「ネパールの現状と国際協力 」

−−開発教育・グローバル教育教材とその実践−−


  1. 教材のねらい
  2. スライド・セット 「ネパールの現状と国際協力 」
  3. 実践例



1.教材のねらい

    1.「途上国」とはどういうところか? 
         −−「貧しい国」、「遅れたところ」、「無知な人々」という一面的な見方を超えて、正しい姿を見る・知る姿勢を身につける。
    2.国際協力とはどうあるべきか? 
         −−単にお金持ちの国が、貧しい国にお金を「援助」するだけではないことに気づき、考える態度を養う。

  スライドの内容は以下のものを選んでいる。
    1. ネパールの紹介
    2. 山村の生活・働く子供たち
    3. 学校建設と国際協力
    4. 学校生活
    5. 食事
    6. 夜間識字学級
    7. 水問題

  上記の内容を、以下の視点から説明を加えた。
    1. ヒンズー教と仏教の共存
    2. 「途上国=遅れた国」という一面的な見方への修正
    3. 仕事のもつ多様な価値
    4. 村人の参加と国際協力
    5. 途上国に人々の生活の知恵
    6. 多様な食のあり方
    7. 働きながら学ぶ識字学級
    8. 貴重な水
 



2.スライド 「ネパールの生活と教育」

  スライドは33枚。説明内容は以下のとおり。所用時間は約35分。

1 (1) ネパールの紹介――仏像(スワヤンブナートへの道にて
 これは何でしょうか? 仏像ですね。ネパールの主な宗教は、ヒンズー教と仏教です。仏像のそばに、ヒンズー教の神様の像もあります。このふたつの宗教は共存しています。
 最近、世界における宗教の対立などが言われることがありますが、異なる宗教は必ずしも対立するものではありません。
2 (2) ネパールの紹介――衛星放送のアンテナと街並み
 これは何ですか? これから何がわかりますか? ここは、ネパールの首都はカトマンズです。よく神秘の国、神々の国、ヒマラヤの国と紹介されますが、街にはビルが並び、自動車が走り、コンピュータが使用され、衛星放送が見れるなど、日本と変わらない暮らしも見られます。
3 (3) ネパールの紹介――中心街の通り
 カンティ・パトの道路とトゥンディケルの広場(右)です。カトマンズの大気汚染は深刻な状況で、最近政府はディーゼルのテンプー(乗合タクシー)の市内走行を禁止し、代わって電気のテンプーが走るようになりました。
4 (4) ネパールの紹介――山村への道
 しかし、一歩都会を離れると、自動車道路は途絶え、歩くしかありません。険しい山道が続いています。
 ここには何人の人が写っていますか? 前の人が背負っているものはなんですか? 
 歩けない病人や老人はご覧のように、ポーターに担がれてゆくしかありません。病院は山間部にはほとんどありません。
5 (5) ネパールの紹介――ヒマラヤ
 
