tktr 週末更新日記  994

もともと週末しかMacの前に座れなかったはずなのに、最近は更新をしない日がトビトビになっているMac Diaryです。
ビギナーのtktrがその日感じたことを綴っていますから未確認情報が含まれています。
必ずしも内容は保証されませんので、くれぐれもご注意いただきたいと思います。
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4月25日(日)
『CDの感想で人を見直し、CDづくりをしていて思い出す人たちがいる』

宇多田ヒカル
をじっくり聴いた。歌詞が聞き取れなくて、途中からカードを見ながら聴いた。そしたら「会うのがイチバンいいけど、メールのテキストを見ても愛しい」というような歌詞に、よけい引き込まれた。音の変化に詞の乗せ方が新鮮だし、サビもいい。ハスキーでノリのいい声は、きっとライブだともっといいだろう。高音にもう少し伸びがでてくれば、私のもっとも好きなタイプだ。

実はきのうの日記と同じ話を、ここでは書けないような表現も加えて、ひと月ほど前にNさんに聞かせていた。Nさんは私よりひとつ下のほぼ同世代で、会社のごく要職にいるが、いつも人を寄せつけないような難しい顔をしているのと、深酒をするとわけがわからなくなるというウィークポイントを持っている。私は今頃になったけど、藤圭子のファンでもあったらしい彼は、私の話を聞いたその日にCDを購入したという。翌日には「聴いていて、ゾクゾクしてきましたよ。娘にも貸しました」という感想を述べてきた。それを聞きながら私は彼を、なんて素直なヤツなんだろうと見直す気になった。それで酒癖は悪いが、彼と近々イッパイやる約束をした。

最近購入したものの中では、CD-Rがもっともヒットだ。どうせならと思ってRWを買ったけど、そっちは一度も使っていない。1枚200円前後のメディアに、650MBが焼き上がるたびにシアワセな気分になる。おおげさに聞こえるだろうが、これは持っている人なら分かるはずだ。音楽CDからのオリジナル盤づくりはしょっちゅうだけど、いま取りかかっているのは、私が15年以上前にやっていた「会社内バンド」のベストCDだ。

なにしろそこの出先の親分は私なのに、若い子を集めてロックバンドを作った。私がビートルズを主張しても、一回りも違う彼らは知らないという。そして聞いたこともないバンドの名前を言う。そこでお互いに歩み寄り、キャロルと矢沢の初期をコピーしながらオリジナルを少しづつやっていくことになった。彼らはキャロルなら小学生のとき聴いたと言っていた。

いま手許に残っているのは、いくつかのカセットテープだけだ。日曜日に事務所に楽器やアンプを運び入れて、いちおうステレオのラジカセで録ってある。これを元ネタに、イコライザーで焼き直したらけっこういける。もう少しいじったら、CDに入れようと思う。それを車で聴く。最初の曲は決めてある。ファンキー・モンキー・ベイビーだ。わっはっは。あいつら今どうしているだろう。


4月24日(土)
『Win95でMacサイトを見て回るだけの日々に猛烈に欲しくなったもの』

昼をどこで食べようかと街をさまよう。あまり腹が減っていないせいか、ずいぶん歩いてしまった。あっちこっちから宇多田ヒカルのハスキーな声が聞こえてくる。なかなかいいじゃないか。アルバムの売上がとうとう600万枚を超えたと新聞に出ていたっけ。ここは池袋。急な出張でここに詰めている。

もう30年も前になる。学生になりたてで金もない私は、あてもなくこの辺を歩いていた。すると今はもうなくなったらしいレコード屋の店頭で、感度の悪いマイクを使って歌っているキャンペーン中の少女を見つけた。通行人はいちおうに忙しそうに通り過ぎていって、立ち止まって聴いているのは数人。そのころ洋楽専門だった私は、ハナから演歌は聴く気もなかった。ただ自分と同じ年くらいのようだったこと、なにより胸にしみこむようなその歌声に興味が湧いて、後ろの方で聴いてみることにした。それがまだ売れる前の藤圭子。いま話題の宇多田ヒカルの母だ。

間近で聴くとものすごくうまい。厚みがあって迫力もあるし、しっとりとしていて伸びもあった。見た目はその歌声とはアンバランスで、小さくて痩せていて、細いパンタロン姿がより華奢に見せているように思えた。前髪を揃えたストレートの長い髪、そして大きな瞳は、演歌歌手らしからぬイメージだった。私は小学校時代の同級生の女の子を思い出していた。

それからまもなく彼女はスターダムにのし上がった。もう街のはずれのレコード屋の店頭で、歌うこともなくなっただろう。「夢は夜開く」は大ヒットさせた園まりの二番煎じだったけど、印象が強烈なせいか、藤圭子の代表曲になった。バラエティーにもよく出るようになった。ところがそこでは、歌っているときの自信たっぷりの表情と違って、ちょっとアタマの悪そうな、いや受け答えがありきたりでつまらない面ばかりが目立った。歌だけ歌っていればいいのにと思ったものだ。そのうち藤圭子の姿はぱったりと見なくなった。

宇多田ヒカルも藤圭子も、いくら売れても表に出てこない戦術らしい。それがいい。となると藤圭子は、実は相当アタマがいいということだ。自分の失敗を娘に生かしている。そして彼女がまだ16、7で新宿の流しをしていたとき、目の悪いお母さんがいつもそばにいるというグラビアをよく憶えている。それで娘はヒカルと名付けたのだろうか。母娘の成功を祈りたい。そして私もきょうCDを買う。

