tktr 週末更新日記 2000年5

もともと週末しかMacの前に座れなかったはずなのに、最近は更新をしない日がトビトビになっているMac Diaryです。
ビギナーのtktrがその日感じたことを綴っていますから未確認情報が含まれています。
必ずしも内容は保証されませんので、くれぐれもご注意いただきたいと思います。

『tktrのMac Beginner's Diary』最新のトビトビ日記はこちらです

よろしければ1996年11月 12月
19
97年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
19
98年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
19
99年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 6月分も読んでください



5月31日(水)
『高く澄みきった空、乾いた空気、深い森、静かで穏やかな空間にあるMac』

アウトドア系雑誌「BE-PAL」6月号の251ページ。ここにMacを通じてご縁をいただいたガーデンデザイナー中谷耿一郎氏の最新作「ロフト付き物置小屋」が紹介されている。木の香りに包まれて、すっごく気持ちよさそうな空間が想像されるこの小屋は、物置というよりひとりでゆっくりしたい別荘という感じ。あぁ、いいなあ。


       

八ヶ岳にある
中谷さんのお宅を訪ねたのはもう一昨年。98年11月23日付けの日記に書いている。物欲の塊である私は、深い森の中で自然と共生されつつMacもある、あえてよけいなお金をかけない豊かで充実した生活を目の当たりにさせてもらい、大いに感化されるとともに反省をしたものだった。リビングから広がる素敵な森の風景がまぶたから離れない。

実は4月から5月にかけて神宮で開催されていた「東京ガーデニングショー」に、「音楽家の庭」と題した庭を出展されたと、わざわざご招待状まで頂戴しながらご無礼をしてしまった。そこに建てていた小屋が評判を呼び、「こんなのが欲しかった」という人が続出したようで、今回市販品として販売施工が決定したと雑誌に書かれている。素晴らしい!

中谷さんは若い頃にソローの「森の生活」を読まれて影響を受け、いつか森でという夢をようやく8年前に実現したとおっしゃっていた。近くにある沢でイワナを釣り、自ら菜園を耕し蕎麦も打ち、冬にはカントリースキーを楽しんでおられる。そして仕事部屋にはMacが自然に収まっていて、そこでガーデンデザインをされているのだ。夢を見続ければ私にも、そんな生活を実現できる日がくるだろうか? 

       
    ※商品問い合わせ先
     
ログファーム 山梨県北巨摩郡大泉村谷戸2000 Tel:0551-38-4378


5月29日(月)
『メールの送受信がひとりでできるようになるとガラッと発言兆候は変わる』

「どこのプロバイダにしたらいいんでしょう?家族全員でアドレスを取ろうということになったんです」「MDディスクにダウンロードしたファイルをコピーできますか?VAIOにはMDがついているって聞いたもんで」「うちにあるのはWin機なんですけど、外部スピーカーがないと音は出ないんでしょうか?」「ISDNにしたらパソコンを置く場所を変えられませんか?」「うちのメールサーバでは、添付するファイルは何MBまで大丈夫なんですか?」「うちにいても会社に来た自分宛のメールを受け取れるんですか?」

どうでしょう?質問のレベルが向上したことったら。ググーンっと。それぞれのアドレスが設定されて、ひとりで送受信を不安なくできるようになってくると、それこそガラッと発言兆候が変わるのだ。共通しているのは、プライベートでも使いたくなってきていることかな。ここまでくれば、私はもう背中をそおっと押すだけでいい。抜かれるのは時間の問題かも。

ところで最近Netscape4.7日本語版で、ブックマークの階層を開いているときに頻繁にフリーズしてしまう。いま新たに入れている機能拡張はほとんどないけど、きっと何かと当たっているのだろう。「省エネルギー設定」か「ATOK13」あたりが怪しい気がする。しかしそんなこと私にわかろうはずがない。だからブックマーク内では、ポインタの移動はそおっと行うことで回避する。

それからコントロールバーって、オプションキーを押しながらドラッグしていくとモニターでの場所を変えられるのは知っていたけど、中のファイルの並べ順も好きなようにできるのを初めて知った。よく使うファイルを真ん中から右の方に並べ替えたら、それでずいぶんと使い易くなった。ったく、先生もたいしたことないわ。


5月28日(日)
『なぜなら・・空がとっても青いから大きな声で私は叫ぶ・・』

使用料が莫大だからあまりないのだろうけど、サイゴンの陥落を描いた映画「キリング・フィールド」のラスト、感動の再会シーンには「イマジン」がオリジナルで流れていた。そして今年のアカデミー賞「アメリカン・ビューティー」のやっぱりラストには、ビートルズのオリジナルではない「ビコーズ」が使われている。

