は通常図柄だけです。左図のものは柄もありその下には、コマーシャルとしての仙女香まで画かれています。私はその「美艶仙女香」の文字が、団扇の柄で隠されていることが大変気になりました。現代での感覚で推し量る事はできないとしても、在り得ないのではと・・・。「さつま源吾兵衛 市川団蔵」等も全く同様の構成なのですが、これは役者を画いたものなのか、団扇絵として画いたものなのか・・・ちなみに家にあった団扇を合わせてみたら、ほぼピッタリとあいました。仙女香のぞんざいな扱い方と、画面の大きさからしておそらくどう使われても良いように画かれたのであろうと、私は想像しているのですが・・・・・・・・・ | |
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