Win95で、MacサイトのWebチェックだけが出来る日が続いた。これはとってもつまらない。乾いた喉に水を吸い込ませるように、いま自分のMacを触っている。薄くて軽いノート型Macが猛烈に欲しい。


4月20日(火)
『性能には関係なくても、音が大きな選択肢になることだってある』

Macにからむ音については過去に何度か書いてきた。日進月歩の高性能な本体と周辺機器が、これだけコンパクトになってきたのだからいろいろ音を発するのもやむを得ないことだろう。それにしても気持ちのいい音と、気になる音がある。

単純だけど、Macの起動音を聞くたびに、私はよーしという気分になる。そして再起動させたときにあの荘厳な音が、いろいろ込み入ったことを精算してくれたように感じる。スマイルマックを見られただけで嬉しい。8500/180の静かなファンの音が好きだ。その内蔵ハードディスクの出す雨音のようなポトポト音もいい。耳をくっつけて聞くこともある。その姿は決して人には見せないようにしている。パフォーマ5220のハードディスクは、ミシミシいってなんだか怖かった。だから耳はくっつけなかった。8500のいまやたった8倍速と言うしかないCD-ROMディスクは、いかにも読み込んでいるという回転音がキュッキュッとする。ところが24倍速のG3/DT266のCD-ROMは、ブーン、ブッブーンと振動までさせてとてもうるさい。だからメディアを入れたままの作業はあまりしない。

3台持っているMacには、すべてZIPを内蔵か外付けで備えている。なぜZIPなのかと言えば、メディアは高いけどドライブが安く、しかも読み書きが速いということもあるけど、ほとんど音がしないというのも大きな理由だ。いちばん最初は外部記憶装置としてハードディスクを購入した。しかしこれが安物だったせいか、シーシーシーシーと部屋中に鳴り響くので、とうとう使うのをやめた。

会社に10台以上入ったG3青/白400もけっこう音は目立つ。聞けば側面にも前面にも熱対策のスリットがないので、裏面に吸気と排気の2つものファンを回しているためらしい。デザインを優先したせいなのだろうか。でもiMacは耳をじっと傾けても静かだから、そうでもないようだ。MJ-900CはPM-750に買い換えていくらか静かになったとはいえ、このプリンターを夜中に起動させるのはいささかはばかれる。キーコンキーコンそれはそれは賑やかだ。画像プリントのクオリティーには充分満足しているけど、エプソンには新製品で音対策も是非お願いしたい。

Macに集中したいときに、どうしても私は音で気が散ってしまうことがある。まっ、大したことはやっていないんだけど。でもショップでは店内の騒音にかき消されて、ほとんど確認できない。こういうことは静かな自分の部屋にセットして、初めてわかる。日本の住宅事情を考えれば、よりコンパクトに、そして静かに!もキーワードだと私は思う。

Macintoshユーザーはまるで自分がアップルの社員のような気持ちでいるのです。 人にMacintoshを勧め、使い方を指導し、常に忠誠を忘れることはありません。アッ プルの社員の方がアップルをMacを広めたいと思っているのと私たちの持っている感情は、そのベクトルは全く一緒です。できるだけ多くの人にすばらしいMacを知ってもらいたいのです」そうだ!いいぞ!サミいさん!「ユーザーの意見を受け付けるアドレスを」運動でアップルに訴えていたClick&Pressサミいさんへ、アップルコンピュータから手紙での返事が届いたそうだ。熱意が実を結びましたね。サミいさん、おめでとうございます!私としては返事の内容にちょっと不満も感じるけど、小さくても大きな一歩です。詳しくはClick&Pressを読んでください。


4月19日(月)
『尊敬する人の文章をちょっとマネしてみたくなりませんか?』

我が尊敬する竜馬さんの手紙が、重要文化財に指定されたという新聞記事を数日前に読んだ。たまたまその時にそばにいた若者に「キミは竜馬を読んだか?」と訊ねると、「もっちろーん」と言うのをよくよく聞いてみれば、直角の「おーい、竜馬くん」を全巻だってさ。まあ、読んでないよりよろし。

どの手紙も竜馬の人間的魅力があふれていると思う。日本最初の新婚旅行と言われる妻おりょうとの阿蘇での模様を、郷里の乙女姉さんに綴った手紙が、中でもイチバン好きだ。そこにはなんと山のイラストが筆で書かれていて、さらにイロハの記号付きで説明が入っているという、時代を超越した竜馬さんらしい楽しい手紙だ。他にも乙女姉さん宛の手紙はたくさんあるけど、次第に竜馬も活動範囲が広がって、「きょうはかの有名な誰々に会った」というようなのが、エヘン、エヘンと姉さんに自慢する咳払いから文章が始まっていたりする。恥ずかしながら私も、トビトビ日記でときどきエヘン!を使うけど、それはそのマネ。それが言いたくて、ここまで書いた。

Jeditが2.05から3.0にバージョンアップしたというので、さっそく「
まつもと」のサイトからダウンロードさせてもらった。3.0のアイコンはブルーから今度はピンクになっている。改良点としては従来からの軽快な操作性を維持しつつ、19項目ほどの新たな機能強化が紹介されている。大きな点はマルチフォントになったこと、スタイル、大きさ、色も変えられるようになり、サウンド、イメージも埋め込めるようになったり、録音機能などもサポートしたという。要するに、通常ワープロで使いたいような機能は、このエディットでほとんど実現するということだろうか。

