よりぬき日記    1999年版



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01月12日(火)『評判を打ち消すtktr少年のとんでもないはじめてのおつかいGO
01月24日(日)『風邪からようやく復帰のボヤッとしたアタマでiMacの発売について考えた』
GO
02月09日(火)『セット販売なんて昔の夢、そんなのいまの時代に続けられると思っているの?』GO
04月09日(金)『壊れないから心配しないでと、私も声をかけられる身分になった』GO
04月10日(土)『そういうもんなんだってば・・悪友の主張に論破されてしまったMacマニアGO
05月04日(火)『2年間続いたイントロのメロディー論争は結局どっちだったのだろう?』
GO
05月12日(水)『気になる彼女を遠くからチラチラと見るように、優柔不断のかたまりになりそうだ』GO
05月21日(金)『ルーツを訪ねる旅で出会った幼い自分の姿に、保存しておくことの深さを知った』GO
06月13日(日)『ポリシーも節操もないのか、売れれば何してもいいわけでもないだろう』GO
06月16日(水)『トビトビ日記は反おたくがコンセプトのサイトということになる』GO
06月20日(日)『ヌケてるところは数あれど、Macにはこだわり、一杯にもけっこううるさい』GO
06月22日(火)『お先走りはいつもこういう苦労をするのか?iモード残高照会への遙かな道のり』GO
06月24日(木)『♪♪思い〜込んだ〜ら試練の道を、行くが〜Macの〜生きる道』GO
07月04日(日)『がんばれ安芸乃島!Macに向かうときの正しいお顔とはどういう表情なのだろう?』GO
08月11日(水)『社内のMac派若手の言うことに、久しぶりに感情をむき出して興奮したできごと』GO
08月15日(日)『あなたのMacでやってもうた失敗談をお寄せください。とても参考になります』GO
08月21日(土)『水野植光さん、典江さん、本当におめでとう!画像でも参加したような気分になりまし          た』GO
09月04日(土)『保証契約書がどうしても見つからない。もしやと思いついてかけてみた電話』GO

09月10日(金)『とうとう巡り会ったPowerbook G3に、思いきって買ってもうた!!』GO

09月13日(火)『PowerBook G3のハードディスクの認識不安定は、CD/DVD driverの問題だった』
GO
09月15日(水)『ibookのデモ展示販売店リストとアップル・ストアでの予約開始の発表は不愉快だ』GO
09月21日(火)『アップルコンピュータには一部のユーザーの意見などということのないようにお願い         したい』GO
10月28日(木)『Macという道具を使って自問自答する貴重な時間は自分で守るしかないGO
11月04日(木)『仕事、金、家庭、健康のすべてが満たされている人など存在するのだろうか?』GO
11月16日(火)『解らないことがあることがコンピュータを使っていて普通だと思うくらい』GO
11月26日(金)『そろそろWeb上のエチケットを改めて考える時期にきているのではないだろうか』
GO

11月30日(火)『せっかくのデスクトップ機は放っておいてPowerBookにそれぞれ没頭するG3的生活GO

12月01日(水)『素人に操縦させる飛行機のパニック映画のごとく私は指示を続けたGO
12月07日(火)『独断と偏見で語るアップルコンピュータ株式会社への公取立ち入り検査GO
12月13日(月)『帰ってきたドライバー・・誠実なクレーム対応は逆にファンを増やす』GO
12月31日(金)『今年はちょっと配慮した年越しをしよう。きっといつもの明日がくるだろう』GO

1999年12月28日(火)〜2000年1月22日(土)『PowerBook・世紀末の地獄のトラブル


よりぬきトビトビ日記(1998年版)はこちらです

さらにそれ以前のよりぬきトビトビ日記はこちらです(1996年〜97年)    
  
大好きなMacintoshのAppleに・Macであんなこと、こんなこと・ソフトを使いこなしたい・ハードもなかなかハードだ
超ローカル・マルチメディアニュース(1997年6月〜98年1月)


