ニコン用レンズメーカー製交換レンズの特徴と個人的評価
トキナー製交換レンズ
Tokina 80-200mm F2.8 (AT-X828)
Tokina MF 80-200mm F2.8 (AT-X828) 解像力 ★★★★
色乗り・コントラスト ★★★★☆
ボケ描写 ★★★★
逆光性能 ★★☆
周辺光量 ★★
歪曲収差 ★★★☆
近距離撮影 ★★☆
操作性 ★★
総合評価 ★★★☆
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 77mm
最短撮影距離(マクロ時) 1.8m
大きさ(全長×最大径) 172.5×81mm
重さ 1,080g
■特徴と評価
 かつては「名作」と言われたほどの光学系を持つ、トキナーの大口径望遠ズームレンズ。ニッコールレンズ以上に人気を誇ったレンズだったようです。私にとってはAF Nikkor 35-135mm F3.5-4.5Sと並んで、風景撮影では絶対に欠かすことができないレンズでした。ずいぶん長い間お世話になったレンズです。
 絞り開放では周辺光量不足が目立ち、コントラストも低め。ハイライトにはフレアも発生してしまいますが、F8まで絞れば解像力・色乗り・コントラストとも申し分なく、しっかりとした描写をしてくれます。中でも発色はクリアでさわやか。その場の空気まで写し撮っている感じです。周辺光量不足からポートレートには不向きですが、風景撮影には頼りになるレンズです。
 ハイライトでフレアが発生するように、逆光には若干弱いのでフードが必須なのはもちろんのこと、ハレ切りをすることも多いです。フードは前玉付近の溝に着けるスナップ式で、かなり簡素な作りです。ただ、バヨネット式と同様にフードを逆さにして付けておくことが出来るので、カメラバッグの収納性は良いです。
 歪曲収差は80mm域からわずかにイトマキ型で、テレ側にズーミングするとやや目立ちますが、実写で気になるレベルではありません。ズーミングはMFレンズでは定番の直進式です。オートフォーカスが普及するまでは当たり前だった被写界震度表示があるのも、今となってはかえって便利に感じます。
 フォーカシング時は前玉が回転してしまうので、PLフィルターの使用では操作性に不満があります。三脚座は取り外しが可能なため手持ち撮影には邪魔にならず便利なのですが、そもそもの三脚座が小さくて、風景撮影時には三脚を使用しても安定性がイマイチなのも欠点ですね。
ニコンF-801Sとの組み合わせ
2003.9記、2004.3改訂
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Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 (AF235)
Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 (AF235) 解像力 ★★★★
色乗り・コントラスト ★★★★☆
ボケ描写 ★★★
逆光性能 ★★★★
周辺光量 ★★★★
歪曲収差
近距離撮影 ★★★
操作性 ★★★
総合評価 ★★★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 72mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.4m
大きさ(全長×最大径) 68×76mm
重さ 476g
■特徴と評価
 トキナーの初代広角AFズームレンズ。風景撮影では必ず携行するレンズの一つです。ニッコールレンズとも十分渡り合える性能を有しており、開放から解像力が高く、色乗り・コントラストもしっかりしています。絞りを開けても絞っても非常に良好な描写性能です。周辺光量も十分あり、絞り開放から安心して使えます。付属のフードは同じトキナーのMF 80-200mm F2.8と同様のスナップ式ですが、フードが無くても同じくらいのチャチな作りです。しかしレンズ自体が逆光に強く、ゴーストは発生してもフレアは発生しませんし、コントラストもあまり落ちません。いつでもどこでも安心して使用できる、非常にコストパフォーマンスの高いレンズと言えるでしょう。本体もコンパクトで、携行も苦になりません。
 唯一にして最大の欠点は歪曲収差で、20mm付近ではタル型の歪曲がかなり目立ち、35mm付近でようやく目立たなくなります。建築写真等ではかなり気になりますので、アングル選択・フレーミングには注意が必要です。