Jeditは、書類が重くても開ける割りに動きが軽快なので、かれこれもうずっと使い続けている。でもバージョンアップにわずか1400円なのに躊躇してしてしまっている。それは最近iTextのような使い勝手のよいフリーウエアも登場しているからだ。2.0と3.0はまったく別のアプリケーションなので、同一システム内に共存可能だそうだから、まずは試用させていただくことにしましょう。


4月18日(日)
『桜はバーチャルで判断できないけど、ラーメンは評判で間違いない』

花見の準備は万端のはずだった。新潟の信濃川堤の桜は散り始めても、今年も行こうと決めていた鶴ヶ城は、「バーチャル花見」のホームページで毎日その日の画像がアップされていて、今週あたりが見頃になると目星をつけていたからだ。磐越自動車道のおかげで、新潟市内から会津若松まで1時間ちょっとで行ける。

しかし鶴ヶ城の桜は、まだ残念ながら蕾が多かった。場所や桜の種類によって開花の差があるようで、アップされた画像は、そこそこ咲いている場所のものだった。それでも天守閣からの眺めと、高くて深い城壁にしなだれかかるように咲く桜を見られて、来たことに後悔はない。私のいままで見た中では、ここほど情緒を感じる桜はない。どうやら情報の取り方に失敗したようだ。

せっかくここまで来たのだからと、喜多方ラーメンを食べに行くことにした。それでも会津若松インターから15キロもある。いささか退屈な道を北へ走らせながら、信号で待たされるたびに、少し後悔し始めていた。ようやく着いた駅前の案内所で、市内に120軒もあるという「
ラーメンマップ」を貰う。私も桜と違って喜多方ラーメンに関しては、先発隊からかなり情報を仕入れていた。まず、きょうの目当ては「坂内食堂」だ。

地図を見ながらでなければとても辿り着けない、一方通行の細い道を注意深く進むと、失礼ながらオンボロの古い店に、なんと30人くらいが当たり前のように列を作っていた。もうここまで来たら並ぶっきゃない。食べ終わって出てくる多くの人が、お持ち帰り用をぶるさげているのを見て、これは間違いないと確信した。店内は広いが、打ちっ放しの床と畳敷きに、所狭しとそっけないテーブルが置かれている。ここに相席だろうが何だろうが、座れれば文句を言ってはいけない。なにしろ水もセルフサービス、レンゲも爪楊枝も必要なら自分で取りに行かねばならない。しかし、ここのメイン「肉そば」を口にしたとたん、そういう店内の雰囲気に親しみさえ覚えるようになるから不思議だ。

麺は平打ちちぢれ麺。スープはとんこつでとった塩味系のあっさりしているけどコクのある味で、麺が隠れるほどの、よく煮込まれたチャーシュウが乗っている。これは、うまい!!自分の好みで言えば、札幌ラーメン系のほうが好きだけど、人がこれだけ列を作り、全国に名をとどろかす味には、作り手の魂まで感じた。大げさに言えば、この味がなければ、喜多方に来ることは一生なかったかもしれない。口の中に残る後味を楽しみながら、また商売の原点を教わったという思いを胸に、家路についた。


4月17日(土)
『カラーレーザープリンタは、もうまもなく手の届くところまで来ている』

私が会社で共用使用しているMacintoshのネットワークに、EPSONのLP-8000Cがきのう導入された。なんてったってカラーレーザー・プリンタだ。さっそくセルに若干の色の入った、エクセルファイルを印刷してみておったまげた。ビューテホー!(呉エイジ風

その前に使用していたのは某社の白黒レーザープリンタで、紙は2枚、3枚と巻きこむトラブルはしょちゅうで、ウンともスンとも反応しなくなったり、印刷は速いけど印字も若干の滲みが感じられ、「ウチにあるインクジェットのほうがよっぽど綺麗だ」なんて一部で酷評され始めていて、可愛そうにも完全に陳腐化の憂き目にあっていた。これが導入からたった2年!

LP-8000Cは、大型の冷蔵庫を正四角形にぶったぎったくらいの大きさがある。余裕のあるスペースにあってこうなのだから、自宅に置いたらさぞかしとんでもないでかさだろう。Macで印刷ボタンをクリックしてみると、キュン、キュ、キュと音がしてちょっくらお考えになる。まだかなあ?と思い始めた頃に、一気にプリントアウトされる。

紙を横から見ると印字部分が光っているじゃないの。カラーのバックに黒の文字がかぶってもくっきりだ。なによりOsakaフォントの美しさったら。普通紙でこれだけのクオリティーだから、こうしてカラープリントした書類に、あとから綺麗にはんこも押せるという。これで本体40万円台、月々のレンタル料が1万円を下回る。それを聞きながら、私は自分ちならどこへ置くか考え始めた。ダメ!ダメ!そういえば、びしょびしょの青刷りコピーを乾かしてから会議を始めたなんてのも、そんな昔のことではないんだけどなあ。

先日ネットワークというのは、けっこう難しいものだと実感する出来事があった。ある機材の導入が行われたときに、業者がどうも設定を間違えたらしい。いつものプリンタに何度データを送っても印刷が始まらないので、セレクタやドライバの再インストールなどしていたら、階も違うし、直線距離にして100メートル以上離れている場所の女性が、「私のところから何枚も出てきました」と届けてくれた。担当者は「考えられません」と言い切ったが、そういうことが起こるのがこの世界のようだ。奥は深い。


4月16日(金)
『私の人生運は値段にするとタダとでてきたが、まんざらでもない』

あなたの値段を鑑定します」と、人間評価をするというサイトが週刊現代に紹介されていたので、さっそくアクセスしてみた。名前、性別、年齢、配偶者の有無を入力して、あとは22の質問にクリックでひたすら答える。「あなたが本気で殺せる人は?」なんていうコワイ質問もいくつかあった。そして出てきた私の値段は!3905万4328円 で、42階級のうち26位の「普通の中学生級」だそうだ。なんだよう。