今は亡きジョン・レノンが、ベートーベンの「月光」のテープを逆さ回しにして聴きながら作曲したと言われる、美しいメロディーとハーモニー。「ビコーズ・・空がとっても青いから大きな声で私は叫ぶ。愛はあなた、愛はすべて・・なぜなら・・」もう30年も前の曲なのに、いつまでも新鮮に聴ける。それはジェネレーションがそうさせるのか、それともそれを超えた創造力からなのかは、私にはわからない。ただ、じっくり聴くと胸がいっぱいになるだけ。

郊外の河川敷にある練習コースのティー・グランドに立った。とつぜん警報のようなサイレン、物を強く叩くような音、そしてマイクによるせっぱ詰まったような指示口調の繰り返しが、一帯に地鳴りのように響いてきた。そのうち超低空で真上に飛んできたモスグリーンのヘリコプターを見て、それがたぶん演習なのだろうことが理解できた。この辺では、しょちゅうこんなことがあるのだろうか?

いくら淡々とゴルフをしようと思っても、爆音の連続に集中力を欠いてしまう。まあ、欠かなくても大したことないんだけど。曖昧な言葉のやりとりの裏にある、これが日本の現実の動き。スコアはよかったものの、楽しさは半減で帰ってきた。そして「ビコーズ」をPowerBookで聴きなおす。「ビコーズ・・いつだって世界は廻り風は私の心に吹いてくるから・・すべていつも新しく・・」


5月26日(金)
『私は額に汗して地に足の着いた実業をがんばるというのが性に合っている』

経済企画庁は5月11日に発表した昨年10-12月期のGDPを、マイナス1.43%から1.6%に修正したそうだ。それもおとといのニューヨークタイムスに、「日本のGDPはインチキ」と書かれて慌てて下方修正したと言われていて、いずれにしろこれは前代未聞の醜態だ。

ニューヨークタイムスの指摘というのは「GDPの条件から金融機関の設備投資の伸び率が削除されている」というもの。大きなマイナスになる値を、意図的にぬぐって条件を出したと言われても仕方あるまい。魂胆が先にあって分母分子の前提を変えてしまうことを、私は「粉飾」ではなく「デタラメ」と呼ぶことにしている。ずいぶん前のことだが、私は外国ならP.ドラッカー、日本なら堺屋太一さんの著書をバイブルにしようと考えていた時期もあって、いくら劣勢の予想される選挙前とは言え、この長官には失望してしまった。

「株はやらないんですか?」とよく聞かれる。やりませんね。株に関する情報数値も、この分母分子の前提条件がよくわからないから。そもそも毎日ニュースで流れる「きょうは16000円を切りました」なんていう平均株価の元になる、225社だかがどういう基準で選ばれているか曖昧だし、最近入れ替わった企業もどうして選択されたのかはっきりしない。そういうことに政治的意図を感じてしまうし、だいたい机上のお金のやりとりだけで儲けたの損したのなんていうのは、私の性にぜんぜん合わない。

ソフトバンクの孫社長は「朝会社に社員が揃って、1日頑張って残業もして、なんていうことをしないと仕事した気がしないというような考え方そのものを捨てないと、この時代に新たな飛躍をする発想は浮かばない」と、テレビのインタビューに答えていた。一面でその通りだとは思う。しかし果たしてそうだろうか?という気持ちも強く持つ。たかだか年商30億円ほどのYahoo Japanの株が1億だの値が付くこと自体異常ではないか。だいたいソフトバンクだって、どれだけ社会貢献している会社なのだろう。

私もIT革命なんていう言葉を最近さかんに使っている。メディアの急速で大きな変化が、どう企業活動に影響を与えるかいま大問題だとは思う。しかし私は分母分子の前提がはっきりした数値を元に、額に汗して地に足の着いた実業をがんばるというのが、こういう時代になってきたからこそより大切なのではと思うのだ。私自身がすでに化石化に向かっているのかもしれない。不安だ。


5月25日(木)
『Outlook Expressのユーザー変更設定で自分だけのメーラーのように使う』

引き続き「インターネット実践研修」にて。全員に割り振ったメールアドレスを、こんどはそれぞれ自分で設定してもらう。研修の山を少しずつ登ってきたところで大きなハードルになるけど、ここはどうしても一緒に乗り越えてもらわねばならない。同じ文字が続くホスト名やドメイン名を、コピー&ペーストの駆使でとても早くできるのを知って、いままでの回り道の意味を分かってもらえるだろう。

