tktr 週末更新日記  982

もともと週末しかMacの前に座れなかったはずなのに、最近は更新をしない日がトビトビに
なっているMac Diaryです。URLを変更することが多いので是非
HomePageからお越しください。

Home 『tktrのMac Beginner's Diary
ビギナーのtktrがその日感じたことを綴っていますから未確認情報が含まれています。
必ずしも内容は保証されませんので、くれぐれもご注意いただきたいと思います。

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98年1月 3月分も読んでください

2月28日(土)私の敬愛するnfnfさんのMacに、Happy Birthday!と今朝出たそうだ。やったーっ!このHappy Birthdayはただ1つ年を取っただけのHappy Birthdayと意味がぜんぜん違うのだ。第2の充実した人生へのゴングなのだ。そして彼曰く「気分爽快!さあ何からしてやろうか」と。nfnfさん、おめでとうございます!!私も「気分爽快」を目指して頑張ります。あなたと同じようにMacと共に。

一時はMacへ向かう気さえなくすほど心配した、病に倒れた遠方のかけがえのない友が、驚異的に回復してくれた。返事の書けない彼に、一方的にメールを送る日々が続いていた。私の日記とメールは必ず読んでいてくれようと思いながら。彼のMacの師匠が近況を彼に代わって伝えてきてくださっていたから、回復に向かっていることだけは知ってはいた。それがどうだ。アッという間にバリバリに仕事をし出したばかりか、最近は毎日私がメールで励まされているんだ。毎日ね。逆じゃないか。

息子のような弟のような他人のような、
とんでもない友ができた。最近は私のことをおやじ!なんて呼びやがる。数えたくないほど年が開いているっていうのに、なんだか私と何でもおんなじようなことを考えたりやったりするやな子なのだ。彼がこれからどんなことに好奇心を持って進むのか、私にはなんだか読めてしまう。会えばもじもじクンのくせに、テキスト上でははっきりものを言うこの友人だけど、彼らと私の人生で決定的に違うことがひとつあるのだ。それは、私にはそんな人はいなかったが、彼らには私という存在がこれからあるということだ。長いつき合いをしようじゃないか。

まだまだ書きたい人が何人もいるのだが、またの機会に書かせていただこう。いまから10年前に約2年間、1日も仕事を休まなかったという経験が私にあって、そのときふと考えたらご近所の方の顔も知らなければ、近くに仕事以外でつき合う友人が一人もいないことに気がついた。凄い孤独を感じたものだ。Macを純粋にいとしく想い続けてきたら、Macが磁石のように私に友人を引き寄せてくれたようだ。


2月27日(金)今年もMac EXPOには行けなかった。Macが多く陳列されている店をブラブラするだけで楽しくて、ましてやMac館などへ行くと、ここにいる人たちはみんな仲間みたいなものだなと、まるでデモの集会の輪の中に入ったような親近感や安堵感が湧くのだから、1日3万人以上も集まるMacの祭典に行けばどんなに楽しいことだろう。聞くところによればMacだけの単独開催は今年限りで、来年からはどこかとの共催なのだそうだ。それは残念だけどそれでも行きたい。何しろまだ1度も行ったことがないのだ。

地方に住んでいると、私のように仕事でこれだけしょっちゅう飛び回っていても、プライベートで東京へ行こうとすると、よほどの決心と準備がいるもので、多くのMacで知り合った皆さんに、せっかくのお誘いをいただきながら失礼してしまった。

私にとってかつて2月は青梅マラソンに何とか参加するために、前年の夏からの参加申し込みに始まって、宿泊の予約、仲間とのスケジュール作り、なんといっても仕事との調整、もちろんレースに向けたトレーニングプランと、大変なエネルギーを投入してきた月であったことがある。

多くの犠牲と時間とお金を費やして、それで4年連続参加したのだけど、結果の方は沿道の応援につられて前半から飛ばしすぎて、後半の上り坂でばったりというレースを繰り返しあまりイイ思い出がない。もちろん私のレベルなりの話ですけど。この日のためにこれだけいろいろやったのだからと、前夜に妙にテンションが上がりすぎてしまい、最初の2年は飲み過ぎと歌いすぎ、次の年は考えすぎて熱が上がって寝込んで、最後に出た年は練習が足りなかったりしたもんだ。

ついでに書くと、ケニアからSBに来ていたダグラス・ワキウリというのは凄かったですよ。黒光りする筋肉の固まりが飛んでいるように見えましたねえ。私が往きの12km地点を走っていると、彼は先頭でぶっ飛んできて復路のもう18km。思わず手を振って「がんばれー」って叫んだのに、知らんぷりして通り過ぎていきやがった。当たり前か。それからそばかすだらけの色黒ちゃんが多い中で谷川真理さんは美しい。彼女はジャージやランニングウエア姿でさらに映える。その彼女が男顔負けのスピードで、顔をゆがめるほど自分を追い込んで激走する姿は本当に美しかったー。で、いいオッサンたちが「真理ちゃーん」なんて応援しちゃうのだ。アホ!