1月12日(火)
『評判を打ち消すtktr少年のとんでもないはじめてのおつかい』

今年の正月休みはCD-R/RWにかかりっきりだったこともあって、スポーツ以外はほとんどテレビを観なかった。いつもは観すぎて後悔するのだが、そういう意味ではイイ休みになった。ただ日本テレビ系の「はじめてのおつかい」だけは、ハンカチを手に見入ってしまった。カメラマンがつきっきりで半分ヤラセだというのは判っていても、不安でせつないその子の気持ちや、送り出す親の心配を考えると自然に涙が出てきてしまうのだ。

tktr少年まだ幼き頃、家族で引っ越しをしたばかりの叔父の家に遊びに行った。叔父は国鉄(いまのJR)に勤めていて、一戸建てで新築された官舎(社宅)へ移ったのだった。そこには似たような作りの家が整然と並んで建っていた。親同士の会話が弾んでいるので、当時まだ珍しかったテレビに私は見入っていた。すると父がすぐ近くの店で、タバコを買ってきてくれと言う。いつもそんなことは頼まないのになぁ。テレビの続きを観たかったので「わかんな〜い」と応えると、「もうお兄ちゃんだもの、できるよな」と言われてしまっちゃしょうがない。それでこれがtktr少年の「はじめてのおつかい」になったのだ。

「おつかい」なんて楽勝だった。飛んで戻ってきたらテレビが点いたまま家には誰もいない。みんなどっかへ行ったのかなぁなどと深くも考えもせず、掘りコタツに入りチャンネルを戻してテレビの続きを観ていた。すると見知らぬおじさんがコタツに入ってきたのだ。誰だろう?とは思ったが、気にせずテレビを一緒にずいぶん長いあいだ観ていた。番組がコマーシャル時間になってなんだか「あれれっ?」と思い始めて、テレビの周りの家具や置物をじっくり見廻してみた。あっ!あっあっ!このウチ叔父さんの家じゃない!!スクッと立ち上がりコタツに入っているおじさんに挨拶もせず、逃げるように玄関から飛び出した。ボク隣のウチに帰っちゃったんだぁ。だっておんなじようなかっこをした家ばっかりなんだもん。叔父さんの家に戻ると「どこで道草くってきたんだ?」と父に尋ねられたが、それにはボクは黙っているしかなかった。

12月10日のトビトビ日記で『ボク公式を発明しちゃったみたい』をアップ以来、天才少年だったんですねえなど、一部にとんでもない誤解の反響があり恐縮していたが、この「はじめてのおつかい」のような出来事を山ほど起こしているとろい子でありました。あれからずいぶんたったけど、いまでもMacを前に考えられないような失敗を続けているのはご存じの通り。なかなか変われないものだ。


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1月24日(日)
『風邪からようやく復帰のボヤッとしたアタマでiMacの発売について考えた』

きょう発売された5色iMacを拝みに、40キロ離れたショップに遠征するスケジュールをたてていたが、とうとう私もインフルエンザを患ってしまい、土・日をほとんどベッドの中で過ごした。まだ若干咳が出るけど、ようやく先ほどから熱も下がってきて、こうやってMacの前に座れるようになってよかった。

Mac系サイトの情報によれば、
5色のiMacがほとんどどこの店でも同じように並べられているとのこと。カラーコーディネートもあるだろうが、マーケティング上からも陳列パターンをショップに一定にしてもらえるように、これらはAppleから依頼しているものと思われる。

消費財とパソコンではレベルも違うが、人間は左から右へ視認する傾向があるそうで、右の方が20%くらい視認率が高くなる。だから当然パワーアイティムがこちらから見てイチバン左で、底上げしたいアイティムを右に持ってくる。もしくは円形に並べて、5色どれもが平均に客の目に触れるように陳列されることだろう。

ちなみにコーラやタバコの自販機を、そんな視点で眺めてみるとはっきりわかる。売れ筋のコーラやジョージア、マイルドセブンなどはまずイチバン左に並べられている。右の方のコイン投入口に近いところには、だいたい新製品が置かれていたりする。さらに目線のゴールデンゾーンには、パワーアイティムに挟まれるように利益商材などが置いてあったりする。

そんな並べ方で買うのを左右されないという方をおられようが、案外買い物というのは衝動買いが多いものなのだ。それにiMacを買うつもりでショップに入っても、どの色にするかその場で決めるような人が多いと思われる。何しろ百貨店やスーパーの入口調査で、まだ買うものは決めてないという人が89%というデータもあるのだ。

だからこそiMacが、いまだに限られたショップでしか販売しないという施策には、いまだに疑問が消えない。それと製品アイティム削減による経営効率化と、この
5色iMac発売とどう繋がるのだろう?ストロベリーiMacにはとても心惹かれるが、ボンダイブルー1色のiMacを全国津々浦々で購入できるほうが、ずっとユーザの掘り起こしになると私は思うのだけどいかがだろう。