会社ではアドレス設定とともに新規PCの導入も進めている。しかしいまだひとり1台体制には遠い。そこでOutlook Expressのマルチユーザー設定で対応する。この設定が私にとってMacであればスイスイといくのに、どうもWindowsとなるととたんに扱いにくく感じてしまう。慣れの問題だとは思うけど、予期しないダイアログやアラートが頻繁に出てくるのも不安だし、署名ひとつにしてもどうしてこんなに記入しにくいんだろう?それでも「かんたん、かんたん」と見栄を張りつつ、みんなにはWin機への設定を進めてもらう。

それにしてもOutlook Expressは起動後に、「ユーザーの変更」を選べば予め設定してある別環境へ瞬時に切り替えられる。えらいなあ。それで複数の人がまったく別のメール設定で、あたかも自分だけのメーラーのように使うことができる。互いのセキュリティー保護も可能だ。さらに自分の環境の中で複数のメールアドレスをアカウントに入れておけば、同時に別々のサーバにチェックをしてくれる。これはもうメーラーの最終形まで来ちゃっているのではないか。「MicrosoftのOutlook?冗談じゃねえや」と言っていたのは、何年も前のことでもない。

設定ができた人から猛烈に使い始めていて、きょうは挨拶と質問だけで、びっくりするほどのメール数を受信したのはとても嬉しい。詳しいことは使いながら覚えればいいですよ。ところで若手のホープSクンから、私宛FAXで毎日送ってもらうデータがある。ここに彼はお世辞にも達筆とは言えない文字で、頼みもしないコメントを毎度入れてくる。曰く「きょうはすごくいいお天気です」「この間の飲み会は楽しかったですね」・・きょうは「メール届いていますでしょうか?」と書かれていた。この時代に、このアナログが私の胸にしみる。


5月23日(火)
『初めてのメール受送信で感謝の言葉の次に書かれていた衝撃の報告』

いまは朝6時前でも朝陽はずいぶんと上がっている。空いた2車線の広い国道を、その陽射しを真正面から受けて私は気持ちよくVIGORを走らせていた。すると先方に雀よりふたまわりほど大きめの鳥が、道路の何かをついばんでいるのが見えてきた。あれはなんという鳥だろう?

その鳥は私のクルマの気配にあわてて飛び立とうとした。とうぜん横か上方に飛ぶと思ったら、それが反対にクルマのほうに向かって来てしまった。アッと思ったときにはコツンという音が聞こえた。もしやとは思ったが、すり抜けて飛んでいったことを祈りながら先を急いだ。

「インターネット実践研修」もいよいよ佳境に入ってきた。サーバに全員のメールアドレス領域をようやく確保。きょうから「メールの受送信」の実体験ができる。ほとんどの人が初めてになる。ユーザ名、アドレス、本名、SMTPサーバ、POPサーバ、そしてパスワードを、それぞれのアカウントに自分で設定してもらう。緊張して入力ミスの多いことったら。

さて署名も作って、いよいよ本文の作成。そして一緒に研修を受けている人、それと講師である私に向けて一斉に送信する。「さーて、受信ボタンを押してみよう!」の掛け声とともに、あちこちで受信を知らせるファンファーレが鳴り出す。「やったー」「きゃーっ」まあ、興奮するのもよくわかる。

私のPowerBookにも次々にメールが飛び込んできた。「教えてくださりありがとうございました」「厳しいけど、ついていきます」フムフム、そうかそうか。続いて中堅営業マンのWクンからも「メールアドレスがもらえて、すごく嬉しかったです・・」そこまではよかった。その後を読んで私は絶句することになった。「あのぅ、怖くて言えなかったんですけど、クルマのナンバープレートの下に鳥が挟まってます」ばっかもーん!そんなの口で言えーー。オレも怖いからキミが見に行ってこーーーい!!

てなわけにもいかず、おそるおそる懐中電灯で照らしに行くと、確かにけっこう大きめの鳥が挟まっていた。そーっと取り出すと、安らかな顔をして死んでいた。かわいそうに。クルマを走らせれば虫なんかもたくさん当たったりする。しかし鳥は後味が悪い。そういうことしかできないので、埋めて合掌だけさせてもらった。もういただきたくないメールだ。


5月21日(日)
『偶然に試打会で手にしたクラブにこれだ!と一目惚れの恋に落ちてしまった』

駅や順番待ちの列などで、ゴルフクラブを振るカッコウをする人を見つけると「なにやってんだ、このおやじ。どうせヘタなんだろ?」と、心の中で毒づいていたものだ。いま、まさに私がそのおやじと化している。道路にラインをみつければスクエアに慎重にスタンスをとる。棒を持てばストロング気味にグリップを決める。鏡があれば肩を入れて体重移動をしてみる。その姿をもう何人にも見られている。