 歪曲収差が改善されて、画角が広角側にあと2,3mm広がって、最短撮影距離があと5cm縮まれば本当に文句なしです。
ニコンF-801Sとの組み合わせ
2003.11記、2004.3改訂
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Tokina AF 400mm F5.6 (AT-X400AF)
Tokina AF 400mm F5.6 (AT-X400AF) 解像力 ★★★
色乗り・コントラスト ★★
ボケ描写 ★★★☆
逆光性能 ★★★
周辺光量 ★★★
歪曲収差 ★★★☆
近距離撮影 ★★★★
操作性 ★★★☆
総合評価 ★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 72mm
最短撮影距離(マクロ時) 2.5m
大きさ(全長×最大径) 207×78mm
重さ 1,005g
■特徴と評価
 トキナーの小型軽量超望遠レンズ。鈴鹿サーキットでフォーミュラワンのレースを撮影するために購入したレンズですが・・・それ以外ではあまり使っていません。F1カーの撮影では、絞りを絞ってスローシャッターで流し撮りをしていたため気にならなかったのですが、絞り開放付近ではコントラストが低く、立体感が無く、色もくすんだ感じになります。F11くらいまで絞らないと解像力・色・コントラストの面では満足できません。でもF11まで絞るとシャッタースピードを稼げませんから、手持ち撮影はかなりきついです。それではしっかりと三脚に据えて風景撮影で使えるかと言うと、全般的にあと一歩解像力が足りません。レンズ本体が軽量な上に三脚座が小さいため、かえってカメラボディの方が揺れてしまう感じで使いづらいです。焦点距離的にもちょっと長すぎます。風景写真には300mm位までが良い感じです。(ニッコールの300mm F4とかにしておけば良かったかなぁ。)
 歪曲収差はイトマキ型ですが、それほど気になるレベルではありません。フードは組み込み式のため引き出すだけで使えて便利なのですが、クリックストップ等が無いので、知らぬ間に収納位置に戻ってしまっていることもしばしばです。
 私にとっては被写体選びに困るレンズですが、近接性能は優れていますので、マクロ的な撮影には良いかも知れません。
ニコンF-801Sとの組み合わせ
2003.11記、2004.3改訂
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タムロン製交換レンズ
Tamron SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO (Model 190D)
Tamron SP AF 24-135 F3.5-5.6 AD (Model 190D) 解像力 ★★★
色乗り・コントラスト ★★★★
ボケ描写 ★★★★
逆光性能 ★★☆
周辺光量 ★★★☆
歪曲収差 ★★★
近距離撮影 ★★★★☆
操作性 ★★★
総合評価 ★★★☆
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 72mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.4m
大きさ(全長×最大径) 80.5×78.5mm
重さ 530g
■特徴と評価
 タムロンの高倍率ズームでは初のSP(高級・高性能)仕様のレンズです。私は海外旅行に持っていくレンズを1本にするために購入しました。それまでの海外旅行では、AF Nikkor 35-135mm F3.5-4.5SとTokina AF 20-35mm F3.5-4.5の2本を使用していましたが、レンズ交換に要する時間が勿体ないこと、荷物(特に重量)が増えて疲れることから、購入を決心しました。全般的に同様の焦点距離を有するニッコールやシグマのレンズよりも高評価を得ているレンズです。
 非常に使いやすい焦点距離のため、室内から風景・ポートレートに加え、近接性能の高さ(最大撮影倍率0.3倍)からクローズアップまで1本でこなせます。少しでも荷物を減らしたい長期旅行用のレンズとしては非常に推奨できます。ただ、レンズ自体は少し大きめですので、F100やF-801Sクラスのボディでないとバランスが取れません。
 肝心のレンズ性能の方は、解像力はAF Nikkor 35-135mm F3.5-4.5Sと比べると若干劣りますが、高倍率ズームとしては必要十分な性能だと思います。しかし、AF Nikkor 35-135mm F3.5-4.5Sの場合は絞るほどに鮮鋭度が上がっていくのが良く分かるのですが、このレンズは絞ってもあまり鮮鋭度は上がらないようで、風景撮影には少々解像力不足です。