ところでこっちの美人の話。Mac EXPOで
おとなしそうなご夫婦と評判で、その奥様の書く「オルキデ」とはなんぞや?と話題を呼んでいるが、私の取材では本人も「わかんなーい」のだ。電車からそういうふうに書いてあるカンバンを見て気に入ったんだって。こっちも「わかんなーい」。


2月24日(火)オリンピックも終わってテレビはそのスペシャル番組のオンパレードだが、脚光を浴びた人たちのサクセスストーリーには、必ず対比する人が存在しているなと思いついた。うなだれるスキンヘッド堀井がいて清水がいた。橋本聖子にため息をつかせてきた島崎がいて朋美スマイルが光った。愛ちゃんというアイドルに注目が集まってくれたから、リラックスした里谷の金が生まれた。同じ腹から生まれた健司も苦しそうだったから次晴が奮起した。そしてなんといっても新人類の天才ジャンパー眉そり船木がいたからこそ、原田の捨て身の飛躍、笑顔と涙があったのではなかろうか。そんなことを考えながらいまだにNaganoの余韻に浸っているのだ。

今月の
MAC powerはずいぶんと膨らんでいると思ったら、「まーぱのコトテン」(Macintosh用語辞典)が付録だったのだ。私は以前からこの辞書をヒマさえあれば眺めているというのが好きなのだ。もう買ってから数日ペラペラとめくっているのだが、「アクセス」「サイト」「マルチメディア」などの語句が、どうも自分の理解していた定義とズレがあることを発見し、さっそくこれからは注意して使わねばと気付いた次第である。

Macintoshのルーツにかかわる用語をたどるとこれが楽しい。以下引用です。
Alan Kay(アラン・ケイ)「ダイナブック構想によりパーソナルコンピュータの理想像を予言したコンピュータ学者。Xerox社のパロアルト研究所で暫定的ダイナブックとして開発したAltoは、Steve Jobsに影響を与え、LisaやMacintoshを開発するきっかけをつくった。また、Altoで動く世界初のオブジェクト指向言語Smalltalkは、プログラミング言語の新しいスタイルとして、その発展に大きな影響を与えた。現在はApple社の名誉研究員(アップルフェロー)である」
ダイナブック(Dynabook)1.アラン・ケイが提唱した理想のパーソナルコンピュータ。アラン・ケイがXerox社のパロアルト研究所時代に暫定的ダイナブックとして開発したAltoが、Apple社の創設者の一人であり元会長のSteve Jobsに見初められLisaとMacintoshが誕生した。アラン・ケイは生まれたばかりのMacintoshを見て「50ccしかないホンダ」と評した。なお、ダイナブックのスペックを満たすコンピュータはまだ存在しない。2.東芝のノートブックパソコンの名称。IBM PC/ATの互換機でMS-DOSが動作する。アラン・ケイのダイナブックを意識した製品名であるが、その内容は遠く及ばない。
Alto(アルト)1970年代にパロアルト研究所で開発されたGUIとマウスオペレーションを採用したワークステーション。市販はされなかったが、Macintoshに大きな影響を与えた。

斎藤由多加氏監修の「マッキントッシュ伝説」CD-ROMについて何度も紹介しており、どのように申し込んだらよいかのお問い合わせを私のところにもいただいていたが、ご本人からの連絡で残念ながら現状在庫がすでにないことがわかったそうだ。そして再発売するかどうかは決めかねておられるようなのだ。となると、この紹介は私の自慢話になってしまったことになる。申し訳ない!
OPeNBooK9003からはTOWERのニューバージョンの発売も間近のようで大変お忙しいようだが、もし新たな展開があればこの日記でも紹介させていただく。


2月23日(月)宛名職人Ver.5」をいまごろ!4980円で買った。昨年秋にはこのニューバージョンは発売されていたけど、郵便番号の7桁化は2月からだったし、年が明ければうんと安くなるだろうと横目で眺め続けて、どうもこのへんかなと手を打ったわけだ。

私にとってこの「宛名職人」の購入は3本目になり、何度も書いたけどなにしろダブルクリックがかろうじて分かる程度でMac(パフォーマ)を初めて買った日に、もちろんインストールも初めての体験をしたソフトなのだ。だから多くの失敗や壁に当たるという体験を重ねているので、ほぼ機能のほとんどを理解できている数少ないソフトともいえる。

ところでVer.5だが、一見Ver.4とほとんど変わらないように見えるが、細かいところがずいぶん使いやすくなっている。例えば郵便番号を印刷する設定では「番号だけ」「枠も打つ」「ハイフンを入れる」の中から選択できたりする。それとVer.4で蓄積した住所データを開いて、住所を選択すれば7桁の郵便番号を自動記入してくれ、逆に郵便番号だけ入れてクリックするだけで住所は町名まで自動入力されるなど、そういったところはとてもよくできている。

しかし私にとってVer.4から改悪だと感じている印刷設定はそのままだった。それは印刷したい宛名を住所録からチェックして、何十枚かを一斉に印刷するような場合はいいのだが、カードを1枚づつ履歴など確認しながら印刷していくとなると、いちいち「選択中のカードのみの印刷」というのを選ばねばならないのだ。残念だ。それにしてもいろいろな用途に使うとはいえ、1年に1回の年賀状をメインとするこういう宛名ソフトやカラーインクジェットプリンタの購入は、やっぱり金のかけすぎかもしれない。といっても、ぜーんぜん後悔していないけど・・

ソフマップでは「Macintosh G3発売記念」〜この際、あなたのMac買い換えちゃお!キャンペーンを行っていた。それこそ目に入れても痛くない私の愛機8500/180をその一覧表で探したら、下取り価格が159500円だそうだ。だーれがっ!8600/200/ZIPだって175000円だってさ。9600/233/4GBが165000円という。足元見るよなあ。

Naganoが終わった。閉会式中継でいちばん印象に残ったのは、上村愛子さんが笑顔で「がんばったよ。7位だった、記録見てくれた?」というタイムリーなIBMのCMだったかな。終わったいまは、勇気を与えてくれた多くの選手たちにありがとうと言いたい。


2月21日(土)JEFFさん、12万ヒットへのお祝いコメントをありがとう。照れます。

やっぱりトビトビ日記!というくらい、Macの手探り日記らしさを発揮したおとといのMIDIデータの再生について、案の定もっと簡単な方法がありますよと、ご親切に何人もの方からメールにて手ほどきをいただいた。お知らせありがとうございます。恥はかくものですね。

その方法というのはあくまでNetscapeの話だけど、メニューバーの表示〜文書情報を選ぶとページの構造を示すリンクがズラズラと出てくる。このあいだの背景画像の保存方法と同じだ。そのリンクの中から「mid」の拡張子のついたものを見つけて、少し長めのクリックにて「別名で保存」すれば、MIDIファイルが自分のハードディスクにアッという間にダウンロードされるのでした。

MIDIファイルの再生はNetscapeにドラッグ&ドロップでもいいのだけど、お知らせくださったkg氏によると「GNU TiMidity」というフリーウエアがすごくいい音に再生するらしい。内蔵スピーカーで聴いたらバチが当たるって。そのソフトを捜して見つけて、そうしてモニタにつばを飛ばしてMacでカラオケをしましょう!