すでに46万人が挑戦したという鑑定結果グラフをみると、上は何億という人から何千円の人まであるようで、やっぱり私の結果は下の方だった。値段の根拠は、心、才能、境遇、人徳、運に分けて解説してくれ、私の場合、こそばゆいが人徳がAランク、心がB、才能はCで「才能は少ないです」と断定された。さらに境遇はDで「全く恵まれていません」だって。極めつけは運のDで、これも「全く運がありません」とのこと。同じDでも境遇では159万6829円稼いでいるのに、運のDは0円 です!おーい!!私の人生運はタダかいな。持ってけ、ドロボー。

この鑑定結果のページは、太字で‘tktrさんの値段鑑定結果’とタイトルが付く。CGIなのだろうが、これをテキスト「別名で保存」すると、ファイルにはサイトの名ではなく、「tktrさんの値段」とデスクトップに保存された。こういうのは初めてだけど、鑑定結果はともかく、これは大したもんだ。週刊現代の記事によれば、このページの作者は上智大の学生さんだそうで、「基本的に僕が好きなタイプが高くなるようになってます」とおっしゃるのはいいとして、「女性は男性より高め、若いとさらに高くなります」って、まじめにやっちゃったぞい。それにしてもよくできたサイト。充分楽しませていただいた。

絵本スタックネット充満推進協議会」というページまで作られているやっくんに、是非いくつかダウンロードしてみてと薦められて拝見したが、なかなかスゴイ作品があるものだと感心した。見ていて気付いたことがある。それは絵がフェイドインやフェイドアウトする処理が何度も出てくる。iモードの起動画面はこれだ!「Welcome to F501i」と出て、iのボヨヨンマークがフェイドインしてくる。きっとハイパーカードスタック愛好者に違いないと。


4月14日(水)
『分かる!面白い!役に立つ!「日本語練習帳」は本物の学者の本だ』

面白くて参考になるので是非読まれたらと、その本が紹介された4月4日朝日新聞の記事「ベストセラー快読」のコピーをいただいた。「分かる!面白い!役に立つ!」と副題のついた、学習院大学教授の中条省平氏の推薦されているのは大野 晋氏著「日本語練習帳」(岩波新書)で、さっそく紀伊国屋に行ってみたら文庫コーナーにはめずらしく、山積みして販売されていた。

どうすればよりよく読めて書けるようになるか。何に気をつけ、どんな姿勢で文章に向かえばよいのか。練習帳形式なので、実際に問題を解きながら読み進むようになっていて、「著者が60年の研究を傾けて語る日本語トレーニングの手順」となっている。せっかちな私は内容そのものが面白くて、ついつい解答を見ながらアッという間に読み終わってしまった。今はこれから何度も読み返そうと思っている。

いきなり最初の問題が「思う」と「考える」の使い方だ。「思う」が感情的で、「考える」が理性的働き。読んでいる私は分かっているつもりである。しかし著者はこの安易な解答を一蹴していて、「思いこむ」と「考え込む」、「思い出す」と「考え出す」の違いから、「思う」と「考える」の本質を分かりやすく教えてくれている。

本の中盤に「二つの心得」という章があって、私にはここがもっとも勉強になった。それは【「のである」「のだ」を消せ】と、【「が、」を使うな】だ。「のである」「のだ」は、「君たちは知らないだろうが、こういう事実があるんだよ」という気持ちをこめた表現になるという。だから、大学教授の本にはノデアルが多いし、小児科の先生が育児について若い母親に語る本や、俳句の講釈にもしきりに使われていて、むしろ表現定型とさえいえるそうだ。「のである」が繰り返し使われると、強めというよりは、書き手が力んでいる、押しつけていると読む人もあると著者は説明されている。

「・・・が、」は、一種の留保・抑制を意味する。つまりガがくると、それまでの叙述はすべて留保の条件と化してしまい、判断の本体はガの下にくることを示す。「・・が、・・が、・・が」と続いていると、判断の本体はガの下だぞ、まだ下だぞということになって、最後の最後でやっと決着する。これでは読みにくいし、話がゆるくなって曖昧になってしまうそうだ。だから「が、」を消しきってしまって、「A・・・・。しかしB・・・」としたほうが、文章が把握しやすいとおっしゃる。まったく分かりやすい説明で、これはいいことを教わった。

私はこの"Mac Beginner's Diary"で、「のである」「のだ」を多用してきてしまった。日記なので自分に言い聞かせるような文体のつもりだった。しかしWebページ上の日記であって、もちろん人に読んでいただくことを前提としているのだから、これから変えなければと思う。私の世代は「バカボンのパパ」の「・・・なのだっ!」という、照れながらも自己主張するような、そういうパパからの影響もあったかもしれない。他にもこの「日本語練習帳」には参考になることがたくさん書かれていて、読んでいてドキリとすることもしばしばだった。本物の学者とはこういう人だと思う。