 色乗りはニッコールレンズと比べるとあっさりかつ柔らかめ。コントラストは階調表現が豊かです。よって「こってり・クッキリ」好みの私は、硬調のフィルムと組み合わせて使っています。
 フードは内側に遮光溝が施されたバヨネットの花形フードが付属しています。逆光性能の方は、光線位置によっては白くフレアが発生することがあり、それほど強いとは言えないようです。歪曲収差はワイド側でタル型、テレ側でイトマキ型ですが、135mm以外ではあまり目立ちません。
 このレンズの美点のひとつにボケの美しさが挙げられることが多いようですが、確かにズームレンズにしては綺麗なボケだと思います。
 MF時の操作性はまずまずです。しかしピントリングの回転角が狭いので、シビアなピント合わせは要注意です。前玉は回転しないので、PLフィルターの使用感は良好です。
ニコンF100との組み合わせ

2003.9記、2004.3改訂
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Tamron SP AF 90mm F/2.8 MACRO1:1 (Model 172E)
Tamron SP AF 90mm F2.8 MACRO (Model172E) 解像力 ★★★★★
色乗り・コントラスト ★★★★
ボケ描写 ★★★★★
逆光性能 ★★★★
周辺光量 ★★★★☆
歪曲収差 ★★★★☆
近距離撮影 ★★★★★
操作性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 55mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.29m
大きさ(全長×最大径) 97×74mm
重さ 420g
■特徴と評価
 タムロンの名作中望遠マクロレンズです。タムロンのマクロレンズは、別名「ポートレートマクロ」とも言われたMF時代のSP 90mm F2.5の頃から絶賛されていますが、私の感想も世間の評価に違わず、一言でいえば「本当にすばらしいマクロレンズ」だと思います。
 絞り開放からフレアも無く非常にシャープで高解像力。周辺光量も豊富で、絞り解放から安心して使えますし、絞っても良好な描写をします。ボケは滑らかでとろけるように美しく、コントラストも開放から良好、立体感ある描写をします。歪曲収差はわずかにイトマキ型ですが非常に良く補正されています。もちろん、レンズ単体で等倍撮影が可能です。色は近接撮影ほどしっかりと乗り、遠景撮影ほどあっさりめの発色をするようで、発色に関しては特に近接撮影時に最高のパフォーマンスを発揮するようです。前玉が本体の奥深くに位置しており、バヨネット式の丸型フードと相まって遮光対策も良好です。
 ニコン一眼レフカメラ用のマクロレンズは、タムロンのほかにも本家ニコンやレンズメーカーのシグマなど各社から発売されていますが、このレンズはその良好な描写性能に加えて良好な操作性も長所です。ピントリングを手前にカチッと引くことで、瞬時にマニュアルフォーカスに切り替えることが出来ます。オートフォーカスにするにはその逆の操作をするだけです。ボディのスイッチを切り替える必要も無いので、非常に便利です。近距離域のピントリングの回転角が大きく設定されており、マニュアルによる微妙なピント合わせが非常にスムーズに行えます。マクロ域はマニュアルによるピント合わせが多いですから、操作性の良し悪しは本当に重要です。
 なお、現行モデルはデザインとデジタル対応のための変更があり、さらに洗練された印象のデザインとなっています。
ニコンF100との組み合わせ

2003.12記、2008.7改訂
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Tamron SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL [IF] MACRO (Model A09)
Tamron SP AF 28-75mm F2.8 XR Di(Model A09) 解像力 ★★★★
色乗り・コントラスト ★★★★☆
ボケ描写 ★★☆
逆光性能 ★★★☆
周辺光量 ★★
歪曲収差 ★★★
近距離撮影 ★★★★☆
操作性 ★★★☆
総合評価 ★★★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 67mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.33m
