MASERATI情報!


MASERATI RACING試乗!

GHIBLI(2Lmodel)、4.24v、ちょっと遅れてRACINGと、イタリア国内仕様のMASERATIがLussoにやって来た訳ですが、4.24vオーナーの私としては、ほぼ年式、仕様(4Drと2Drの違いはありますが・・)が同じで、馬力だけが一気に40PSもアップしているRACINGには、非常に興味があって試乗を心待ちにしてたんですが、Eワヤマさんのご厚意にも預かり、いよいよ乗る機会を得ました。

さて、ここで簡単にRACINGの概要を紹介すると、ベースはイタリア国内仕様の2.24v、4.24vと同じV6−24V 2,000cc、245psのエンジンを搭載するクーペになります。もう少し解説すると、クーペモデルの222のボディで、外観は日本にも導入されていた222−4vと同じです。内装は、これも基本的に4vと同様ですが、インパネとドアのウッド部分がSHAMALと同じ様に艶消しのブラックで塗装されています。SHAMAL序に言うと、テールレンズもブラックアウトされ、かなりアブない雰囲気を醸し出していました。但しRACINGはイタリア国内のみで限定発売され日本へは未輸入です。

4.24v&RACING

そして”最大の違い”のエンジンなんですが、245PSから一気に285PSへと向上し、カタログ馬力では4vとほぼ同じ出力を絞り出していて、ココでも、イタリア国内仕様の方が排気量が少なくてもハイパワー、という図式は変わっていないようです。(余談ですが、MASERATIビトゥルボ系のスパークプラグは、NGK相当で8番のかなりの冷型を使用してますが、このRACINGは、なんと9番!の”DCPR9E”が指定されていました・・・)

ではいよいよ試乗開始です。排気音や操作系等は4.24vとほぼ一緒なので何も戸惑うこと無いのですが、エンジンを始動してちょっとブリッピングしてみると、やっぱりレスポンスが一段と良いようで、4,000rpm位まで一気にブワン!と吹けてくれます。ローに入れ相変わらず思いクラッチをエンゲージすると、ややボトムエンドのトルクが薄い感じで、この辺は排気量を考えると致し方ないですねぇ。

ちょっと、道が開けたとこで2速から踏みこんでみます。3,000〜3,500rpmで明確にブーストが係って来るなぁと思っていると・・・オオッ!いきなりパワー炸裂!速ええ〜(@_@)レブカウンターは6,000rpmまで一気!すかさず3速へシフトアップ!また一瞬の”間”を置いて猛烈な加速!気持ちイイ!レヴカウンターがイエローゾーンに差し掛かったところでやっと我に帰り、スピードメータを見ると14☆km!^^;(この道は一般国道・・・) う〜ん、やっぱり40PSの差は伊達ではないようです。それにしても、やっぱドッカンターボですねぇ、外気温が高いのも影響しているとは思いますけど・・・。しばし加速を楽しんだ後で、他の部分(操縦性とか)を比較してみましたが、良くも悪くも僕の4.24vや222−4vとそう大差は無い感じですね。

ところで、後で聞いた話ですが、なんとこのRACINGには”触○が無い”んです、下周りを覗いて見ると本来有るべきものがストレートパイプで綺麗にバイパスされていました。通りでボトムエンドのトルクが細いのと、高回転での伸びが良いわけですねぇ。

単純な加速で言えば、2.8Lの4vやGHIBLI、そして極め付けのSHAMALなんかがイイのは百も承知ですが、RACINGはピーキーなエンジンをマニュアルギアでガンガン回して乗る!というスタイルで走って、初めて面白さを発揮するような感じがします。こう考えるとRACINGというエンブレムは、無言の内にドライバーにも相応の腕を要求しているようなオーラを発しているような気がしますねぇ。^^;

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No.3 ”MASERATI RACING!” 99.6.11