4月11日(日)
『メール添付は誰も解らないと言われて彼がせざるを得なかったこと』

エヘン。実は私はサッカーJ2アルベリックス新潟の個人会員なのであーる。まっ、ホントを言うと、年会費も安くはないし、少々おつき合いでの入会だった。しかし、きょう岡ちゃんのコンサドーレ札幌にも勝っちゃって、これで失礼ながらまさかの開幕5連勝になった。こうなると先日事務局から送られてきたホーム優待入場券3枚も大事に使いたいし、私の会員としての鼻も高くなってくる。残念ながら地元にあっても、ホームでないとテレビ中継もないし、盛り上がりがもうひとつない。まあリーグ戦もまだまだ長いし、このままはいかないだろうが、赤き血のイレブン(古い!)の永井監督のもと、ワールドカップ予選会場都市チームとして、明日につながる活躍を祈っている。

会社で企画の人間が私に嘆く。グチる。彼によれば、支社からメールに添付してファイルを1枚送って欲しいだけなのに、たったひとりしかいないわかる人が外出中のために、それが出来ないのだという。「支社にはPCもMacも、持っている人はたくさんいるんです。それなのに添付は誰もわからないって!これが普及したInternetの現実ですかねえ。情けないです」と。それで彼はどうしたかというと、プリントアウトした書類をFAXしてもらい、こっちで改めて打ち直したんだそうだ。

InternetでWebページを見て廻るのも楽しいが、メールをやりとり出来ることのほうが面白さは上かもしれない。その点で設定がある程度わかるまでには苦労もしたが、フリーウエアで長らく使わせてもらったEudora(J)開発者の、Internet普及への貢献はとても大きいと思う。ごく身近にも、スケルトンでボンダイブルーとアイスっぽいツートンの、ポケットボード新製品Pureを手に入れてキャッキャッとしている人がいるし、かく言う私もiモードでウヒャウヒャする日々だ。どちらもいつでもメールを使いために購入したグッズだ。

知ったかぶりをするような言い方になるけど、ポケットボードやiモードでメールに初めて触れた人で、果たして何パーセントがメール添付までたどり着くだろう?そしてようやくMacでメールが出来た人の多くが、ファイル添付の変換方式や、バージョン、拡張子、圧縮、解凍など、どうしたら自然に覚えられるのだろう。機能限定したところでは大変な通信メディアの発展だが、拡がりという点では壁も感じる。簡単にして解らなくてもよくするのではなくて、簡単で理解しやすくするようなMacOSの進化の場というのは、まだまだ多くあるように思うのだが。


4月10日(土)
『そういうもんなんだってば・・悪友の主張に論破されてしまったMacマニア』

「きょう行っていいか?」とめずらしい男から電話が入った。「お前さんの第二基地を見ておきたい。それからもう何年も狂っているというMacとやらを拝ませてもらう」と、否応もない無愛想な申し入れに懐かしさが込み上げる。「つまみでも買ってきてくれ。飲ませたいとっておきの酒もある」と、時間を約束した。

デスクとサイドテーブルに所狭しと並ぶMacと周辺機器を眺めて「すごいな」と素直に溜息をつかれ、実はもうワンセットとあといくつかの周辺機器が自宅にもあるんだと、言うのはやめておくことにした。「まあ、触ってみろよ」と椅子に座らせたら、「あのさ、Hな画像のストックを見たい」って。「あのなあ、お前MacのこともInternetのこともオレのことも誤解してるぞ」「ないの?」「あ、ある。たっぷり」「ほーら」「いい年こいて、バイアグラでも飲んできたか」など悪態をつきながら、スライドショーをセットしてやった。

クリックに熱中する彼を置いて、私は飲み食いの準備にキッチンへ移動した。しばらくすると「聞きたいことがあるんだけどさあ」と大声で呼ばれる。フリーズでもさせたのかと心配しながら行ってみると、なんだか怪訝な顔をしている。「Macっていうのは、この林檎マークがついているヤツだろ?」「そう」「じゃ、これは林檎がついてないよ」「はは、これはモニタって言って、コンピュータ本体じゃないんだ。写しているだけね。ほら、坂本龍一がCMに出ていたダイアモンドトロンの三菱のさ」「じゃ、これは」「ははは、同じベージュだけど、これはプリンタだ。もう何にも知らないんだからな。会社で化石扱いされてるんじゃないのか?これがあると年賀状印刷なんて便利だぞ。カラー写真が綺麗に出る、これはイチバン売れているエプソン製だ。もとは時計のSEIKOの子会社な」「そのくらいオレだって知ってるって。じゃ、こっちのは?」「これはスピーカー。スピーカーって言ったらダイヤトーンでしょ。古いかオレ?」「かなり古い。じゃあ、それだけMac、Macって騒いで、林檎はこれひとつだけなの?」と、8500の本体を指差しながら言う。

「そういうもんなんだってば」と言って聞かせても、どうも解らないと「だって、あんたバーバリー、バーバリーって、もう何年たつ?身につけるものはともかく、パンツだって何枚持ってるのよ。口を拭えばハンカチもそうだし、筆入れから名刺入れまでバーバリーだろ?」「傘は高くてあきらめた」「すぐなくすんだから正解だ」と、よけいなことまで言いながら部屋を見回される。「ほーら、ほーら、掛かってるタオルも、ベッドにもあるぞ、贅沢だな」「いいじゃないか、いただきものだよ」「これだけの凝り性が、林檎ひとつとはぜったい納得できなーい」「おい、酔ったか?」

彼の帰ったあと、Macの前に座って考える。そう言われればそうかもしれない。Apple製があって、その周辺機器のクオリティも価格も似たようなものでさえあったら、私のデスクは林檎マークだらけになっていたことだろう。そうはさせないAppleの歴史があった。残念だ。