ダンロップのXXIO(ゼクシオ)を購入して、これでもか!ってくらいきょうは打ち込んできた。その性能は思ったとおりで、体はバリバリだけど大満足だ。このXXIOというネーミングは「21世紀へOK」という意味なのかな。ゾーンキャビティーのチタンフェースは芯に当たらなくてもまっすぐ飛んでくれるという、その名に相応しくビギナーにもプロにも優しいハイテク設計になっている。

ヘッドの動きとともに目線が芝から青空に移っていくテレビCMや雑誌の広告を何度も見て、さらに現在自分の持っているクラブの最新上位機種になるから興味津々だったけど、値段は高いし46インチは長いし、私にゃ縁のないものと思っていた。ところが行きつけの練習場での試打会でたまたま手にするチャンスがあって、これがフィット感も打感も「これだ!」と一目惚れの恋に落ちてしまった。それからアタマの中はゴルフといえば常にゼクシオ状態が続くことになった。

その会場でも、また他の会場でも別のメーカーのクラブもたくさん打っている。それでこうなった。フィーリングって不思議だと思う。これからも試打なしで購入することはきっとないだろう。ところでMacintosh。こちらも同じ。私は店頭でPowerBook G3/400のキーボードを叩いたときに、そのフィット感の虜になった。そこにないものは虜になりようがないのだ。いい時代にMacを始めていてよかった。


5月20日(土)
『JR東日本の呼びかけにその通りと思って携帯の電源は切ることにした』

JR東日本が混雑しているときの携帯電話は、ペースメーカーや補聴器使用者に悪影響を及ぼす可能性があるのでやめてくださいと呼びかけている。そのとおりだと思って、それから乗車するときにはすっぱりと電源を切ることにした。バイブレーター設定やiモードメールで音をなくしても、周囲の人への電磁波影響は変わらないのだから。ところが、私のみるところ一向に老若男女を問わず乗客による自粛の気配を感じられないは残念だ。

私の手許に秋葉原で購入してきた約2万円の磁波測定機がある。電磁波のうち電場はシールド材を入れたフィルターやエプロンでほぼカットできるけど、磁場のほうはセメントだろうと鉄板だろうと突き抜けていってしまう。電磁波の強さは距離に反比例するから、離れれば急激に弱くはなる。ペースメーカー使用者の22センチ以内に電磁波発生元が近づくと危険らしい。

電磁波による精密機械への影響や盗聴の読みとり問題は、ずいぶんと前から対策が高じられてきているようだ。人体への影響は、スウェーデンが既に40年も前から25年間にわたって高圧送電線周辺住民45万人を対象にした調査、研究をやっていて、これによれば3ミリガウス以上の被爆では小児白血病が約4倍になったとの発表をしている。(現代用語の基礎知識より)それから欧米を中心にして大問題となったきた。しかし日本では疫学調査を初めとした因果関係を突き詰める研究がずいぶんと遅れているようで、「影響ははっきりしていない」という見解に終始している。

私の持っている磁場測定機でモニタの表面を計ると、機種によってばらつくものの、10〜15ミリガウスもある。裏の方は30ミリガウスも。画面から50センチほど離れれば0.5ミリガウスほどになる。1ミリガウス以内ならほぼ安全圏内らしいので、とにかくかぶりついた姿勢でMacに向かわないことだと思う。PowerBookの液晶からはほとんど検知できないのはありがたい。

この測定機は199.9ミリガウスまで測定できる。しかし!携帯電話が鳴り出すと、一気に針を振り切ってしまう。話し中はなんと200以上の状態が続くということを示している。恐ろしい。でも顔にくっつけないと使えない。なくては既に生活も仕事も成り立たないくらい便利に使っているので、携帯電話ではとにかく長く話さないことに決めた。


5月17日(水)
『高額納税者の記事を読んでいたらアジアで出会った人たちを思い出した』

近くて遠い国にて。ひととおりの予定をこなして日本にようやく帰る。空港に向かって走るクルマの中で、ふと思いついたことがあった。「Sさん、そう言えばこの国に何回も来ていていま思いついたんだけど、犬の散歩している人を見かけませんね」「冬はけっこう冷えますからねえ。みんな食べちゃったのかなあ」「・・・」

アジアの貧しくも平和な国にて。「このリストを見ると、ずいぶんと輸出や持ち出し禁止の動物があるんですね。やっぱり種の保存とか、疫病なんかの問題?」「そんなのはお腹いっぱいの国の人たちが言ってることだよ。腹減って死にそうなら、なんだって食べちゃうよ」「・・・」

