ネパールの学校教科書から
ネパールの公立学校(小・中・高校)では、全国同一の国定教科書で授業が行われる。その是非および記載内容の問題は別にして、事実としてネパールの子供たちの大半が、これらの教科書から精神形成を受けているわけである。ここではその一部を紹介し、ネパールの文化、ネパール人の物の考え方を理解する一助にしたい。
(1) 「けちんぼ老婆と賢い旅人」 (小学校3年 国語教科書)
賢い旅人がけちのおばあさんを、手玉に取るやり方がみもの。
(2) 「新年の贈り物」 (小学校3年 国語教科書)
お地蔵様が恩返しする日本のお話。ネパールでどのような話が紹介されているか興味深い。
(3) 「風変わりな試験」 (小学校3年 国語)
修行僧が弟子たちに、自分の教えをどのくらい理解したか試すことにしました。その方法とは...?
(4) 「シャヒドゲート(殉国者の門)」 (小学校3年 生活科)
シャヒド・ディバース(殉国者慰霊祭)や憲法記念日の由来についての解説。
(5) 「ダサインのティカ」 (小学校3年 生活科)
ヒンズー教徒の最大のお祭りであるダサイン祭の由来と、パンチャヤト体制後の村の行政組織の解説。
(6) 「ティハール」 (小学校2年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(国語))
ティハールの5日間の行事が、詳しく解説されている。
(7) 「ウサギとカメの競争」 (小学校3年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(国語))
世界的に有名なお話が、ネパールではどう教えられているか興味深い。
(8) 「うそつきは高くつく」 (小学校2年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(国語))
これも世界的に有名な「オオカミが来た」と言って嘘をつく少年の話。ただし、ネパールではオオカミの代わりにトラになる。
(9) 「スラヴァン・クマール」 (小学校2年 旧課程「マヘンドラマ・ーラー」(国語)) 「シャラの森の孝行息子」としてインド・ネパールでは有名な話。
大叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公ラーマの父親のダシャラト王にまつわる話。
(10) 「賢いカラスと欲張り役人」 (小学校3年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(国語))
カラスとシラサギのけんかを、欲張り役人が判決を下す。さてどんな結果に?
(11) 「ヒツジとヤギ」 (小学校3年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(社会))
狭い橋の上で2匹のヒツジが出会った。それから...。
(12) 「マーグ月」 (小学校3年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(社会))
サラスワティ女神への礼拝等、マーグ月のお祭りの話。
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