ところでブラウザとしてはパフォーマにバンドルされていたMacWebから始まって、
Netscape1.0からもうずいぶんなおつき合いというより、1日数回も起動するのにまんじりと船の舵や灯台を見つめてきているというのに、ブックマークとジャンプを使うくらいで、Netscape自体のことをちっとも私は理解していないということなのだ。正直に言えば、実はEudoraはもっと使用頻度が高いっていうのにもーっと解っていない。PageMillJeditも同様だ。それでいてけっこう質問をいただいて、かみ砕いて説明したりしてイイ気分になっているのだ。

もしMacのホヤホヤのビギナーで、今このページを読まれている方がいらしたら、どうぞ大いに勇気を持っていただきたい。なぜならこんな私程度の知識や経験でも、Macならあなた次第でこんなホームページも作れて、10万以上のアクセスがいただけて、そして100万以上アクセスのビックサイトのWebマスターから、お祝いのメッセージが届くなんてことを可能にしてくれるのです。ありがとう!Mac


2月19日(木)Naganoは高速でヒョイと行けるすぐ隣の県なのに、私の周りには見てきた!という人が一人もいない。どうなってるんだろ?

そしてMac Expoが始まっているが、残念ながらこちらは単に自分の日程が取れなくて行けない。しかし多くのMacサイトの懲りない面々たちが、ことしはPowerbookにデジカメ持参のモバイル更新で、生情報をアップしてくださるそうで、これはこれでずいぶん楽しめそうである。よろしくっ!(矢沢ふうで)

Webでカラオケをするとなれば、著作権もあることだろうから当然どこも有料サイトになっているようだけど、
Dana Pannall's KARAOKE BEATLESならフリーで声が枯れるまで歌える。曲数も豊富で、随時レパートリーも追加更新されており、ビートルズのアルバムにあってシングルカットされなかったような、佳作曲を歌っているとつい時間を忘れて接続時間を長くしてしまう。MIDIでこのカラオケには主旋律が流れないし、字が赤くなるわけでもないので、歌い始めるとサビに入っちゃったりして、キメるにはちょいと回数を重ねなくてはならない。まっ、私にはデス。

それにしても固定にしてない接続料と、テレホーダイをやめた電話代のことが常に頭にあって、このカラオケのMIDIファイルというのは保存後オフラインで楽しめないものかと、いろいろやってみても解らず、ずいぶんこのサイトに通っていたのだった。それが先日「キャッシュで再生できるのでは?」というヒントをくれた方がいて、やってみたら見事にできた。

まずオンラインでMIDIデータを読み込む。切断後に初期設定フォルダにある「Netscapeト」のキャッシュの中を探すと「mid」の拡張子のついたファイルがあるのでこれを引っぱり出して、Netscape本体にドラッグ&ドロップするとQuick Timeで再生されるのだった。さらに歌詞はテキスト別名保存をしておいて、MIDIの再生に合わせて開けばオフラインでカラオケだぁ!さっそくMIDIと歌詞カードをリスト表示にしたビートルズフォルダを作った。これでいつでもカラオケだと思ったら、とても豊かな気持ちになってきた。


2月18日(水)結果は家に戻ってから知ったのだけど、1回目の70m台の大失敗でまた複雑骨折、いや死んでも良いくらいの捨て身の心境でのジャンプだったのだろう。原田というのはなんという男だ。こんどは137mだって!このあいだのラージヒルではホントは138m飛んでいたという話もある。個人で銅メダルを取った後、彼の奥さんは「このメダルで、もう4年前のことは許していただけないでしょうか?」と言っていたそうだ。さぞや砂をかむような毎日の4年であったのだろう。吹雪の中で他の3人も素晴らしかったが、原田クンたち、感動をありがとう!私も挫折に負けない!!

まだ小学生だったころのこと、友人とクロサワの時代劇を観てきた帰りの話題は「人を斬るときって、すげえ音がするんだな」ということだった。以来その友人とは当分休み時間になると、竹の30センチ物差しで「ボシュッ」「バキュッ」と、すごい擬音語を発しながら殺陣をするようになった。

Naganoのテレビ中継で、リモコン移動による走る選手を間近に感じることができるカメラワークも楽しいが、何よりスケートリンクからのザッザッザザザ・・シュシュという、エッジが氷を削る集音が、すごい臨場効果を上げているなと思いながら観ていた。日刊ゲンダイを読んで仕入れた話だけど、4年前のリレハンメルの中継では、観衆の大歓声でかき消されエッジの集音は失敗したのだという。そこで放送技術では世界のトップを行く日本の五輪中継担当は、耐久性試験を繰り返し試行錯誤の末、円形で直径5センチ、厚さ1センチ、どんな悪条件にも耐えられるほどの強度のマイクロフォンを、スピードスケート、フィギア、ホワイトリングなど5会場に、計71個をなんと!氷中に埋めたのだそうだ。そのおかげのザッザッザだったのだ。