大きさ(全長×最大径) 92.5×73mm
重さ 510g
■特徴と評価
 タムロンが誇る、大口径標準ズームレンズの常識を覆した意欲作。これまでの大口径レンズには必須条件とも言うべき「大きい・重い・高い」というデメリットを完全に排除し、大口径でありながら「小さい・軽い・安い」を実現したレンズに仕上がっています。人気レンズになるのも頷けます。ちなみにニコンの大口径標準ズームニッコールレンズは1kg近い重量があり、値段も考えると購入を躊躇してしまいます。
 解像力は、同じ絞り値ならばタムロンの SP AF 24-135mm F3.5-5.6 ADや、ニコン純正のAF Nikkor 35-135mm F3.5-4.5Sを上回るように思います。絞り開放ではやや甘さがありますが、1段絞るとかなりキリッとします。絞り込めば風景撮影にも十分使えます。
 発色・コントラストも良好です。くすみも無く鮮やかでさわやかに発色し、特段の色の偏りもありません。コントラストは絞り開放ではやや低いですが、1段絞れば良好になります。ニコン純正のAFレンズほどの高コントラストではありませんが、これはこれで、なかなかの描写力だと思います。
 ボケはふわっと溶けるようなボケ描写ではありません。少しがさついた感じがします。絞り羽は7枚で、F5.6まではほぼ円形となりますが、それ以降は不整形な7角形となり、絞りの形状はお世辞にも綺麗とは言えません。この辺がボケ描写に影響しているのかもしれません。
 逆光にはそれほど弱くはないようです。SP AF 24-135mm F3.5-5.6 ADでは画面全体に白くフレアが発生することがありましたが、このレンズではそこまではならないようです。
 絞り開放時の周辺光量は、焦点距離全域で明らかに不足しており、絞り開放ではケラレに近いくらいの急激な減光があります。光学設計がギリギリなのでしょうか、この辺が高価な純正の大口径ズームレンズとの差なのかもしれません。ワイド端では1段絞ってもまだ減光が目立ち、2段絞れば均一になります。しかし、テレ端では1段絞れば実用上は問題ないレベルまで回復します。風景撮影では常に1段は絞り込む必要がありそうです。
 歪曲収差は、ワイド端でタル型、テレ端でイトマキ型がやや目立ちますが、不快なほどではありません。また、非球面レンズを使用している影響からか、タル型歪曲の際に画面端上下左右の中央付近がより大きく歪みます。
 フードは花形のバヨネット式で、きっちりと定位置で固定されます。フィルター枠は回転しないので、PLフィルターの操作性は良好です。
 ズームリング、ピントリング共に操作の感触はスムーズですし、どちらのリングも回転方向がニコン純正レンズと同じなのが使いやすいですね。ピントリングは比較的幅広で適度に回転抵抗があり、また回転角度も他のAFズームレンズに比べて大きいので、マニュアルでのピント合わせはかなり軽快に行うことが出来ます(その分、AF速度は犠牲になっていると思いますが)。AF時にはピントリングが回転してしまうため、AF時の操作性は今一歩です。ズームリングは前玉の自重による伸びを防ぐためのロックスイッチがついています。このロック、同じタムロンのSP AF 24-135mm F3.5-5.6やAF 28-200mm F3.8-5.6 super XRと同様のものですが、伸びの防止よりも、むしろレンズ交換の際にズームリングが回ってしまうのを防いでくれていることの方に利便性を感じます。
 明るく軽量コンパクトなこのレンズのもうひとつの利点が、近接性能の高さです。全焦点域で0.33mまで寄れるため、最大撮影倍率は0.26倍を確保しています。ちょっとしたクローズアップや、風景撮影での主題をより強調するような撮影が非常に容易です。
 全般的に欠点が少なく、一眼レフのフィルムカメラ用には非常におすすめできるレンズに仕上がっています。
 なお、ご紹介したモデルのほかに、現在ではレンズ内モーターのモデルも発売されています。
ニコンF100との組み合わせ

2004.4記、2008.7追記
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Tamron AF 28-200mm Super Zoom F/3.8-5.6 ASPHERICAL XR [IF] MACRO (Model A03)
Tamron AF 28-200mm F3.8-5.6 Super XR (Model A03) 解像力 ★★☆
