世界のニュースあれこれ
2007年6月入手情報
イギリスの動物愛護法の改正
すばらしい「人と動物の絆」を目指して
今年4月から施行されるイギリスの新しい動物愛護法の
内容は、すばらしいものです。日本の動物愛護関係の法律も、
これくらいのものにしないといけないと思います。
その内容は、動物を放置する人や動物を虐待する人に対して、
最高約500万円(2万ポンド、US4万ドル)、または、
51週間の刑務所生活、そして、今後、動物と一緒に生活に
生活することを禁止するという内容です。さらに、今まで
12歳以上は、一人で動物を購入することができましたが、
今後は16歳までは、保護者(成人)の監督下でしかペットの
購入ができないということに変わりました。
法律では、最低でも、ペットとの生活に対して、以下の
ように規定しています。
1)良い環境を整えてあげること
2)良い食事をあげること
3)異常な行動を起こさないようにすること
4)他の動物と一緒に生活、または、その子のために他の
動物とは別にしたりしてあげたり、それぞれの最善の
生活を考えてあげること
5)痛み、苦しみ、ケガ、病気などから守ってあげること
(参照: May 2007, Veterinary Economics, pg 17)
ワンちゃんの尻尾(シッポ)が表現するものは?
Quaranta A. et al. (2007) Asymmetric tail-wagging responses
by dogs to different emotive stimuli. Curr. Biol. 17: R199-R201.
この研究は、間違いなく追試が必要な内容ですが、イタリアの
Trieste大学からの驚くべき面白い研究です。
ワンちゃんが何かを見て、気に入った時、、尻尾を右側で振り、
反対に、そこから逃げたいときは尻尾を左側で振るというものです。
この研究では、そのワンちゃんの家族、他人、ネコ、知らない大きなイヌ
などに対するワンちゃんの尻尾の反応を見ました。 ワンちゃんが
ご家族やネコと一緒のときは、常に尻尾を右側に振ったそうです。
大きな威嚇してくるワンちゃんでは、ほとんどの場合、尻尾を左側に
して振ったということです。また、特別な刺激を与えないときは、尻尾を
左側にして振ったそうです。この研究者たちの結論は、ワンちゃんの
感情表現は、尻尾の振り方で分かるということでしょうか。
生後すぐに、美容?と称して尻尾を切られるワンちゃんたちがいます。
このようなワンちゃんたちは尻尾で感情表現できません。大変残念な
ことです。
散歩で他のワンちゃんと出会った時は、そのワンちゃんの尻尾に注目です。
これなんか夏休みの自由研究に最高のテーマだと思いませんか。
(参照 Conpendium April 2007 pg197)
[人と動物との絆のホームページ]へ戻る
タカサクラガーヤ動物病院
(東京都世田谷区世田谷4−18−7)