サッカーのワールドカップ予選のとき、BSと民放で同時に中継があると、私は画質を捨てて迷わず「音」で民放を選ぶ。音質でなく民放の方がスタンドの音の拾いがよく、観ていて盛り上がれるからだ。そういえば相撲はまだ生でまだ一度も観戦できてないが、行った人によると何がすごいって、肉と肉がぶつかり合う音だそうだ。相撲は。

さらにアナウンサーの力で感動は倍加する。競馬の杉本アナによる「タイテイム、四白流星、無冠の帝王に春が来たぁー」の実況はいまでも私の耳に残る・・ちょっと古い?今回の「は・ら・だぁー、立て!立て!立ってくれーっ!!」も、何年たってもたぶん忘れないであろう。


2月16日(月)あ〜まただぁと、日本中ががっかりしているときに「次は観客席まで飛んでいってしまいましょう」とおそらく心の中とは裏腹に笑顔で語っていた原田雅彦が、ホントに計測不能なところまで飛びやがった。偉いヤツだ。その原田が「この花束は誰に?」と聞かれて「もっちろーん、女房に・・(子供のことも聞かれて)パパやったよー」と涙を流した。四面楚歌のなかで、家族だけが心の支えであったのだろう。おめでとう!

それにしてもコンピュータを駆使しての、ハイテク記録集計やそのテロップ速報のモタモタはなんだ!理由はわからないけど、きのうの女子スピードスケート500mでも、前日から岡崎さんが「入りの100mで勝負する」と言っていたので固唾をのんで見ていたら、よりもよって100m通過タイムのテロップが出ないじゃないか。出ないままだからもしかしたらフライングとかで再レースかな?とか、時計の故障でゴールタイムも出ないのではないか?と、そんなことまで短い時間に不安を感じながらこっちは見ていたので、ゴール後も銅メダルは確定しただろうとは思ったけど、どうももうひとつ盛り上がりきれなかった。

そしてラージヒルのジャンプだ。原田の記録が出ないまま競技はどんどん進行してしまって、船木のジャンプの結果にどういうふうに喜んでいいのか、会場はともかくテレビで見ていても困惑した。そういうものだと言われればそういう競技なのだろうが、そもそも飛びすぎたヤツが飛形点で減点されるってどういうことなのだ?手前で降りてもっとカッコつければ金メダルなの?前の競技者のポイントが確定しないのに、どうして競技を進めてしまうの?予測を超えた着地点だったから手で計っていたのではないの?その最中に次もそれを超えたらどうするの?

スコアブックをつけながら野球を見たり、ストップウォッチでメモしながらマラソンや駅伝をみるのが私自身好きなのだが、最近のスポーツ中継のテロップによるデータ表示は、サービス過剰なのかもしれない。ついそればっかり見てしまい、大事なところを見損なったりする。きっとスポーツというのはもっと観て自分で感じ取って楽しむものなのだ。


2月15日(日)これがまた3月1日号などはミニで素足の女の子が飛び跳ねている表紙で、さすがの私も手を伸ばすのをちょっとひるんだくらいのMac Peopleであるが、このあいだアメリカでリリースされたばかりなので日本では5月頃だろうかと思っていたMacOS8.1アップデータ日本語版を緊急収録してくれているではないか。えらい!日本語版発売までのかつてないほどの素早さへの改善を評価しよう。えらい!えらい!

8.1ではハードディスクを大幅にダイエットできそうなHFSプラスを選べることや、フォルダを開けたときを含めて全体的にスピードアップされているとのことだし、何より作られたご本人からお知らせいただいている「謹賀新年」の下の「社員一同の変更を早く拝みたい。

し・か・し、8.1へのアップデータ作業そのものは至極簡単そうだけけど、HFSプラスにするには外付けハードディスクの8.1から起ち上げての初期化作業となるようなので、これは時間的に相当な覚悟がいる。それならHFSプラスへは後々しようと思いながらよーく説明を読んでみたら、現状ではSpeed Doubler868Kのエミュレート以外の機能が効かなくなってしまうのだそうだ。そうだとしたらスピードアップという部分は相殺されてしまうかもしれないので、もう少し情報を集めてからアップデートしようと、残念ながらきょうのところは諦めた。また私は使っていないが、ラムダブラー2.2も?、ノートン先生3.5.3もHFSプラスには未対応なので、おそらく近々に公開されるであろうアップデータを待たねばならないとのことだ。

アップデータといえば
ATOK11アップデータ(1394K)が出ていて、 「かな・英数キーによる入力切り替え」と「外字が単語登録できない現象の回避」に対応したそうだが、一部のMacサイトでアップ後の不具合のレポートもあって、こちらももっと情報を集めてからにしよう。「白くて小さいウインドウが出なくなる」改善は書いてないなぁ。ウダウダ言って結局何もしていない。

昨日書いたモバイル関連で2つ訂正。プロバイダにPIAFS32Kのアクセスポイントが少ないと書いちゃったが、
SANNETはNTT「PIASネット」と接続されていて、新潟も含めアクセスポイントも豊富でありました。ちぇ。買ってから詳しく調べるという癖は直さねばいけない。


2月14日(土)得意先とのアポイントメントで若干の空き時間が出来たので、池袋ビックパソコン新本館に入った。5FのMacintosh売場を見るだけでサッサーッと3Fまで降りてきたら、ずいぶんモバイルコーナーが充実していそうなので、つい立ち寄ったのだ。あれれっ、32kのPHS用カードが8000円になっている!さらに見渡したら、ついこの間まで1万3千円以上していたNTTパルディオ32kカード一体型PHSが、なんと6100円なのだ。

これは買ってもーたするしかないと思った瞬間に、きょうの私はずいぶん冷静にアタマが働いたのだった。めずらしく。だってさ!PHSは家でも窓際でやっとアンテナ1本なんだぞ。さらに移動中の乗り物の中では使えない。それに契約している2つのプロバイダともPIAFSのアクセスポイントが現状ではまだまだ少ないよなぁ、なんてったって新潟にはアクセスポイントがないんだ。携帯電話を持っているのにPHSも持つのかい、3分40円コースで月2700円の基本料金となると年に3万以上かいな・・ここまで自問自答して考え直そうとその場を離れたのだった。えらい!