一年中暑くて、人なつっこい国にて。私の目の前に並べられたお国の料理。めったに食べられないものばかりが並んでいるようで、私に最高の歓待をしてくれているのだ。日本で言えば、初めての外国人に寿司と天ぷらと納豆と山かけ丼を並べたような感じ。原型そのままの料理、原材料不明料理多数。みんなの視線が私の口元に集中している。

(これ、なんだかわかんないけど)「う、うまい。ナイス・テースト。これなーに?」「やぎ」「あ、そう。この姿カタチがはっきりしているの、どこから食べたらいいの?」「アタマから」「口数少ないのね。で、なんの鳥かな?」「小鳩」「そ、そうだと思った。カリカリしてる(ヒーン)、こっちもがぶっといってみよう」「こうもり、こっちはイモリ」「ナイス・テースト」「おかわり持ってくるからウェイタ・ミニツ」「イナフ、イナフ。ボク小食なの」「遠慮するな、喜んで食べてくれる人、トモダチだから」「・・・」

私の住む豊かなのに貧しき国。30分以上在庫になったら、できたてのハンバーガーをお客の前で捨てるというパフォーマンスをするチェーン店が、ファストフードの中で一人勝ち状態だって。都会はどこも渋滞で排気ガスだらけ。それなのに時間単位の消費期限を設けたおむすびを、1日に3回も、何万店とあるコンビニエンスにトラックがブイブイ届けて廻る。いったい誰がそれを求めているのだろう。

「お百姓さんが精魂込めて作ったゴハンだから、一粒も残してはいけない」「資源のない国だから、とにかく物を大切にしなさい」って、親や先生から耳にタコができるほど言われたもんさ。そのときは「うるさい、ダサイ」と思ったけど、大事なことだったと今さら思う。高額納税者の記事を読んでいて、私はそんなことをいろいろと考えた。


5月15日
『ビギナーズ・ダイアリーがコンピュータのプログラムを組んでくれたって?』

ここのところ新聞やテレビで「IT革命」という文字をを見ない日はない。小規模ではあるがさる得意先の会社で、たった1台しかないリースパソコンをただ置いてあるだけなので、Webページを閲覧することやメールを出せること、それにエクセルやワードも使えることを目の前でやって見せたら、ウチにこんなことができる機械があったのかと、それは大層驚かれて感謝されたという話をこの日記でも紹介したことがある。

この会社を知る人に、「聞くところによるとあなたは、自動的に請求書が出せるようにコンピュータのプログラムを組まれたんだそうですね」と言われた。とんでもねえですだ、お代官様。私がそんな大それたことできるわけない。エクセルで請求書のひな形を作って、それに必要数字を入力すれば印刷できるという手順をお教えしただけ。それだけなのに、そちらの社長には魔法使いのように見えたらしい。

プログラムを組むらしい人が、まさか「ビギナーズ・ダイアリー」のレベルだと知ったら、どんな反応をされるだろう。それでもまあお役に立てたようでよかった。しかし新しい道具は取り入れられてないけど、こちらの会社のやることには魂が入っている。だから会社に入ると気持ちいい。イチバン大切なことではないだろうか。

ところで社長からまた電話があって「デジカメを手に入れたのだけど、まったくわからない」という。「USBとか、シリアル、SCSI接続とか、どこかに書いてありませんか?」と何度確認しても、「そんな文章はどこにもない」の一点張り。ではお邪魔しましょうということになった。「わるいねえ」って言いながらなんだか嬉しそうな声。

そのデジカメはカード挿入式で、そのメモリーカードをディスクに挟み込んで、フロッピーディスクドライブにぶち込む。それをやっぱりフロッピーでインストールしたソフトで開くという製品だった。Macにはもはや無縁の世界に「なんじゃこれ」と思ったが、開いた画像への大きな歓声が背後から聞こえ、私はその言葉を飲み込んだ。


5月13日(土)
『自分の持つPowerBookに特別な愛しさを感じてしまう不思議なMacユーザー気質』

単なる噂かも知れないけど、いまのPowerBook(Pismo)の製造が既に中止されているというのを読んだ。もしホントなら、近々新PowerBookが発表されるのだろう。それは発熱問題の解決されたG4のCPUを搭載して、筐体の一部がトランスルーセントになっているのだろうか。そして「世界で最速の」ノートパソコンと謳われ、やっぱり大きめで重いままなのか。