このような山道を数時間歩くと、私のいた村に着きます。後ろのヒマラヤは、マナスル山群のヒマールチュリ(7893m)とボウダです。サール(沙羅双樹)の森林、バナナの樹、サトウキビ、ヒエ畑があるのが分かります。標高は500m程度、緯度は沖縄と同じですから、気候は亜熱帯です。
6 (6) 山村の生活・働く子供たち――大豆の取り入れ
 ここから村の生活の様子をお見せします。
 大豆の穫り入れをしている3人の女の子は中学生です。この日は学年末試験の日ですが、子供たちは親から言い付けられた仕事を早朝からしています。子供たちが文句を言わないのは、仕事の大切さを知っているからでしょう。後ろにアンナプルナ山群(8000m級)が見えます。
7 (7) 山村の生活・働く子供たち――田植えをする女の子
 何をしているか、わかりますよね。この子は小学校2年の女の子です。大人に混じって田植えをしているのですが、単なるお手伝いではなくて、この子はこの田んぼの一角をまかされています。
 話は変わりますが、この子の髪の毛は少し茶色です。生まれつき茶色の子供もいますが、ネパール人はだいたい黒ですね。しかし、幼児のころ栄養が悪いと薄茶になることがあります。中学校にあがる頃、この子は髪の毛を白髪染めで黒に染めてきました。「君の髪の毛こんなに黒かったっけ?」「そうよ、知らなかったの?」と満足そうに笑っていました。日本とは逆ですね。私は日本に帰ってきたとき、みんな茶髪になっているから、日本人は栄養失調になったのかと思っていました。
8 畑を耕す男の子
(8) 山村の生活・働く子供たち――畑を耕す男の子
 何をしているかわかりますか? 畑を耕しているのですね。
 ネパールでは前のスライドのように田植えなどは女性の仕事、牛を使うような仕事は男性の仕事とされています。ですから、男の子は小さなときから、牛を扱うことを学びます。犂には2頭の牛を使います。
9 (9) 山村の生活・働く子供たち――木の枝葉を落す男の子
 何をとった写真か、わかりますか? 木の上に男の子がいますよね。何をしているのでしょう? また何のために枝葉を切り落としているのでしょう?
 答えは次のスライドです。
10 (10) 山村の生活・働く子供たち――飼料用の葉っぱを運ぶ女の子たち
 さっきの男の子とは違いますが、この女の子たちも木に登って枝葉をとってきたのです。葉っぱは何に使うのでしょうか?
 日本では家畜は輸入されたとうもろこしなどの飼料で育てられますが、ネパールでは、草や木の葉で育てられます。それを集めるのは子供たちの仕事です。
 また運ぶ方法も変っていますね。肩で背負うのではなく、額に紐をかけて背負っていますね。
11 (11) 学校建設と国際協力――村の集会
 この人たちは何をしているのでしょう?
 この村では学校がなく、子供たちは遠くの別の村の学校に通っていましたので、村に学校を建てようということで、村会が開かれました。村の人たちは徹底的に話し合って、学校を建てる合意ができました。よく学校がないから学校建設の支援をしようということで、海外援助をしますが、村の人の参加と合意がなければ、建設が途中で止まってしまうことも起こります。
12 (12) 学校建設と国際協力――村人参加の学校建設
 村会の後、村人総出の学校建設が始まりました。石やレンガを積んでの校舎の壁作りは村人の自助努力です。大切なのは、自分で決定すること、自分の意思で行うこと、自分たちで努力すること。
13 (13) 学校建設と国際協力――屋根トタンの支援
 石やレンガ、木材は村で用意できますが、トタンやセメントなどは街から購入しなければなりません。村人の自助努力でできないことを支援します。決定から建設まであくまで住民が主体となって学校を作るのです。国際協力の現場では、住民参加とよく言われます。
