

ごあいさつ
ようこそ。 『城』とは
カフカの死後に遺された三大長編(『審判』、『城』、『アメリカ(失踪者)』)のうちの一つで、質・量ともに最大の作品です。 登場人物たち
『城』について記述しているウェブサイトをたまに見かけますが、私は研究者ではなく、一ファンとして、それらのサイトとは違った視点でなるべく記述していきたいと思います。 K(カー) 本作品の主人公。測量師である。遠い土地から旅をして、城のある村にやってきた。しかし村では測量の仕事は与えられず、また城にも入ることができず、苦しむことになる。 ウェストウェスト伯爵 名前だけで、実際には登場しない伯爵。城と呼ばれる役所はこの伯爵の所領である。 シュワルツァー 城の下級執事の息子。村に到着したKをよそ者として追い出そうとする。 オットー・ブルンスウィック 村に住む靴屋。ハンスという息子がいる。 小学校の教師 伯爵のことを知らない教師。白鳥通りの肉屋の家に住んでいる。 ゲルステッカー 馭者。 アルトゥール Kにつけられた助手の一人。もう一人の助手イェレミーアスと瓜二つの外見をしている。背は低く、ぴったりした服を身につけ、黒い口ひげをたくわえている。Kは、二人の助手を見分けることができないので、「お前たち二人をアルトゥールと呼ぶことにする」と言い渡す。そして共同で何でも責任を負うようにさせる。イェレミーアスからは「気のいい、かわい子ちゃん」と呼ばれている。 イェレミーアス もう一人の助手。後にアルトゥールとは別れ、フリーダをものにしてしまう。 ガルデーナ 旅館「橋屋」のおかみ。 ハンス その夫。 フリーダ Kの許婚者となる女性。後に別れることとなる。 クラム 城の「X庁」の長官。かつてはフリーダを恋人にしていた。いろいろな人の口にのぼるが、Kは結局彼と会うことはできずに終わってしまう。 村長 城の役人の一人。病気でベッドに寝たきりである。Kの招聘に関わった人物で、測量師と書かれた書類を作成したが、なくしてしまった。 バルナバス 城への使者をしている若者。正式な役人ではない。Kの言うことを一言一句間違えることなく暗唱する能力を持っている。 オルガ バルナバスの姉。大柄で強そうな肉体をしている。 アマーリア バルナバスの妹。秘密を持っている。 ソルディーニ 城の役人。仕事熱心なイタリア人。 モームス 在村秘書。クラムとヴァラベーネの二人に仕えている。 ヴァラベーネ 名前が登場するだけの役人。 ギーザ 小学校の女教師。性格がきつい。 ハンス・ブルンスウィック 小学生。 ソルティーニ 城の役人。めったに表には出てこない。消防を担当している。ソルディーニと間違われやすい。 |