身近にPowerBookの購入を検討している人がいる。私はこの情報をもう少し見極めてから決めることを勧める。まもなく新PowerBookが発売になりそうなら「待ち」だろうし、待ちきれないなら私も持っているPowerBook G3/400かPowerBook G3/333(1999)で、程度の良さそうな中古を探すというのはどうだろう。これなら現在のSCSI環境とも新たなUSBとも共存できるし、しかも400ならDVDがハードディコードされる。問題は価格とのバランスだ。

ところで「インターネット実践研修」には私のG3/400、タンジェリンibook、さらに3400、5300と歴代PowerBookを集めてきて実施している。そこで誰がどの機種の前に座るかがいつも問題になる。はっきり言って5300では、悲しいかな3400でも研修のペースにズレが生じてしまう。起動スピードもそうだけど、液晶のクオリティーが違いすぎる。そうであっても自分の持つPowerBookに、特別な愛しさを感じてしまう不思議なMacユーザー気質がある。

さて、ここのところ研修が終わるたびに出る質問。「買うならWindowsですか、Macですか?」即答する。「難しい質問だけど、私はMacです」間髪を入れず続けて質問あり。「それはどうして?」「Macのセンスが好きだから」「かえって迷ってしまいます」「これを使いこなしてみたい!自分のものにしたい!と思えるパソコンがあったら検討したら?」「なーるほど」


5月11日(木)
『やっぱりMacで作ったファイルはMacで更新して満足のプリントアウトとなった』

ゴミ箱をソラに、いやカラにするのに、会社のibookではしばしば蓋の閉まったアイコンに切り替わらない。仕方がないのでもう一度実行すると、ゴミ箱の中身はゼロバイトと表示が出た上で、ようやく元のアイコンに戻ってくれる。購入当初から2台とも同じ症状なので、これは最新MacOS 9.0.4のバグなのだろうか?こういうのは初心者研修をやっていて、誠にうまくない。

ところでOutlook Expressでは受信トレーの管理、CC:(カーボンコピー)もBCC:(ブラインド・カーボンコピー)も、アドレス帳からのドラッグ&ドロップで実に視覚的で分かりやすい。顔のアイコンを宛先にズルズルと引っぱっていくというのは、まさに顔を貸してもらうっていう感じ。Eudora2や3ではあまり思わなかったけど、Outlook Expressではつい同報もしたくなる。

それから数日前の日記で、ウインドウを閉じられないのが性に合わないというようなことを書いた。ところが初期設定(全般)のところに「メインウインドウにクローズボックスをつける」というのがあり、これにチェックを入れておけばちゃんと閉じられるのでした。これを私は研修しているお相手から教わったのでした。かっこわりぃー。でもなんでデフォルトでクローズボックスを付けておかないんだろう?

本社のMacに置いてきたエクセルデータを更新して、どうしても明日までに最新データのカラー印刷をしたい。そこで出先のWin機(カラーレーザープリンタに接続されている)と、私のPowerBook両方にメールに添付してファイルを送付してもらった。また誉めちゃうけど、Outlook Expressは添付書類をドラッグ&ドロップすると自動的に圧縮してもくれるんだな、これが。

いろいろな面で作業しやすいWin機で1枚印刷してみると、これがフォントに違和感もあるし、セルから字もはみ出てしまった。これをいちいち直していたら大変な作業になるので、急遽USBテンキーを購入してきてPowerBookで開始することにした。プリンターの関係でApple Talkをオンにしたり、ネットワークに接続できるまでこれまた苦労もあったけど、やっぱりMacで作ったファイルはMacで更新して、ようやく満足できるプリントアウトとなった。お疲れ。


5月8日(月)
『インターネット研修はひとりとして落ちこぼれることなくふた廻り目へ突入』

「あのう、すいませーん」「はい、どうぞ」「あ・のう」「だから、どうぞっての」「あのう、ゴミ箱をソラにって、どうすればいいんですか?」「あぁ、カラね」インターネット実践研修は、50数名、ひとりとして落ちこぼれることなく、ふた廻り目の研修に入っている。

初級コース・アプリケーション編は、クラリスワークスでテキスト入力から始める。ここでローマ字入力、書体の変更、コピー&ペースト、左右揃えセンター揃えなどをまず感覚的に学んでもらう。そしてきょうはキッドピクスへ進んだ。最近のキッドピクスは凄い。初期の3倍くらい面白い。遊びながら図形を書くためのマウス使いがきっとマスターできる。

名残惜しそうにするが、続けてクラリスワークスのドロー、Illustratorと体験してもらう。シフトキーを押しながら作業をすれば直線や正円が描けることや、ワープロと同様にコピー&ペーストができることに、みないちおうに「面白い、面白い」を連発する。そして「キッドピクスもIllustratorも同じことができるソフトなんですね!」「Macって、字も絵も同じように扱えるということだったんですか!!」そう、それそれ。それを感じて欲しかったんですよ。