ところがそのすぐ裏に2万以上すると思っていたDoCoMo携帯接続用モバイルカード96P1が1万ちょっとで置いてあるのを見つけてしまった。買った!ちっともえらくなーい!!
これなら新たな契約も基本料金も、アクセスポイントも移動中も問題ない。9600bpsと遅いことを除いては。

家に戻ってさっそく私の携帯DoComo-D203のお尻と挿したカードをつなげ、モデム設定を9600ver.1.0に合わせてPPPの接続ボタンを押しただけで、なんだかあまりにもあっけなく無音でスッとつながってしまった。しかもPPPには「19200bpsで接続しました」?と表示されて、Netscapeを起ち上げたら1.2〜1.3kで読み込むではないか。副次的な接続手段としての使用を考えたら、この結果は大満足だ。

きょうからモバイルもかますtktrであーる。よろしくっ!

MacPeopleMacOS8.1アップデータ日本語版がついていた。ひゃーっ。ところが・・続きはまた明日に。


2月12日(木)日本は11日が祝日でよかったよなぁ。それとない人には悪いけど、ウチはBSも見られる環境でよかったぁ。だって里谷さんのあんな素敵な笑顔も涙も、船木クンの半分うれしいような顔もリアルタイムで見られたから。地上波放送のニュース速報で、結果だけ先に知らされた日にゃ怒り心頭に発していたろうよ。夜までにもう何回同じシーンを見たかわからないけど、それでも飽きない。

しかし私は原田の心に金メダルをあげたい。ここぞというところで失敗を繰り返したというのは、実力がないとか根性がないと言う人もいるだろう。見ていたときは確かにその失敗にがっかりした。またかよと。しかし彼のその後の明るいインタビューの受け答えを見ていて、逆にすごいヤツだと思い出した。

平泳ぎの岩崎恭子ちゃんやきょうの里谷多英さんのように、人生の幸運をいっぺんに引き寄せてしまったような力もすごいことだけど、ひとことも人やツキのせいにしないで、言い訳もまったくなく、「こけちゃいましたー」と言ったマラソンの谷口さんと同様に、あんな清々しい顔でいられるなんて私には絶対出来ないことだと思った。人生はいやになるほど失敗したり、うまくいかないことが続くことだってあるはずだ。あーして原田は笑ってばかりいるけど、彼だって心の中は泣きじゃくっているに決まっているさ。えらいよ、原田!

せっかくだからInternetで速報を検索しながら、きょうはオリンピックを堪能しようと考えていたのだ。ところがアクセスして、読み込むのをじっと待っている間に、4年に一度の物語はどんどん進んでいってしまうのだ。NTTは衛星を使った通信への参入を検討中とか。これだと通信速度が毎秒数百キロビットから1.5メガビットになるんだそうだ。いまのISDN程度では、こういうときはメディアとしてまだBSに完敗だ。

さーて、もう一度スポーツニュースを見てから寝るとしよう。


2月11日(水)清水クン、やりましたね!素晴らしい!!余裕があったように見えたけど、あの太股をスロービデオで見れば、24時間体制でこの日のためにどれだけ精進してきたか想像できよう。どういうトレーニングをするかはもちろんのこと、どう寝るか、どう食べるかまで含めた努力がきっと実ったのだ。

マラソンの宇佐美さんは、食べる方よりどう出すかの方が大事なんだと言っていた。取り入れるより捨てることのほうが難しいのだ。メキシコ五輪銀メダリストの君原さんはそれでもまだ飽きたらず、終いには息を止める練習まで仕事中にしていたとおっしゃっていた。世界のトップというのはそういうレベルなのだ。

リンクのスタンドには、清水クンのお母さんが亡くなったお父さんの小さな写真を手に涙ぐんでおられた。そのお父さんが子供の頃から体の小さな彼を鍛えて今があるのだという。家族で掴んだ金メダルなのだ。

ところで
キムチの水野さんの「おかん」も素晴らしい。彼から聞いた話だけで私はおかんにファンレターを出したこともあるのだ。きょうのベタベタ日記では、おかんのInternetやMacへの深い理解がうかがわれ必読である。

きのうの日経には、サンが反マイクロソフト路線で苦戦中というような記事が出ていた。その中で「同じように反マイクロソフトを鮮明にしているAppleのようにニッチ企業は・・」って!いつからAppleはニッチになったんだあ。ニッチって特化した分野のみに絞っている会社のことですよ。朝から一人でむかついたのだった。


2月9日(月)長野が始まった。仕事で開会式はビデオで観たがそのハンデなく感動した。ところがその後の民法テレビや新聞を読むとずいぶん評価は賛否両論のようだ。世の中斜めに見ればかっこいいってもんではないと思うが。トビトビ日記への感想を頻繁にメールで聞かせてくださり、ときにさまざまな相談相手になっていただいているnfnf氏が、きょうくださったメールに書かれていることに全く同感なので紹介させていただこうと思う。