色乗り・コントラスト ★★★☆
ボケ描写 ★★☆
逆光性能 ★★★
周辺光量 ★★☆
歪曲収差 ★★★
近距離撮影 ★★★★
操作性 ★★★☆
総合評価 ★★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 62mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.49m
大きさ(全長×最大径) 75.2×71mm
重さ 354g
■特徴と評価
 タムロンご自慢の高倍率ズームレンズです。このレンズはもともと私が風景写真の撮影中、横であちこちを撮影している嫁さんに「もっと大きく写るレンズに交換してー」とか「もっと小さく撮りたーい」とか言われ、その度に私がレンズ交換をせずに済ませるために購入した「横着用」のレンズなのですが、今ではその手軽さと携帯性で、ちょっとした旅行の際には携行することが多くなったレンズです。
 タムロンは、ニコンはもちろんのことシグマやトキナーよりも、小型軽量の高倍率ズームを早くから熱心に開発し改良を重ねてきており、このレンズで4代目になります。
 さすがにこれ1本で広角から本格望遠域までをカバーする上に比較的安価なレンズですので、解像度については高級仕様のTamron SP AF 24-135mm F3.5-5.6に劣るのは仕方のないところですが、発色は意外にも鮮やかで良好です。絞り開放ではコントラストと周辺光量が不足しますが、1段絞るとグッと良くなります。近接性能も高く、全域で0.49mまで近づけるのでクローズアップ撮影も可能です。しかしインナーフォーカスの影響で、近距離になるほど画角が広がってしまうため、慣れるまではピントと画角の調整に戸惑うかもしれません。
 歪曲収差は非球面レンズの影響でしょうか、縦・横の線はあまり歪まないのですが、画面の上下左右1/4位のところで距離が膨らむような歪み方をします。陣笠タイプの歪みかも知れません。格子状のものを撮影するときには注意が必要です。
 このレンズの最大の魅力は、高倍率ズームであるにもかかわらず驚異的な小ささと軽さ・安さを実現していることです。ニッコールレンズには無い魅力を有しており、風景撮影用としては解像力が足りませんが、旅行用としては特におすすめできます。
 なお、現在はモデルチェンジを経て、「A031」が現行モデルとなっています。
ニコンF-801Sとの組み合わせ

2004.3記、2008.7追記
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シグマ製交換レンズ
SIGMA AF 28mm F1.8 ASPHERICAL
SIGMA AF 28mm F1.8 ASPHERICAL 解像力 ★★★
色乗り・コントラスト ★☆
ボケ描写 ★★★
逆光性能
周辺光量 ★★★☆
歪曲収差 ★★★★
近距離撮影 ★★★★
操作性 ★★★☆
総合評価 ★★
(★:1点、☆:0.5点で5点満点。)
フィルター径 58mm
最短撮影距離(マクロ時) 0.3m
大きさ(全長×最大径) 不明
重さ 約355g
■特徴と評価
 シグマ製大口径広角単焦点AFレンズの初代モデル。AF Nikkor 28mm F2.8Sと迷った末、F1.8の明るさに惹かれて買ってしまったレンズですが、今となってはその選択をちょっと後悔しています。当時のカメラ雑誌の評価が高かったのを、鵜呑みにしてしまったのがいけなかったのでしょうかねぇ。ああ、やっぱりニッコールレンズにしておけば・・・。
 絞り開放から比較的解像度が高く周辺光量もありますが、絞ってもあまり鮮鋭度が上がりませんし、何と言っても色乗りが悪く(ちょっと黄色?に偏るような感じ)、コントラストも低いです。特に逆光には非常に弱く、極端にコントラストが落ち、ゴーストとフレアだらけの写真になってしまいます。内側に植毛が施された花形フードが付属していますが、この逆光性能の前ではあまり役に立っていません。ファインダーが明るくて気持ちがいいだけに残念です。また明るいレンズなので、重量はそれなりにあります。
 近接性能は優れていますので、曇天でのマクロ的な撮影や模型写真の撮影などには使えるレンズですが、太陽光線の強い屋外での撮影には不向きです。太陽の位置に常に気をつけなくてはならず、ストレスが溜まります。
ニコンF-801Sとの組み合わせ
2003.9記、2004.3改訂
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