Iクンには、まだついこの間Webページのさわりを教えただけ。それなのに彼は、その後ハウツウ本を求めてそこそこのページを自力で作り上げ、この連休にはiMacも手に入れた。そしてきょう彼のデスクトップを覗いてぶっ飛んだ。私のページよりよっぽど良くできたサイトを完成しつつあったのだ。彼のメールのタイトルはいつだって「教えてください」なんだけど、あのう、こんどは私が教えてほしいんですけど・・


5月7日(日)
『せっかくよくできていると思っても性に合わないと感じてしまうソフト』

すべての準備は昨晩のうちに整えておいた。ベッドの横には上から下まで着るものを並べてある。そして目覚ましの鳴る前に起き上がった。よっしゃー、いくぜぃ。イメージトレーニングに励みながらゴルフ場への山道をクルマでスイスイと登っていく。すると向こうのほうに一列に並んだ集団が見えてきた。よく見れば小学生の登校風景であった。そうか、子供たちはきょう学校だったのだ!そう思ったら、連休のまっただ中で遊びに行く自分が恥ずかしくなってきた。

景気対策もあろうけど、マスコミの「きょうから大型9連休が始まって・・」「成田では・・各高速道路の渋滞距離は・・」などの連呼には、どうにも抵抗がある。こどもが学校に行っている日を含めて、なんで連休なのよ。それにサービス業が増えているのだから、休日の増加と土日祭日休みというのは全然リンクしない。こういう浮かれた風潮は、こどもからみて真面目に学校へ行くことをバカらしく感じさせないだろうか。様々な未成年者の起こす事件とも無関係ではあるまい。その連休もきょうまで。

休みだから楽しいというのも、ずいぶん前からそうでもなくなった。出会いに恵まれたり、いろいろと試行錯誤をしながらそれなりに工夫を重ねてみたり、自分にとっての未踏分野へ夢中になる時間を取れることが、疲れたとしても楽しい。Macを覚えたことで、そのあらゆる可能性を広げてもらえたと思う。それはWindouws機でもよかったかもしれない。しかし私にはMacのほうが性に合っていたということだ。

ならばマイクロソフトの製品は使わないのかというとそうではなく、Excelを開かぬ日はないし、最近はメーラーもOutlook Expressを主力にし始めた。理由は「よくできている」と思うし、「使いやすい」とも思うから。でもやっぱり性が合わないかなと感じてしまうのは、ファイルを閉じられないところ、それから別ウインドウを出さないとメールが来ているという実感を味わうグラフィック的表示がなされない点、新着メールがないときの「プンッ」という、なんとも愛想のないサウンド。こういうところは企業センスだろうか。


5月5日(金)
『Webはプライベートに使いこなしてくると、うんと面白さが増してくる』

早朝の練習場にて。グリップ、よーしっ。スタンス、よしよし。腕の絞りもよーし、アゴも引いてあるっと。目標はあの旗の立っている120ヤード・・さーてと、テークバックに入る直前にクラブをよく見ると・・なんでパターなんか持ってんのよ!ばかばかばか。

誰も知らないし、注目しているわけでもない。出来がどうだろうと何の影響も及ぼさない。それでも・・明日ティーグランドに立つと思うだけで、既にこんなに緊張している。このドキドキがいい。ドキドキしなくなったら、人生終わりじゃん!なんちゃってさ。

いつものメンバーとのゴルフ。もちろん全員私よりうまい。私は追いつき追い越せという身分。レベルと態度はちょっと別だけど。互いへの連絡はすべてメールになっている。この間から戦績や次回の告知のためのWebページも起ち上げた。そして連休の開いた時間を費やして、とうとう私は専用掲示板も作った。Webはプライベートに使いこなしてくると、うんと面白さが増してくる。もちろんゴルフも。

巡回定番入りしているWebページを紹介させていただこう。ひとつ目は
ひろQさんの「ひろちゃん&よしこのスイートホーム」って、このタイトルは置いといてー。その中にある「研究人生泣き笑い」というのがバツグンに面白い。2年にわたるドイツでの研究に区切りをつけ、彼はつい最近日本で本格的研究生活に入った。こんなに楽しい研究者がいれば、日本の未来も明るいーと思ってしまうぞ。

ふたつ目は「ドラマフリーク 〜 なーはるのドラマとびとび日記」。世代を越えたサークルの交流ページを作っておられたが、最近その中のとびとび日記を独立された。この日記というのがタイトルどおりテレビドラマを中心に縦横無尽に斬っていて、その感性はナンシー関も真っ青というところ。私もよくドラマを観るけど、
なーはるさんの文章を読むと、なるほど、そういう見方もあるのかと感心することが多い。

