世界のニュースあれこれ
  2008年10月入手情報


牛にひかれて善光寺参り:牛のGPS機能?

牧場の近くをドライブしていて、方向に迷った時、牛を見たら分かるというお話。

牛は、休んでいるときや草を食べているとき、体の方向が北か南を向いているという新発見です。

ドイツの研究グループが、世界中の300の牧場に放牧されている8,500匹の牛が写っているGoogleの衛生地球画像を解析して分かったことです。太陽の位置にかかわらず、風がどのように吹いていても、ほとんどの牛が北か南の方向を向いているということを突き止めました。方位磁石みたいですね。

この発見はまったく偶然に見つかりました。ドイツの研究グループは、モグラで方向に関する研究を行った後、キャンプのテントの位置に関する解析で人の研究をしようと思いました。残念ながら、画像解析では標的が小さすぎることがわかりました。しかし、その近くに多くの牛がいるのが分かり、研究目標の変更をしたということです。

他の大型の哺乳動物でも同じような研究が行われ、雪の中で寝ているシカの群れでもこの現象が確認されたということです。

南北方向ではありませんが、「牛にひかれて善光寺」という少し違った意味の言葉があるように、牛や他の大型哺乳類はナビの役割をしてくれるのでしょうか。興味深いところです。 ワンちゃんの尻尾(世界のニュース 2007年6月)の話題と同じように、じっくり観察して確認して下さい。この研究結果は本当かな〜?

出典: "Cows as navigators?" in Veterinary Economics, October, 2008, pg.14.


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