14 (14) 学校建設と国際協力――校舎がたくさんの高校
 これは、首都に近いある高校です。地方の高校ですが、道路の近く、バス停のすぐそばにあり、援助が多く注ぎ込まれています。校舎だけでも、10棟見られます。これまでみてきた遠隔地の学校とはたいへんな違いです。手前の2棟の校舎は使われていませんでした。せっかくの援助が無駄になった例です。
15 (15) 学校建設と国際協力――学校建設と仮教室の子供たち(1)
 また住民主体の学校建設には、別の大きな利点があります。住民の団結が強くなります。このようなところでは、教室が完成していなくても、仮教室で授業が始まります。教えているのは村のボランティアの先生です。都会では考えられません。
16 (16) 学校建設と国際協力――学校建設と仮教室の子供たち(2)
 また子供たちは自分たちの親たちが学校建設で働いているところを目にするので、親を尊敬し、学校を非常に大切に思う気持ちが育ちます。また時には子供たちも石やレンガを運んだりして学校建設を手伝います。
17 (17) 学校建設と国際協力――机のない教室
 校舎ができても、教室内は机やイス、黒板など何もありません。(また新小学校に生徒には教科書はすぐには配布されないことが多いです。子供達はボロボロの教科書を持っています)
18 (18) 学校建設と国際協力――机やいすを運ぶ
 そこで、机やいすを支援する必要があります。ネパールの森林も少なくなってきましたので、どこでも木材が得られて、机やいすを作ることができなくなりました。木材の得られる村でこれらを作って、学校まで運ばねばなりません。運搬も村の人々がボランティアでおこないます。この人たちは自分の村の学校まで帰るのに、4〜5時間の山道を登らねばなりません。
19 (19) 学校生活――お絵描きの時間
 日本人の支援した真新しい机の上でお絵描きの時間が始まりました。でもクレヨンや画用紙はなく、罫線の入ったノートを破って鉛筆で描きます。下敷がないので教科書が下敷代わり。しかし、子供たちにとっては楽しい時間です。
20 (20) 学校生活――遊び
 学校にはボールなどの遊び道具はほとんどありません。子供たちは道具がなくてもできる遊びを工夫しています。これは走り高跳びのようなものですね。輪ゴムがあればゴム跳びもしますが、輪ゴムも貴重品です。
21 (21) 学校生活――風車作り
 日本の折り紙を使って風車を作る授業をしました。きれいな色紙で作るのは初めてのことで、みんなたいへんうれしそうでした。
22 (22) 子供たちの風車作り(1)
 授業で風車を作ると、子供たちは家に帰って手近にあるもので、風車を作り始めました。タケノコの皮を裂いてなにやら十字の形にしています。
23 (23) 子供たちの風車作り(2)
 この十字の真ん中に、サボテンの針(爪楊枝くらいの大きさ)をさし、それを竹の筒にさして風車を作るのです。モノがなくても身近な材料で作る技は見事です。途上国には途上国なりの生活の知恵を垣間見る思いです。
24 (24) 食事――コイララの花
 春になるとこのような花が咲きます。葉がでる前に、一斉に咲くので日本でいえば桜のようなものです。現地では「コイララ」と言いますが、マメ科の植物です。これを見てみなさんはどう感じますか? きれいだなと思いますよね。でも次の日にはこれは枝ごとなくなっていることが多いです。花をおひたしにして食べるんですね。冬の間あまり食べ物がなく、久しぶりのご馳走です。同じ花を見て、きれいだなと思う人もいれば、おいしそうだなと思う人もいるということです。
25 (25) 食事――農作業の合間の食事
