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習字指導の第1歩
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習字の名前の指導は「なぞり書き」で
立石 佳史
習字の名前の指導を「なぞり書き」を中心に指導すると見違えるような字になる。
指導に当たって次のような準備をする。
習字の課題に手本があるように、名前にも手本がいる。人数分を以下の要領で作成した。
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@B4のコピー用紙を縦にして、1枚について5人の名前を書く。書くときは赤の朱液で書く。
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書くときは、
字間をしっかりととって、半紙に書いたとき見栄えがいいように書く。(右図参照)
5人分に切る前にコピーをする。10枚ぐらいコピーすればいい。10枚あれば十分練習できる。
これは、なぞり書き用である。
朱で書いたのでコピーした時にうすく写り、なぞり書きをするのにちょうどいいのある。
| Bコピーした用紙を縦に5人分に切る。(裁断機等を使用すると早い) |
図で説明すると、点線の部分を縦に裁断機等で切る。
以上で準備ができたことになる。人数が多いと名前を書くのがたいへんであるが、一回、朱で書いた手本をコピーしておくと、何回でもなぞり書き用がつくれる。
次に、この手本をどのように使うか説明する。
なぞり書き用の紙を配り、次のようにいう。
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説明1 今日は、名前の練習をします。この紙のうすい名前を、はみださないように、きちっと筆でなぞってもらいます。きれいになぞってないと不合格にします。
指示1 まず5枚なぞりなさい。
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まず、5枚なぞらせて、いいのができたらもってこさせる。持ってきたときに、はみだしやきちっと打ち込みができていなかったら、不合格とする。
「おしいね。もっと1画ずつていねいに」とか「おっ。すばらしい。合格」とか評価していく。
最高で1人10枚までとする。10枚になるまでに全員合格とする。
この段階でかなりの児童が上手になっている。
次は、本番の半紙に書く段階である。今年は、前に時間に課題を書き、いいのがあればおいておく。そして、次時に名前を書くようにするときがある。この時も、前時に書いたものに名前を書くことにした。次のように言う。
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指示2 半紙のすぐ横に名前の手本をおきなさい。上下をそろえておくんですよ。(半紙と手本を持ち例示をする)名前を書くときは、手本と同じ場所のすぐ横に書きます。手本を見て1字書きます。また、次の字は隣の手本を見て。というように・・いつも手本を見ながら書きます。
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手本と同じ場所に書いていくので、字間はほぼ完璧に
近くよくなった。もし、手本の名前の部分に字があれば、
少しずらすようにも言った。どのようにずらすかは、こちらで指示した。
また、全体の字が細くなる子もいた。その子へは、次のような指示をした。
例えば、「谷」という名前であれば、口の右側が太くなる。このように例を示し、どこが太くなるのか考えて書かせるようにする。
細かったら、「もう一回、太いところを太くしなさい」と言う。
本来は、だめである2度書きであるが、太くした場合どれだけ違うか分からせるためにも経験させる。
このような指導で、名前は見違えるように変化した。
名前は、どうしても作品の最後になってしまい、つい急いで書いたりしがちである。 このような手本を与え、書き方を指導しておくと全く違った字になる。