4月9日(金)
『壊れないから心配しないでと、私も声をかけられる身分になった』

久しぶりにのめり込む小説に巡り会い、ここ2日は寝ている時間以外、栞がわりに小指を挟んで過ごすほど夢中になって読んだ。先ほど読み終わってしまい、今度は興奮して寝つけない。偶然知った著者であったが、これから追いかけてみようと思う。本を読む時間が増えれば、Macに向かう時間が減ることになる。どちらもやりたいが、体はふたつない。

エクセルで表など作っているとき、何度か遠くからの視線を感ずることはあった。「あの、ちょっと後ろから見ていていいですか?」と、きょう声をかけてきた私のはるか先輩は、パソコンとは全く無縁の人だ。「よろしければ触ってみませんか?やってみればこのMacというのはそう難しくありません」「いいんですか?」。私は席を譲って先輩の後ろに立った。

「この画面が机の上に見立ててあるんです。これが引き出し、フォルダと呼んでいる書類入れ、ほら端のほうにゴミ箱もあります」「ほう、ほう」「これがクリック。これで選択します。すると黒くなります」「うん、うん」「そしてダブル・クリック。これをすると中が開きます。それでここのボタンを押すと元に戻ります」「やっていいですか?」「もちろん」「でも壊れたりしませんか?」「滅多なことでは壊れません。ソフトが壊れたらもう一度入れ直せます」「じゃ、やらせてもらいます」「若いのには聞き難いでしょうが、私が何でも解るようにご説明しますから。ちょっと席を立ちますので自由にいじっていてください」「ありがとう、なんだかウキウキします」

小一時間ほどして戻ると、先輩がちょっと困った顔をして近寄ってきた。「ダブル・フリップしてみたんですけど元に戻らないんです」「ダブル・クリックですね」とモニタの画面を覗くと、エクセルやワード、そのほか5つほどのソフトが立ち上がっていた。私がフォルダとファイルの違いをちゃんと説明していなかったせいだ。「壊してしまいましたか?」「いいえ、心配ありません。ファイルはこうやって終了します。時間があるとき、また少しづつ練習しましょう」「本当にありがとう」

次は何を説明しようか、などと考えながら先輩の奮戦の後片づけをしていると、MacOS8からはほとんど見ることのなくなった爆弾がひょいと登場した。さして驚きもせず再起動をかけたが、また出る。それから爆弾の連発になった。きっとどれかの大事なファイルを「ダブル・フリップ」の後に捨ててしまったりしたのだろう。私はその様子を先輩に悟られないように、それから30分ほどでシステムの再インストールをした。それは「壊れないから心配しないで」と声をかけられるのが、上達へのイチバンの近道になると思うからだ。


4月6日(火)
『私が入れ込むこともないのだが、来る4月9日は大事な日らしい』

Macを起動するたびに、じっとモニタを見つめる。ギターとドラムスを配したQuickTime 音色アイコンのかっこよさったら。それから最初に出てくるSpeed Doublerの立体感もいい。ちょっと平面的だけど、KODAKもさすがに綺麗だ。ところが言っちゃ悪いが、エプソンのはどうだ。絵の下手な子供が書いたようなロケットに、虹がかかっている。Iomega Driverも訳の分からない絵だったが、8.5になって出てこなくなった。

極めつけは大変お世話になっているフリーウエアのFontPatchin'だ。「あ」や「A」の文字へ、斜めにバンドエードが張ってあるのだ。私はこのかっちょ悪いアイコンを見るたびに、それだけで外そうかと思う。作者のソフトの開発のご苦労と失礼は承知の上で申し上げれば、もうちょっとMacの起動に似合うデザインへの変更を希望したい。

うちには直接関係ないけど、きょうの入学式でピッカピカの1年生は全国で何人くらい誕生したのだろう?午後は荒れたが、午前中はいいお天気でけっこうだった。少子化が続く中で、父兄にビデオやカメラを向けられて、得意になって歩く子供たちの姿が思い浮かぶ。

私が5年ほど前に中国の繁華街で見たのは、何年も同じ服を着たままのような裕福にはとても見えない若い両親に左右の手をつながれ、ピンクの大きなリボンも鮮やかに、これ以上できないというくらいの中国風おしゃれをしてもらった、わがままそうな女の子の姿だ。一人っ子政策の象徴的な親子連れだと、通訳の方は説明をしてくれた。他にもそんな親子を何組も見かけて異様に思えた。いま日本の夫婦が生む平均も、とうとう1.4人になってしまったという。その親がビデオカメラで必死に我が子を追う姿は、あのときの中国の親子とどれほど違うのだろう?聞けば、恐怖の大王の降りてくるという7月が過ぎるまで、子供を作ることは考えないなんて言う夫婦もいるらしい。何より子供をたくさん産みたいと思えるような、社会になっていないということなのだろうか。

かと思えば、あと3日後の4月9日に仕込めば(失礼!)、計算ではちょうど2000年1月1日生まれの、2000年代最初の子になるらしい。週刊文春によれば、カナダの会社が「北米最初の2000年ベビー」を出産すれば、200万ドル(2億4千万円!)を贈ると発表したので、アメリカでは0時過ぎに日付変更線のそばの南の島で、帝王切開をして生もうと考えている若い夫婦までいるらしい。アホかいな。でも21世紀は2001年かららしいので、そうなると新世紀ベビーはもう1年後ということか。いづれにしても、もっと自然にいけないものかな。まあ、私が入れ込むこともない。


4月5日(月)
『Webサーフィンを何時間続けても座り心地のよい椅子が私は欲しい』

きょうのお昼前、さる街のさるパソコンショップで、ガチャーンという大きな音がして、中年の男が椅子とともに後ろにひっくり返り、後頭部をシコタマ打ってアタマかかえていたの見ませんでした?それ私です。仕事中にショップなんかに寄って、バチが当たりました。