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2月9日(火)
『セット販売なんて昔の夢、そんなのいまの時代に続けられると思っているの?』

モノがどんどん売れる時代には、いま思えば売る側もずいぶん強気なことをして、それが通じていたモンだった。私の知るある大手パンメーカーなんて、パン屋さん自体がいろうがいらないまいが、セールスが朝4時頃からケースに入れて、店がまだ閉まってるシャッターの前に、いろいろなパンを勝手に組み合わせて置いて行っちゃうのだ。それで午後には集金に廻る。これがもちろん現金だけで、それも集金袋も膨らむし数えるのも面倒だから、1万円札だけしか受け付けない。端数は明日のに合わせるよってわけ。集金法に不満でも言おうものなら、明日から納品して上げないってくらいの勢いだった。これは20年くらい前の話。

チョコレートなんてのも、9月のまだ暑い時期から一斉発売して、これが全部セット販売をした。1〜2品だけ元々の人気商品があって、それに売れるかどうかわからない新商品や、はっきり言って抱き合わせ商品を10数品詰め合わせる。それにちょっとした景品や、まとめ買いには温泉招待などをつけて、ドカンと小売店に押しつける。9月に納めて、翌年の春までそのまま在庫を売ってればいいくらい押し込んだ。いまはそんなことどこもやってない。大げさだと思う?それを陣頭指揮した私が言うんだからホントなの。

モノが有り余って、景気も見通しがきかず、子供の割合も少なくなって、必要なものしか買わない時代になった。それで、いつのまにかセット販売なんて、とうの昔話になった。売れる商品を、単品で、きょう売れる分だけ、毎日仕入れるという小売業のシステムが当たり前になった。きょうび「セットで・・」なんてメーカーが口走ったら、パンパンって横っ面張り倒されるくらいのモンだと思ったらいい。

そこで我が親愛なるAppleさん。期間限定とは言っているらしいけど、iMacは5色セットで仕入れなければ納品しないぞという姿勢が見え隠れしているらしい。5色揃えて仕入れてくれたら数%の値引きをするなどの、キャンペーンを小売店対象に実施しているというなら話も分かるが、どうも売れていて何より人気があるから、もろ強気になっているようだ。

こういう場合どう考える?と、長らくの商売を通じて出来た小売業にいる複数の友人に聞いてみた。その中には熱狂的なMacファンもいる。しかし想像通りとは言え、答えは共通していた。「いまは売れているから黙っているけど、落ち目になったら叩き切ってやるからなと思うもの」と、けっこう紳士で真面目な友人たちはすれーっと言った。アップルジャパンのサイレント・マジョリティーには、生意気を言っているのは百も承知で言わせてもらえば、是非この声を覚えておいて欲しいと思っている。


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4月9日(金)
『壊れないから心配しないでと、私も声をかけられる身分になった』

久しぶりにのめり込む小説に巡り会い、ここ2日は寝ている時間以外、栞がわりに小指を挟んで過ごすほど夢中になって読んだ。先ほど読み終わってしまい、今度は興奮して寝つけない。偶然知った著者であったが、これから追いかけてみようと思う。本を読む時間が増えれば、Macに向かう時間が減ることになる。どちらもやりたいが、体はふたつない。

エクセルで表など作っているとき、何度か遠くからの視線を感ずることはあった。「あの、ちょっと後ろから見ていていいですか?」と、きょう声をかけてきた私のはるか先輩は、パソコンとは全く無縁の人だ。「よろしければ触ってみませんか?やってみればこのMacというのはそう難しくありません」「いいんですか?」。私は席を譲って先輩の後ろに立った。

「この画面が机の上に見立ててあるんです。これが引き出し、フォルダと呼んでいる書類入れ、ほら端のほうにゴミ箱もあります」「ほう、ほう」「これがクリック。これで選択します。すると黒くなります」「うん、うん」「そしてダブル・クリック。これをすると中が開きます。それでここのボタンを押すと元に戻ります」「やっていいですか?」「もちろん」「でも壊れたりしませんか?」「滅多なことでは壊れません。ソフトが壊れたらもう一度入れ直せます」「じゃ、やらせてもらいます」「若いのには聞き難いでしょうが、私が何でも解るようにご説明しますから。ちょっと席を立ちますので自由にいじっていてください」「ありがとう、なんだかウキウキします」