 稲の穫り入れ作業の農繁期には、朝食を田んぼでとることもあります。これは地主の田んぼの穫り入れ時の写真です。座って手で食べるのがネパール式です。手で食べるのは下品だと思われるかもしれませんが、これも文化の違いですね。中にはスプーンで食べる方もおられますが、やはり手で食べる方がおいしいという人が多いです。
 食べているのは地主の娘さんですが、地主の食事でもご飯ばかりのおかずの乏しい食事です。昔日本でも貧しかった頃は、梅干や塩辛い漬物で、大量のご飯を食べていましたが、それと同じです。
26 (26) 食事――トウモロコシを炒る
 これは何をしているかわかりますか? トウモロコシを素焼きの器の中で炒っているのです。うまくはじけるとポップコーンになりますが、半分は焦げただけのトウモロコシになります。3〜4時頃学校から帰るとこのようなおやつを作ります。付近にはお店がないので、ジャガイモ、トウモロコシ、さとうきびなど畑にあるものが子供たちのおやつになります。
27 (27) 夜間識字学級――民家の軒先で学ぶ
 何をしている写真かわかりますか?
 村にはたくさんの読み書きのできない人々がいますが、その人々を対象に、夜に読み書きを学ぶ教室が開かれます。昼間は田畑で働かなければなりませんからね。政府もNGOもこれに支援しています。これは私が関わった識字学級です。黒板やランプ、生徒用の教科書やノートは支援しますが、教師はボランティアで教えていました。他のNGOや政府系の学級では、教師にも手当てが支給されていました。ここは民家の軒先です。ストロボ撮影されていますので、明るく見えますが実際は大変暗いです。
28 (28) 夜間識字学級――識字学級で学ぶ子供たち
 これも識字学級ですが、さっきとちょっと様子が違いますね。子供がたくさんいます。
 この村は身分の低く差別されている人々の村で、学校に行っていない子供も多いため、このように、大人に混じって寄る識字学級で勉強しているのです。
29 (29) 水の問題――水場の様子
 何をしているのでしょう? 湧き水の出るところは、洗濯や水浴びができるようになっています。手前の女の人は洗濯をしています。右の女の人はサリーをおろして体を洗いに来たのですね。各家にはお風呂はもちろんのこと、水道の蛇口すらありません。飲み水もここで汲んでゆきます。
 ここは小学校の子供たちも飲み水を汲みにくるところです。
30 (30) 水の問題――小学校の水汲み
 学校には水道がありません。暑い季節はのどが渇いて泣き出す子も出てきます。そこで上級生が交代で、遠くの水場まで水を汲みに行くことになりました。後ろの丘の上の建物が学校です。また小学校は給食がありません。ネパールでは基本的に食事は1日2食ですから、子供たちは弁当も持ってきません。それでも育ち盛りですから、おなかがすくのでしょう。昼休みには子供たちは水場に殺到します。水でおなかをふくらませるためなのです。
31 (31) 水の問題――洗濯をする畠
 これは誰でしょう? 変な日本人が川で洗濯しています。
 週末の休みにすることは、1週間分の汚れ物の洗濯でした。リュックを担いで遠い川まで歩かねばなりません。リュックいっぱいの洗濯物を片づけるには、半日がかりの力仕事でした。日本に帰ってきて感激したことのひとつは、洗濯が全自動洗濯機のボタンを押す指先1本の「力仕事」に代わったことです。
32 (32) 水を飲む女の子
 水を飲んでいるところですが、容器に口をつけず器用に飲んでいます。多数が共通に使う容器には口をつけると穢れるというので、このようにして飲みます。
33 (33) 最後に――ナマステ
 額にティカのシールをつけています。小学生ですが、マニキュアをしたり、耳や鼻にピアスをしたりします。これらはだいたい金で財産の意味をもっています(銀行は信用されていません)。腕には腕輪をはめています。
 あいさつは「こんにちは」も「さようなら」も、手を合わせて「ナマステ」と言います。