って、私はちっとも悪くないの!次のアポまでの合間に、ちょっとした時間の余裕ができたので、先日目を付けておいた表がボンダイブルー、裏がアイスになっていて、マット加工してある小さめの980円のマウスパッドを買っておこうと寄ったのだ。それを包んでもらって出口へ急いでいたときに、座り心地のよさそうな椅子が何とはなしに目に留まったのだ。Macをするときの椅子は、いままでずいぶん売場で試してきたが、やっぱり価格と使い勝手のよさは比例しているようで、安いけど体にフィットする椅子にはなかなか巡り会えない。だからこれはという椅子を見かけると必ず座らせてもらう。

この店にあった黒くて大きめの椅子は、見栄えがよい割に2万円以下の価格がついていた。さっそく座らせてもらうと尻の座りはなかなかいい。問題はWebサーフィンしたりするとき、そっくりかえって長時間過ごしても腰が楽かどうかだ。そこで私は背もたれに腰をピタッとつけて、ギューッと腰を伸ばすように体重を掛けてみた。その時だ。私の体は真後ろにひっくり返ってしまった。ガッチャーンという音は店中に鳴り響いたことだろう。あーみじめだ。あーみっともない。

倒れた椅子をよく見れば、背もたれが外れてしまっている。ちゃんと金具が止まっていなかったのだ。店員さんがすぐ駆けつけてきて「いいですよ、椅子は。こちらで直しておきますから」とご親切に。って、当たり前だろ、バカヤロー。後頭部も腰も痛いやい。大丈夫ですか?とは言われなかったのは後で気になったが、恥ずかしさでそそくさと店を後にした。

そこまで痛い思いをして購入したマウスパッドだが、見栄えはいいのに使いにくかった。マウスの滑りはよいけど、マット加工の大味なざらざら感が気に入らない。数分使ってもうしまった。無駄遣いというのはこういうのを言うのだ。それでいままで使用していたミート・ザ・ビートルズのパットに戻したら、なんだか今度はモタモタするように感じる。それでそれも外して、デスクに直にマウスを使ってみたら、これがいちばんしっくりするではないの。そう決めたとたん、腹の底から笑いが込み上げてきた。バカな男だ。


4月4日(日)
『GiveよりもTakeに楽しい休日は、アッという間に暮れいく』

ごく早朝から近くの神社の掃除や草むしりをする。いやいや出かけたが、終われば気持ちがいい。家に戻ると、クーンクンと愛犬ダンから催促の声は無視できない。私が休みの日には、朝晩2回の長めの散歩に連れていくお約束になっているのだ。さっそく連れて出ると、なんだか満を持していたように、いつもになく大量のフンをきょうは3回もするではないの。たまたま大きめのスーパーバッグを持っていってよかった。帰りはなんだか痩せたようにさえ見えた。

続いて愛車のタイヤを、スタッドレスからノーマルに履き換える。自分でやればいいものを、最近はオートバックス専門で、1時間半待ちの1500円でも、終わればこちらが「ありがとう」と言う。履き換わった車に乗り込んで、ギアをドライブに入れて走り始めれば、ノーマルタイヤの落ち着いた走りにようやく春の到来を体感できる。冬にはできなかったワックスがけを、戻ってから時間をかけてやった。また一冬越えた愛車をじっくり見てみると、やっぱり知らないうちにあちこち傷んでいる。きょうはボンネットの中まで拭いてやった。

さあ、ようやくMacの番だよ。久しぶりにデスクトップの再構築PRAMクリアを実施してみた。先日DragThingのサウンドを切ったのと、アピアランスのサウンドをデフォルトのプラチナにしたこと、Netscapeを4.5Jにしたことなどとの相乗効果だろうか、G3/266MHz/160MBの本体で、MacOS8.5.1にSpeed Doublerを乗せたFinderは、いままでで最もキビキビとして安定してきた。ウインドウの開閉、Eudoraの起動、Netscapeのキャッシュの読み込みなどに特にその印象が強い。嬉しくて、さらに機能拡張や初期設定、アプリケーションのいらないファイルなど、ハードディスクのダイエットにいそしんだ。こうしてGiveよりもTakeに楽しい休日は、アッという間に暮れていった。

iMacのポスターなどに書いてある「Yum.」って何ですか?とメールで質問を受けた。直接聞かれれば、けっこういい加減に答えてしまうところだが、テキストだとそうもいかない。あちこちMacサイトを廻ってみたり、サーチをかけてみたけど見つからない。そこで英語辞書検索サイトで入力してみたら、あったあった。Yum Yumで「うまい!、おいしい!、おいしそう!、嬉しい!」っていう意味で、Yum.はその略のようだ。キャンデーみたいなiMacだから、Yum.がキャッチフレーズってわけね。なーるほど!


