1/4(木)
先行してディスカスbT(BT)、ミニニンバス(IN)、LS4(O1)が上がっているので無線で状況を聞くとバリバリで既に板倉より30kmほど西へ出ているもよう。関宿からDG400が2機西へ向かっている。
11:35->離陸
西から館林へ雲のラインがのびてくるなか11:30頃、ディスカスb(MM)で板倉を離陸他機からの景気のよい「8000fとか9000fでグライドしながらもプラス」無線の声を聞きながら、こちらは思うように上がれず600m〜900mの高度で下降風にたたかれながら妻沼近辺へ進出するもスタック。風は風向240〜270で30km/hぐらい。
降りた後、BTの島川さんやO1の染中さんによるとJR高崎線快速アーバン号に乗ってるがごとく停車なし、ルンルンだったのに島田さんは妻沼で各駅停車快速通過待ちだったようですねと笑われてしまいました。
とにかく、先行している彼らは利根川沿いにどんどん西へ向かっているらしい。くそお、、
妻沼で飛んでる慶応や早稲田の学生さんの機体より低い高度で飛んでいる自分に苛つきながら刀水橋(妻沼より5kmほど北西)でようやく1200〜1500mまで上昇、この高度間でウィンドシアしているようで風が北に振れ、60km/hくらいの強さで吹いていました。
12:25->妻沼から西へ
1500mを越えるとプラスも安定して強くなり雲底まで(2400から2700m)上がり、鈍行から快速へ乗り換えて(新幹線に乗り換えたいけど、ま、いっかあ)先行している彼らを追う。BTとO1は高崎あたりでたたかれて躊躇しているもよう。INは利根川と荒川を間違えて秩父方面へ向かってしまったとのこと(秩父鉄道かいな)。途中で気がついて戻ったみたいだが。
確認できなかったが伊勢崎あたりで戻したO1と入れ違いになり、BTを追う。こちらが藤岡ジャンクションあたりにさしかかると無線で
島川(BT):「板倉より80km、この町は草津ですか?」
島田(MM):「草津は板倉から90km以上あるよ。榛名はどっちに見えます?」
島川(BT):「右。」
島田(MM):「たぶん安中でしょ。」
・・・・・
O1の染中さんは「状況によっては山はどちら側でも見えるだろうに。間抜けな会話だ。」と思ったそうな。と一度戻したO1もまた西へ向かう。
今日使っているラインは浅間山から利根川にそって(多少の曲折はあるが)関宿方面へのびている。高崎の町を右側に見ながらさらに西へ。硫黄のにおいがする。BTにポジションを訪ねると「よくわからないが板倉より90kmポイントの町の上。浅間の山頂は雲(雪雲?)に覆われ見えない。戻る。下降風強し」とのこと。まったく、その町は軽井沢だろうに。碓氷峠でたたかれるかあ。とぶつぶつ独り言を言いながら浅間山方面へ向かう。見えなかったが板倉より75kmポイント(安中のあたり)でBTとすれ違う。下りはやけに速そう(追い風30km/h)。後ろからはO1が追いかけて来る。
13:30->碓氷峠
碓氷峠手前(板倉から80kmポイント)から下降風帯に入る。妙義山を左後ろにしたところ(板倉から85kmポイント、碓氷峠あたり)高度2300mで我慢できなくなりターン。今度はO1と入れ替わり。八ヶ岳方向から妙義山へ向けてのびている雲のラインへ入ればさらに西へ行けるだろうが時間と帰りのこともあるし、それにとても寒い(−20度近辺)ので今度は東へ向かうことにしました。帰りも比較的強いリフトがあり、2100〜2400mを維持しながら崩れ出している雲の南側(荒川より)を南下。久喜のあたり(1500m、視程よく東京湾がよく見える)で弱いリフトで旋回するもさほど高度が取れない。
14:15->帰投(着14:30)
あまり風下へ行くとつらくなるので板倉へ帰ることに決めるとASW19(IW)から田上さんの無線が入ってくる。「下妻6000f、向かい風強し。空はブルー。私もブルー。帰れそうもないので小山へ向かいます。」(撃沈かあ)とのこと。みんなが離陸したあと、板倉へ着いて13:00ごろIWで上がったらしいが、向かい風がきついので西へ向かわず風下の筑波へ行っちゃったそうな。田上さんの声が寂しそうだった。関宿のDG組は藤岡ジャンクションあたり
まで来ていたと思うがその後どうしたのでしょうか?
上記の可視画像は長野の土屋くんから情報をもらい添付しました。彼からの意見も記します。
「皆さんが碓氷近くまで伝って行った、そして愛すべき田上君が風下にたどっていった雲が葉巻状に現れています。この雲の成因については、乱暴な解釈は避けますが、浅間山の風下で発生しており、富士山の風下に似たような帯状雲があるのが、示唆深いと思います。また、それらの間で、北アルプスの乗鞍岳あたりから、八ヶ岳で増幅されたらしいウエーブが写っているのも面白いです。」
13:00の画像が手に入らなかったのが残念ですが11:00〜14:00にかけて浅間方向から東へのびる雲のラインの対流は活発でここを伝って西へ向かいました。14:00以降は雲はあるものの対流は弱まって来ています。そのラインの南には西から都心へ向けたウェーブぽい雲の列が見えますが私たちが使ったラインとの間には八ヶ岳へ届く雲のラインが13:00〜14:00にはあり、それに乗り移るかどうか悩むところでした。この時期の14:00過ぎではもう帰りの心配をしなければなりませんので次への課題とします。