3.実践例
 
    2002年2月6〜7日に、京都府宇治市のU中学校において、「開発教育」の授業のために、この教材を使った。
    教材の実践の機会を与えてくださった、U中学校の校長・教頭先生をはじめ担当の先生方に感謝いたします。

(1) 学年・時間等
    京都府宇治市U中学校2年生7学級。
    総合学習の時間(50分)。

(2) 事前学習・総合学習の流れ(U中学校総合学習担当教師より)
    「貿易ゲーム」
    ワークショップ「一本のバナナから」
    ワークショップ「文字を知ることの大切さ」
        「伝言ゲーム」、ワークショップ「貧困を断ち切ろう!」等
    
(3) スライドに入る前に

  •  「ナマステ(こんにちは)! メロ ナーム ハタ ホ(私の名前は畠です)。アジャ ヤハーン アエラ ティミハルサンガ ベテラ クラー ガルナ パエコ デーレイ クシー ツゥ(今日はここで、皆さんとお会いでき、お話することができて、たいへんうれしく思います)。メロ ナーム ネパールマ レクダー ヤスト フンツァ(私の名前をネパール語で書くとこうなります)」
  •  (子供たちにわざとネパール語で話をはじめ、黒板にデヴァ・ナーガリー文字を書く。言葉がわからないこと、文字が読めないことがどのようなものか、体験してもらう)
  •  「言葉や文字を知ることは便利なだけではなく、その言葉や文字によって育まれた文化を知ることにもなるのです。この文字(デヴァ・ナーガリー文字)は、日本の文字(平かな・カタカナ)よりはるかに古いのです。今は「途上国」と呼ばれるインド・ネパールですが、実ははるかに古くから文学や・詩などの文化をもっていたのです」
  •  「しかしながら、やはり科学技術という面では、日本などに遅れをとっているのも確かです。消費生活では、例えば、紙の消費--1人当たり1年間では、日本は239kg、ネパールはたったの1.2kg、約200倍の差があります。もちろん日本は紙を使いすぎで、世界の森林資源を浪費しているのかもしれないけれど。石油などのエネルギー消費もだいたいこのくらいの差があります」
  •  「1.2kgの紙は、だいたい小学校の教科書3〜4冊分しかなりません。小学生はノートを買ってもらえないことがあります。子供たちは中・高校生のお兄さんやお姉さんの使い古したノートを川に持っていって洗うのです。ノートは水性のインクで書かれてあるので、水で洗うととれてしまうのです。それを乾かして使っていました」
  •  「ここでクイズを出します。ここに小学生の子供たちが使うノートとバッグ(紐のついた袋)があります。子供たちはこれをどういうふうにして持って学校に行くのでしょう? 肩に紐をかけるのは日本でも同じですね。でもまだ別の運び方があるのです。このクイズのヒントはスライドの写真の中にもあります。これからスライドを映しますが、気をつけて見てください」