4月3日(土)
『iモードでこんなこともできるよっていうのをお話ししましょう』

京都にいらっしゃるMaccoさんによれば、あちらのiモードのCMには赤井英和が起用されているという。彼のことはボクサーの頃も、「どついたるねん」で映画デビューした後からもずっと好感を持ってはいるが、あの脂ぎった顔で「よーわからんのですけどぉ」なんて言われたって、買ってなかったかもなあ。なんちゃって。

ところでMacサイトの懲りない面々のなかにも、
iモード購入へ陥落寸前の方も見受けられるので、ちょっと背中を押しましょう。力の本,本の力のKan-Gさんが作ってくれたiモード対応Webページリンク集に行くと、そこには「iトビトビ日記」というのが、まず目に飛び込んでくる。フフフ。あっ、それは今はどうでもよろし。イチバン上に「モバイル電話帳」というのがあるのでそれを開くと、[1]クイックガレージというリンクがあると思う。それを更に開くと秋葉原とかの店名がズラズラと並んでいる。その店名のひとつをMacなどのパソコンでクリックしても「Not Found」としか出てこないはずだ。

ところが
iモードのWebでこれをすると、クリックしたとたん(iモードボタンを押したとたん)に、ピッピッピッと電話がかかり始めるのだ。これをPhone to機能と言うらしい。しかもこの作業をするのに、ページの読み込み待ちというのがほとんどなく、シュンシュンと開いていくのが気持ちいい。実用性のほどはわからないが、自分のケータイのメモリアルダイアルにデータを入れてなくても、Webページに自分の電話帳データをアップしておけば、メモリ数上限もなくなることにもなる。

それからFMを聴いていて、あれっ?いまのなんていう曲だっけっか、ということはないだろうか。FMなんて聴かない?そういう人は読まないでよろし。これも
iモードのFM局のサイトにアクセスすると、その曲の案内が文字になって出てくるのだ。知ったからどうってこともない。そういうこともできるっていう話だ。たぶんポケットボードを持っている人もそうだろうけど、iモードがいま胸の内ポケットに入っていると思うと、やっぱりメールが欲しくなる。eddieさんのお父さんもきっとハマることうけあいだぜっ!

設定し直すのが面倒なのでそのままにしておいたのだけど、ようやくDragThingを2.6にバージョンアップした。するといつの間に3D化されてカラーもグラデーションになっていてカッコイイ。何げなく今回はサウンドを外してみた。するとDragThing自体の起動も、アイコンをクリックしてからのアプリケーションへの連動も、ずっと速くなった。ついでにMacOSのアピアランスのサウンドも、お気に入りのマリオから初期のプラチナに戻したら、もっと速くなった。やっぱり重めのサウンドをつけると、その分読み込む時間がかかっていたようだ。なんだかFinder全体の動きが、シャキシャキしてきた。


4月2日(金)
『SANNETはISDNの8〜16倍の衛星インターネット利用可能プロバイダなのに』

SANNET
の雑誌広告のスミのほうに書かれている「SANNET衛星インターネットを楽しもう」という記事を見つけた。それによれば初期費用はかかるが、NTTサテライトコミュニケーションズのMegaWaveと月4000円の契約を結べば、送信はSANNETのダイアルアップで、受信はMegaWaveの衛星からの高速通信が可能になって、その速度はISDNの8〜16倍にあたる500kbps〜1Mbpsにもなるのだという。早合点の私は、もうそれだけ読んですっかり契約をする気になった。4月2日(金)『SANNETはISDNの8〜16倍の衛星インターネット利用可能プロバイダなのに』

本屋に行ったら週刊アスキーでも、丁度「衛星インターネット」が特集されていた。それはけっこう詳しく書かれた特集で、読んでみると
MegaWaveはCS放送の「スカイパーフェクTV」と同じ衛星を利用しており、サービスを受けるには、「CSパラボナアンテナ」、「ケーブル」、「受信ボード」??がいるそうで、その合計の実勢価格は約7万円くらいらしい。受信ボードというので、おやっと思い始めた。やっぱり!だった。Macへは、まだ未対応なのだそうだ。対応するPCはIBM PC/AT互換機、OSはWin 95/98で、 現在Macintoshシリーズ、Windows NT、ノート型パソコン、そしてLAN接続されたパソコンへは対応していないが、検討中だそうだ。

ダメと言われると益々羨ましくなってしまうが、チューナー内蔵タイプのボードを購入すれば、「スカイパーフェクTV」もモニタで見られちゃうんだそうだ。また編集部でも実験したところ、ダウンロードに400kbps〜800kbps、平均でも600kbpsは出たそうだ。それを目の当たりにしたら、果たしてどんなスピードなのだろう?

SANNETのWebページの中にも説明ページがあった。こちらでもMegaWaveを使用するときは、IPアドレスが衛星用に変換されるために、アクセス制限している「SANNETニュースサーバ」「SANNET会員専用ホームページ」は、いちいち設定を変えない限り利用できなくなると書かれている。一難去ってまた一難。ホームページ更新に手間がかかるようでは困るのだ。夢の高速化への道は、どうも一筋縄ではいかないようだ。

現実的な話に戻るが、先日ようやくインストールしたNetscape Communicator4.5Jで、Webページをテキストにて「別名で保存」にすると、いままでSimpleTextでデスクトップに保存されたのに、Netscapeファイルになってしまう。このファイルだと後で読むときに起動に時間がかかる。

そこで試行錯誤の末、ようやくアプリケーション設定の中の「Netscape/Source」がNetscape内部と指定されているのを、編集ボタンを押してJeditを開いたら、ようやく変更できた。これでSimpleTextによく言われる「開けません」もなくなるだろう。私にしては、難しい設定をよくできたと思う。ちょっと当てずっぽうだったけど。

Netscape Communicator4.5Jは、とくにキャッシュの読み込みが速くなったと思う。アップデートしてよかった。付録で使わせてもらって、申し訳ない気までする。ただ、WAOちゃんも書いていたと思ったが、読み込んだ後にシャックリするように、1回見えなくなるのだけが気になるところだ。


よろしければ96年11月 12月 97年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
98年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 99年1月 2月 3月 5月分も読んでください

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