『浅利慶太、小沢征爾という日本人が誇りに思っている天才に開会式を託したのは誰か知りませんが、素朴な日本の民俗と子供をテーマにした質素な開会式は、「これでもかこれでもか」式の、もはやありふれた開会式とは別世界でした。素直に日本人の気持ちに入ってくる文句のない素晴らしい開会式だったと思います。クリス・ムーア氏の起用、なんともいえなく可愛いく明るい笑顔の子供たち、最後のクライマックスは鈴木博美さんが160段の聖火台へ駆け上がる場面でした。感極まって長女が声を出して泣き出したのも、この場面でした。鈴木博美さんの表情と素振りが、いささか古典的かも知れませんが日本女性のすばらしさをズームアップしていたように感じました。心の美しさが表情にでていました。小沢征爾の指揮する「合唱」も、素晴らしい出来でした。演奏したオーケストラは、どこのなんだったのか知りませんが、ものすごい盛り上がりだったです。どこがどう盛り上がっていたかと問われても困るんですが、人間て不思議ですね、あの盛り上がりが感じ取れるんですから。あんなの初めてですよ。凄かったです。また、オリンピックスタジアムの観客も一緒に歌ったのも素晴らしかった。長女と連れ合いは、いずれも「第九」合唱の経験があり、一緒に歌ってました』

私もビデオなのに日本語で一緒に歌った。なおnfnf氏は「Welcome to Macintoshをもう一度」運動を、私に始めるきっかけを作ってくださった方でもある。もう去年の5月11日のことだ。5ヶ国で同時に歌われた歓喜の歌では、とてつもなく長い距離と時差への対応、通信上のわずかな時間のずれへの調節技術、クレーンを多用したのか鳥瞰カメラアングルと、素人の私でも大変なことなのはよ〜くわかったが、そんなことをじっくり考えながら胸を熱くしたのだった。


2月7日(土)マッキントッシュ伝説」CD-ROMブックは、なんてったってHyper Cardで出来ている。Macを始めた当初にHyper Cardで、ごくプライベートな1日数行のMac日記を半年くらいつけたことがあって、この時はなにも隠すような内容でもないのにロックをかけるソフトを使っていたら、ある日突然開かなくなってしまってそのままにした苦い経験があったりしたが、久しぶりに私にとっては相性の悪いソフトを起動させることになった。

持っているHyper Cardはバンドル版なので機能が限定されていたのだけど、使えるようになりたいと思いつつ製品版も高価で手が出ず、そのまま触れていなかった。だからMacの先輩たちにHyper Cardでずいぶん遊んだものだと聞いても、話についていけないのが残念だ。

まだ読み始めなのだけど、いきなり斎藤由多加氏によるスティーブ・ウォズニアック氏へのインタビューが面白い。Appleのもう一人の創始者で、いまの暫定CEOのスティーブ・ジョブス氏に注目は常に集まりがちだけど、読み進めていくとこういう人と出会いコンビを組んだからこそ、彼は一層輝いたのではないかと思った。ウォズニアックは「パーソナル・コンピュータ」という素晴らしい名付けは、ジョブスがしたとも言っている。またヒューレット・パッカード社に勤めていた彼は、ジョブスがアタリ社にいたこともあり、アタリにとってPong大ヒットの第二弾になる「ブロック崩し」のおおまかなアイディア提示と依頼に対し、自身が暖めていた構想を足して、なんと4日間でそのソフトを完成させたのだという。

私はもう20年も前にPongやテニスゲームにあきたらずにいた頃、まだあまり店数のなかったゲームセンターでそのアタリの「ブロック崩し」を見つけて、単純なのにけっこうテクニックを要するこのゲームにずいぶんコインを投入した。そのうちその家庭用テレビゲームもアメリカで発売されたことを知り、あっちこっち探しても見つからずついに浅草の玩具問屋で手に入れて今度は家で指に豆を作った。ファミコン発売の2〜3年前のことだったと思う。あのゲーム機はいまどこにあるんだろう?

こう考えるとウォズニアックとは、Macからでなくブロック崩しからのご縁ということになる。彼は1980年にセスナ機の墜落事故で5週間の記憶喪失を体験し、それを克服後Appleへ戻ってきたらもう既に自分の創業した会社ではなくなっていて、上司がいて部下はいなかったという。そしてアメリオCEOのときに復帰したが、いままたAppleとは距離を持っているようだ。このインタビューでいろいろ感じることはあるが、たくさんの夢のきっかけを作ってくれてありがとう!と言いたい。


2月6日(金)公取まで出てきて、どうやら雲行きが怪しくなってきたと思われたNTTの「タイムプラス」は、年内のできるだけ早期に全国拡大することの条件付きで、意外とあっけなく認可された。さっそく今月後半から関東へはサービス開始されるようだが、地方在住者としてはじ〜〜〜っとお待ちすることと致しましょう。

私の場合、2つのプロバイダへの接続料、そしていまはテレホーダイを解約した電話代と、Internetお楽しみ料は一時月に15000円を超えていて、使いすぎの批判にも「これだけ楽しんでいて、時間当たりに直したらこんなに安い大人の趣味はない」と居直ちゃっていたものだが、このサービスに加入すればテレホーダイを使わなくとも、おかげさまでトータル8〜9000円になるだろうと見積もっている。あ〜安い、安い。

いっそのこと契約しているプロバイダも1つにしてしまえばもっと節約できるのだが、いまはやってなくても56Kモデム32KPIAFSへの対応、全国のアクセスポイントの配置などけっこう一長一短のところがあって、それに突然つながらないというようなことも、これだけ朝な夕なにアクセスしているとよくあることなので、当分は失礼ながら滑り止めを持っておきたい。

トビトビ日記の長らくの読者諸兄はすでに私の性格をお見通しと思うが、欲しい!とか見たい!と思ったその時ない!というのが恐いという、そういうのはわがままから発しているというのは若干は自覚があるのだけど、例えば本や雑誌などそのうちに読もうという「積ん読」のストックは切らすことはなく、レンタルビデオもいつも借りすぎて観きれないまま返すことなど年中で、スーパーでもいつも買い過ぎてしまうのだ。