(4) 感想文から


  • 畠さんのお話を聞いて、今までのいろいろな学習で開発途上国への見方が自分のなかで少し変った。今までだったら「貧しくて食べられなくてかわいそう」とか「学校へ行かなくて、家の手伝いばかりでたいへんそう」などぐらいしかわからなかったけど、ねぱーるに11年住んでいた畠さんの話を聞くと、貧しいけれどそれだけじゃない良いところが開発途上国にはいっぱいあるのだとわかった。たとえば、新しいものはあまりないけど、古くからの文化を大切にしているし、勉強がなかなかできないけれど、勉強をヤル気がある。開発途上国もいいもんだと思った。でもやっぱり自分の国が良い。便利だからもあるけれど、やっぱり日本が好きだからだと思う。ネパールの人たちも、やっぱり自分の国が好きなんだと思う。だから貧しくても笑えるんだと思った。畠さんは、どちらの国が好きなのかが気になった。
  • はじめ畠さんがネパール語で自己紹介された時、何を言っているのか分からなかった。途上国というと、貧しく苦しい生活をしている人たちの国というイメージがあった。1年間の服の量0.9kgと聞いてすごく驚いた。そのあと1年間の紙の量1.2kgと聞いてもっと驚いた。都会の方は、電気自動車とかもあって日本より進んでいるなぁと思ったけど、山奥の方とかは、なんか日本の田舎みたいなところだった。一日2回の食事も、ご飯だけという質素な食事で、大丈夫かなぁと思った。テスト前の中学生が、大豆の刈り入れなんかを手伝って、えらいなぁと思った。牛を使って耕している男の子なんて、あんなに小さいのに自分より大きい牛を使えるなんてスゴイと思った。学校にいっている子供たちの目がすごく輝いていたし、笑顔がすごく良かった。でも、カースト制度で差罰を受けて学校に行けない人はかわいそうに思う。識字学級もいいけれど、みんな学校に行けたらいいと思う。きょう畠さんの話を聞いて、今まで思っていた途上国とは違う姿が分かって、とても勉強になった。
  • 開発途上国のネパールのお話。普段、自分たちの想像する開発途上国は、極端に貧しい文明が遅れている・・・などの解釈があったけど、きょうの総合学習で、今までのイメージとは違う開発途上国が自分の頭の中でできあがったと思う。ネパールの村はまだ水道がないので、湧き水のある所までいちいち水を汲みに行かなければならないし、洗濯も体を洗うのも同じひとつの水場でしなければならない。しかも洗濯は手洗いなのでかなり疲れるそうだ。だけど日本では水は蛇口をひねれば出てくるし、洗濯やお風呂も指一本でボタンを押せばすぐにできる。こんな風にネパールは貧しい。だけどあるとき、村に学校を作るようになって、村の人たちで校舎の壁はできたけれど屋根のトタンがない。そんな時、日本が援助してくれたおかげで学校は完成。このことから、現地の人でできることはやって、できないことを豊かな国が援助することが国際協力かなと思った。ネパールは今まだ字の読めない人がたくさんいる。だけどそのうちみんなが字を覚えて少しずつ豊かになっていく。ネパール万歳!
  • 僕は開発途上国っていうと、自動車とか、機械類が少ない国と思っていたけれど、まったく違った。都会には自動車やテレビのアンテナもあった。日本ではまだちょっとしか走っていない電気自動車がたくさんあって活躍している。日本とネパールの一人の紙の使用量については、日本の1年間の紙の使用料の多さにすごくおどろいた。対照的にネパールの1年間の紙の使用料はとても少なかった。ネパールの子供たちは使用済みのノートを川で洗って文字を消している。ネパールの人たちはとても物を大事にしている。しかし、日本はものがあふれかえり使ったら捨てる。日本ももっと物を大事にしていったらいいと思う。一番スライドを見ておどろいたのは、都会と山村の差がありすぎる。都会では、日本と同じような感じなのに、山村では、自動車も何もない。学校さえ行けない子供だっている。なんでこんなに差があるのだろう。みんな平等に暮らしていけるようになってほしい。畠先生の話を聞けてよかった。ナマステ。
  • 話を聞いて、もっと他の国に興味がわいてきました。自分の財産を身につけているなんておもしろいと思いました。紙の使用量も、日本とネパールにではビックリするほど違った。日本人ってぜいたくしすぎだと思った。それに逆にネパールのほうが地球を大切にしていると思いました。学校ひとつ建てるためでも、村人みんなの力で作り上げて、ちょっと私もやってみたいです。私も1度そういうところで暮らして、いろんな人とふれあってみたいです。そして必要最低限の物は、いったいどんなものなのか知りたいです。できるだけリサイクルしてゆこうと思う。
  • ネパールの話とかを聞いて、知らないことばっかりでした。畠さんはネパールに人を助けるために行ったってゆうのを聞いて、すごくいい人だなと思った。軽い気持ちで旅行に行って、2年のつもりが11年も行ったってゆうのは普通できひんと思う。ネパールの子供達はみんな細くて耳と鼻にはピアスをしてみつあみもしていてすごいおしゃれやと思った。学校はボランティアで国際協力で建てられ、先生もボランティアでお金ももらってないらしいです。けどみんな協力しあい、とても世界がひとつになってるようです。それに子供でも昼間はたらいて夜に学校へ行く子もいた。あとビックリしたコトは、子供たちのノートは上の人がつかっていたのを水につけてインクを落としてつかいまわしをしていることがビックリした。いろんな話をきいてネパールにちょっと興味をもったし、少し行ってみたいなと思った。これからもがんばってください。畠さん、FIGHT!!
  • 畠さんの話を聞いてまずおどろいたことは、仏教とヒンズー教が一緒にしてあることです。普通はアフガニスタンとアメリカみたいに、自分とちがう宗教をきらう人が多いのに、ネパールは一緒にしていて争いがおこっていないということです。次におどろいたことは、日本ではあまり電気自動車が走っていないのに、ネパールではもう何台も走っているということです。僕はネパールはおくれている国だとばかり思っていましたが、けっこう進んでいる国だということがわかりました。また次に感心したのは、自分たちの手で学校を作っているということです。僕はてっきり外国の人が来て、現地に人たちに指示を出して作っていると思っていましたが、村の人たちがあつまって話し合っていることにとてもおどろきました。村の人たちは自ら進んで字を学び、今の生活を少しでも楽にしようとしているのを見てとても感動しました。畠さんの話を聞いて僕は一度ネパールに行ってみたいを思いました。



このページについてのお問い合わせは下記まで。

roki@sannet.ne.jp



開発教育・グローバル教育教材の
扉のページの戻る

 
トップ・ページに戻る