世界のニュースあれこれ
  2007年8月入手情報


R. J. Wells et al. (2007) Canine and feline emergency room visits and the lunar cycle: 11,940 cases (1992-2002). JAVMA, VOl.231, No.2, 251-253.

月の満ちかけと救急動物病院の外来数との関係を調べた論文が発表されました。月の満ちかけとある事象との関係は長い間調べられて来ました。今まで発表された研究では、満月の時に多いものもありますが、多くのものは月の満ちかけに相関しないと言う報告があります。それでも今回この論文が発表されたのは、動物病院関係者の経験から「科学的根拠はないけれど、何か月の満ちかけと救急の外来数が比例しているのではないか」という疑問に答えるためです。

結論では、満月にわずかに救急の外来数が増えるということです。増えるといってもほんのわずかですから、これでどうなるわけでもありませんが、日本でも増えつつある夜間救急動物病院のスタッフ配置を考える上で重要な研究かもしれません。また、今後研究が進めば、ある病気の予防ということも考えられます。

こんな何でもないようなことを論文にするアメリカの獣医学研究者に感激しました。

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