特に読みかけの本を家に忘れ、出張中にどうしても続きを読みたくて出先で同じ本を買うなんてことを繰り返し、ウチの本箱には同じ本が3冊あるなど珍しくない。ビデオも借りたけど〜観ないで返す〜なんてことを3回も繰り返すうちに、もうどうでもよくなった映画もあるのだ。こういうムダ遣い王がExcelで、毎日アクセス時間を分刻みで管理しているのだ。誰も言わないだろうから、こういう自分は自分で誉めてやりたい。もっともMacだからまめなだけなのだけど。


2月5日(木)MacOS8.5か9.0くらいには対応してもらえるだろうと思っていた「謹賀新年」のあとの「Apple Computer 社員一同より」の表現の変更は、MacOS8.1日本語版でなくなり、かわりにAppleのコピーライト表示にしましたと、誰あろう開発したご本人からお知らせをいただいた。いいねぇ、Apple

「謹賀新年」の復活までの経緯や、その表現をめぐるやりとりなどは、去年の
10月初旬のトビトビ日記か「Welcome to Macintoshをもう一度」運動Historyをご覧いただきたい。8.1というのはアップデータなので、本来アップデートが必要でないファイル/リソースはアップデータインストーラには含まないそうなのだが、日本語版限定でわざわざこのために、83K ほどのアップデートモジュールを追加するのだそうだ。えらい、Apple J!!

それで圧縮はかかっているものの、ネットからダウンロードする人にはその分負担をかけると気にされている。好きだなあこういうの、Macintosh!!!しかし「あけましておめでとう」ではなく、考えるところがあって「謹賀新年」はそのままにしたそうだ。MacOS8.1日本語版の完成を心待ちしよう。

Welcome to Macintoshに関することでは、ゲームデザイナーで多くの著書を持たれる斎藤由多加氏とのやりとりを暮れにご紹介したが、ようやくお譲りいただくことになっていた「マッキントッシュ伝説」CD-ROMが到着したので、興奮を抑えつつ紹介しよう。これは斎藤由多加氏が新たにインタビューされ文を書かれ監修された、読めるCD-ROMブックだ。スティーブ・ウォズニアックアラン・ケイをはじめとした蒼々たるメンバーへのインタビューは相当読み応えがありそうだ。このへんはじっくり読ませてもらった後に内容に触れたいと思う。

なによりお目当てはMacintoshのルーツというべき、ゼロックスのPaloAlto研究所で作られたALTOのスタートアップスクリーンだ。はやる心でクリックすると、ALTOは4つのムービーで紹介されていて、3つボタンの四角マウスで操作すること、ちゃんとメニューバーがあることなどを初めて知り、そしてそしてアルプスを思わす背景画像の上に「Welcome to Palo Alto」と浮かび上がるスタートアップ・スクリーンを、はっきりと確認しました。なんだか大事な彼女の、幼稚園時代の愛くるしい笑顔の写真に出逢ったような気分だ。それはまさにMacのルーツであった。

さてこのCD-ROMは、タイトルにMacintosh 10th Anniversaryと副題がついており、とすると1994年の発売だろうか?なにしろHyper Cardでテキストを読み込むのだ。MacマニアにとってAppleの歴史、Macintoshのコンセプトの再認識など、その貴重な映像やインタビューは必見と思う。本体5800円とちょっと高いが、私のように譲って欲しいと思われる方はどうしたらよいか、斎藤氏に確認出来次第このページでお知らせしようと思っている。


2月4日(火)「あっ、お父さんからだ」という『ナンバー・ディスプレー』のTVCMを見て、2月になったら自動的に自分のウチの電話にも、相手の番号が出るようになると勘違いするほうが自然というものだろう。CMのなかで「ナンバー・ディスプレーにしてよかったね」とでも言ってくれれば、申し込まないと表示されないことが多少は解り易かったかも知れないが、「2月1日からサービス開始」と言われればサービスなんだからタダだろうと思ってしまう。

ISDNのように速くなってしかも2回線使えるほどのメリットがあるならまだしも、相手の電話番号が表示される程度のことで、月々有料の申し込みと専用電話機かアダプターの設置が必要というのだから、私にとってはこのサービスにまったく興味が湧かない。そもそもNTTからの確認往復ハガキを読んだとき、そのあまりにもわかりにくい説明書きに腹が立ち、破り捨ててしまったというのはこの日記にも書いた。Internetをやろうというような人たちが相手ならともかく、一人暮らしのお年寄りも含めて全世帯が対象なのだから、もっと誠実な広報活動が必要だと思う。何しろ2月1日だけで、通常3〜5万のところ19万件もの問い合わせや苦情の電話が、NTT相談窓口に殺到したのだという。人にものを理解してもらうというのは本当に労力がいるものなのですねえ。

小学校高学年のときのこと、いっちょまえに先生の話し相手になっていた私は、ある時いま思えば若いその先生から、しんみりと愚痴を聞かされたことがあった。
「高橋なぁ、このあいだ検便集めたろ?あのとき先生みんなに何て言ったか覚えてるか?」
「確かこのぐらいの大きさ、そう、便を梅干しくらいの大きさにして、この丸いグレーの缶に入れてこいと言いました」
「そう言ったよな?それがさ、ホントに梅干しを入れて出しちまった子がいるんだ、このクラスに」
「ええーっ!だって毎年やっていることじゃないですかぁ」
「本人に聞いたらさ、ことしは先生へんなこと言うなぁと思ったって。なんかねぇ、先生、自分の教え方に問題があるかなと自信なくしちゃったんだよ」
「そりゃ間違える方がおかしいよぉ、先生は悪くないよぉ」と、ませた口で先生を慰めたのだった。