そして最後は、そのなーはるさんから遠慮と配慮を取ってわさびを塗りつけたように切れ味鋭いのが「たーさんのドラマとびとび日記」。とにかくメッタメタにグサグサってのが素晴らしい。実はこの
たーさんは、先ほどのなーはるさんの妹さんなのだ。よく電話で語り合うらしい。そこではどんな会話が飛び交うのだろう?考えるだけでおそろしい。


5月3日(水)
『薫風を受け小高い丘のティーグランドから遙かに広がる早苗を見渡した』

MP3で取り込んだJOHN LENNONのナンバーを聴きながら、休みの日にPowerBookのJavaキーを叩く至福の時。ところがキーが進まない。どうしても彼の声を聴いていると、いろいろと想い出してしまう。Macがそうでも、こちらの私がマルチタスクに対応できていないのだ。

うちのチビが成人式を迎えた。チビといっても、私より10センチも背が高いけど。このへんでは1月15日だと足元が悪いので、働きに出ている子も参加しやすいように5月の連休に行う。玄関前でデジカメにて記念画像を撮ってそれでオシマイ。男の子は簡単でよろし。

最近ではメールでレポートを提出するよう要請する教授もいるそうだし、来年早々に始まる就職活動もインターネット抜きには始まらないほどになっている。コンピュータの若干の手ほどきをするくらいしか親としては手伝えない。あとはきょうからもう大人なのだから、超氷河期だろうとなんだろうと、自分の力で実社会をたくましく生き抜いていってほしい。

家からさほど遠くない山あいに、ショートコースゴルフ場がオープンした。谷越えあり、池越えありで、フェアウエイも狭くてけっこう難解な14ホールを専用カートで廻る。まるで展望台からティーショットをするような打ち下ろしホールもあった。小高いそのティーグランドからは、一斉に水がはられた田んぼが遙々と見渡せた。ちょうど田植えの最盛期なのだ。こちらの苗も秋にはたわわに実ることを祈ろう。


5月2日(火)
『来ると思うと来ない、来ないと確信すると必ず来てしまうのがMacトラブルの法則』

災難は忘れた頃にやってくる。トラブルは気が付いたときに、もう画面でとんでもないことが起こっている。来ると思うと来ない、来ないと確信すると必ず来てしまうのが「Macトラブルの法則」のようだ。購入以来8ヶ月間、絶好調が続いてきた(ここで言う絶好調とは、なにもなかったということ)PowerBook G3/400から、とつぜん爆弾が飛び出た。MacOS 8以降になってからは、爆弾をほとんど拝見しなかった。ご無沙汰のままでよかったのに。

いつものように起動させると、ハッピーマックが出て、やがてWelcome to MacOSというメッセージとともにアイコンパレードが始まるはず。ところが!そこでエラー11の爆弾が出現した。エラー11といえば、Netscape2.0のころには顔を見ない日はなかったくらい馴染み深い。お久しぶりです。いや、これは機能拡張ファイルがぶつかっているのか?ならばフリーズではないか?

不安な気持ちのまま、こんどはシフトキーを押しながら再起動をかける。おやっ、スムーズに起ち上がる。やっぱりコンフリクトだろうか。Speed Doubler、Kaleidoscope、FinderPop、FontPatchin、ホイール付きマウスと、ひとつずつ機能拡張ファイルを外して再起動をかけても結果は同じでエラー11。これはもうシステムの再インストールしかないかも。はたまたメモリのトラブル?まさかCPUでは??

時間がなかったので、そのままスリープにして仕事に出かける。いつものように具合の悪い子供を家に置いたままでかけるような気分だ。戻ってきて、あら不思議。長いスリープから起こして再起動させたら、スイスイと起ち上がるではないの。どうなってんの?それからは何ごともなかったように・・

エラー11の爆弾が出る前のことをひとつずつ思い返してみる。初めてこのPowerBookにNortonのDisk DoctorとSpeed Diskを1日前にかけた。ひどく断片化してはいた。それから長年のEudoraからOutlook Expressへ引越作業をした。それ以外に何も足してない、消してない、移動もさせてない。なぜだか直ってしまってから、挙動不審な動きもない。わからない。まあ、わからないままでもよしとするのが、これまた「Macトラブルの法則」かもしれないが。



よろしければ1996年11月 12月
19
97年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
19
98年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
19
99年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 6月分も読んでください

ぜひ感想をメールでください

tktr@sannet.ne.jp

HomePageに戻る