私はこの話が強烈に頭に残っていて、それ以来大勢を相手にものを説明するときには、どんな場合でも必ず理解できていない人がいるものだと確信に近い前提を置くようになった。そういう意味では、このナンバー・ディスプレーの説明など論外だというのが私の感想だ。


2月3日(火)ここのところ1泊くらいのホテル泊まりだと、重さにめげてPowerbookを持参していない。よって、最近そういう日の更新がトビトビとなっている。本体、アダプター、モデム、テンキー、マウスでいかほどになるのか知らないが、Macナシでは生きられないほどのめり込み、寝てからも更新のネタを考えることがあるほどまめな私がめげるのだ。察していただきたい。

先日は5時間も連続で新幹線を乗り継ぐ機会があり、こんなときPowerbookでいろいろ作業などしたらアッという間に時間も過ぎようが、なにしろ電源がないのだ。電池は1時間もたてばピコピコと電池切れ警告サインが出始めるし、車内にコンセントがあるわけでもない。まだ持ってはいないが、モバイルといってもPHSは動いているところでは使えないのだ。では携帯電話で9600kbと遅いのを我慢してでもやろうかと考えても、日本の新幹線はやたらとトンネルが多くて突然「圏外」なのだ。

ま、モバイルはともかくとして、最近1400や2400のアップグレードカード発売の情報が出始めているけど、それよりPowerbookは電池の開発が先ではないだろうか。これだけ様々なものがすごいスピードで発達する中で、ちっとも寿命が伸びないのだからよほど難しい技術なのかもしれない。

さて、いまホテルの部屋でのInternetアクセスは、まだまだ「出たとこ勝負」と思ったほうがいい。すいぶん応対はよくなってはいるが、フロントで「すみません、未対応だと思います」と頼りなげの返事であっても、部屋で電話機の裏側のモジュラージャックに差し込んでみたら、ちゃんとつながったこともある。「全室対応でございます」と胸を張って言うから、壁に専用ジャックでもあるのかと思いきや、電話機からジャックを外して自分で差し込むだけだったりする。

それよりソフトの設定は簡単だけどなかなか一発ではいかないのだ。まず「モデム」は、「トーン」か「パルス」か判らないので、ひとつづつやってみるしかない。ほとんどがダイアルのダラダラ〜の方だが。それと何故か「ダイアルトーンを無視」チェックしなくてはダメなときと、しないほうがいい場合とがあって、これも試さないと判らない。あとはPPPの電話番号の前にゼロ発信の「0,」をつけて接続ボタンを押すだけだ。これでもプープーとつながらないことがある。これはホテルの電話がこちらが6芯のところを4芯でネットワークされている場合らしいのだが、この場合はもう部屋での接続はあきらめるしかないようだ。

しかし心配することはない。いまどきグレ電のないホテルはないから、ホテル内でもっとも人目に付かないグレ電のロケーションを調査して、「逃亡者」のように顔を人に見せぬように斜めに向けてPowerbookを開けば、多少長めのInternetが楽しめるというものだ。ただし本体、モデムのスピーカとも音量をゼロにしておくのを忘れると、ジャーン・・ピ・ポ・パ・ピ・ポ・・と鳴り響き、近くの人に視線を一斉に浴びることになるので、くれぐれも注意が必要だ。以上、すべて体験談でありました。


2月1日(日)ソニーのVAIOを見ていると、こういうのがまさに「ノート」だなと思う。次に思うことは、この中にMacOSが入っていたらなあということだ。

Powerbookはノートとはとても言えないが、携帯もできるMacということだろう。机に置いて使っているときはそうでもないのだけど、絶対落としたりしないように細心の注意を払いながら、モデムカードを差し込んで小脇に抱えて歩いたりするとき、言いようのない愛着が湧いてくるのは何故だろう。タワー型のMacでは、ハードそのものにはそれほど感じないのに、深みのある起動音とともに、いつものようにスマイルマックが出てきて、その起ち上がり方にあぁ、8500だなと感じた瞬間に「大事にしよう!」と毎度思うのだ。

Mac以外にも愛着を持っている道具はいくつかあるが、調子が悪かったり壊れたりすると、つい私の長年の信条のひとつである「女と機械はたたかない」というのを破って、けっ飛ばしたい心境になる。ところがMacに関してはトラブルに遭遇すると「私がMacに何かへんなことをしたのではないか?」「HDを軽くしようとして、必要なものまで捨ててしまったのではないか?」「機能拡張に入れすぎたのだろうか?」「設定がまちがっているのか?」と、徹して自分を責める。間違ってもMacを「こいつがバカだから」なんて考えることなど絶対!しない。Appleに対しての批判は冷静に聞けるのだが、Macへの悪口は感情的になりがちだ。こういう愛着を持つ存在への関係をどういう語彙で表現すればいいのだろう。

親戚の法事できょうは東京に来ている。昼には渋谷のパルコの横で、巨大なAppleの「Think different」の壁画を発見した。コンクリートの壁にモノトーンでインドのガンジーが描かれている。横20メートル、縦10メートルくらいはあろうか。この「Think different」というコピーは、世の中を変革してよりよい世界にしようと情熱を抱くクリエイティブな人たちと、Appleのビジョンと同じだということを示しているそうで、「Macはその異端で偉大なる人たちのお力になるパソコンです」と言いたいらしい。

思い入れの込められたこの壁画を私は少し立ち止まって眺めた。近くの交差点にはいつもより多めの人たちがぶつかり合うように歩いていたが、この中でAppleの訴えることを受け止めているのは、もしかして私一人ではないかと心配になった。


よろしければ96年11月 12月 97年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
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