小一時間ほどして戻ると、先輩がちょっと困った顔をして近寄ってきた。「ダブル・フリップしてみたんですけど元に戻らないんです」「ダブル・クリックですね」とモニタの画面を覗くと、エクセルやワード、そのほか5つほどのソフトが立ち上がっていた。私がフォルダとファイルの違いをちゃんと説明していなかったせいだ。「壊してしまいましたか?」「いいえ、心配ありません。ファイルはこうやって終了します。時間があるとき、また少しづつ練習しましょう」「本当にありがとう」

次は何を説明しようか、などと考えながら先輩の奮戦の後片づけをしていると、MacOS8からはほとんど見ることのなくなった爆弾がひょいと登場した。さして驚きもせず再起動をかけたが、また出る。それから爆弾の連発になった。きっとどれかの大事なファイルを「ダブル・フリップ」の後に捨ててしまったりしたのだろう。私はその様子を先輩に悟られないように、それから30分ほどでシステムの再インストールをした。それは「壊れないから心配しないで」と声をかけられるのが、上達へのイチバンの近道になると思うからだ。


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4月10日(土)
『そういうもんなんだってば・・悪友の主張に論破されてしまったMacマニア』

「きょう行っていいか?」とめずらしい男から電話が入った。「お前さんの第二基地を見ておきたい。それからもう何年も狂っているというMacとやらを拝ませてもらう」と、否応もない無愛想な申し入れに懐かしさが込み上げる。「つまみでも買ってきてくれ。飲ませたいとっておきの酒もある」と、時間を約束した。

デスクとサイドテーブルに所狭しと並ぶMacと周辺機器を眺めて「すごいな」と素直に溜息をつかれ、実はもうワンセットとあといくつかの周辺機器が自宅にもあるんだと、言うのはやめておくことにした。「まあ、触ってみろよ」と椅子に座らせたら、「あのさ、Hな画像のストックを見たい」って。「あのなあ、お前MacのこともInternetのこともオレのことも誤解してるぞ」「ないの?」「あ、ある。たっぷり」「ほーら」「いい年こいて、バイアグラでも飲んできたか」など悪態をつきながら、スライドショーをセットしてやった。

クリックに熱中する彼を置いて、私は飲み食いの準備にキッチンへ移動した。しばらくすると「聞きたいことがあるんだけどさあ」と大声で呼ばれる。フリーズでもさせたのかと心配しながら行ってみると、なんだか怪訝な顔をしている。「Macっていうのは、この林檎マークがついているヤツだろ?」「そう」「じゃ、これは林檎がついてないよ」「はは、これはモニタって言って、コンピュータ本体じゃないんだ。写しているだけね。ほら、坂本龍一がCMに出ていたダイアモンドトロンの三菱のさ」「じゃ、これは」「ははは、同じベージュだけど、これはプリンタだ。もう何にも知らないんだからな。会社で化石扱いされてるんじゃないのか?これがあると年賀状印刷なんて便利だぞ。カラー写真が綺麗に出る、これはイチバン売れているエプソン製だ。もとは時計のSEIKOの子会社な」「そのくらいオレだって知ってるって。じゃ、こっちのは?」「これはスピーカー。スピーカーって言ったらダイヤトーンでしょ。古いかオレ?」「かなり古い。じゃあ、それだけMac、Macって騒いで、林檎はこれひとつだけなの?」と、8500の本体を指差しながら言う。

「そういうもんなんだってば」と言って聞かせても、どうも解らないと「だって、あんたバーバリー、バーバリーって、もう何年たつ?身につけるものはともかく、パンツだって何枚持ってるのよ。口を拭えばハンカチもそうだし、筆入れから名刺入れまでバーバリーだろ?」「傘は高くてあきらめた」「すぐなくすんだから正解だ」と、よけいなことまで言いながら部屋を見回される。「ほーら、ほーら、掛かってるタオルも、ベッドにもあるぞ、贅沢だな」「いいじゃないか、いただきものだよ」「これだけの凝り性が、林檎ひとつとはぜったい納得できなーい」「おい、酔ったか?」

彼の帰ったあと、Macの前に座って考える。そう言われればそうかもしれない。Apple製があって、その周辺機器のクオリティも価格も似たようなものでさえあったら、私のデスクは林檎マークだらけになっていたことだろう。そうはさせないAppleの歴史があった。残念だ。


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5月4日(火)
『2年間続いたイントロのメロディー論争は結局どっちだったのだろう?』

宇多田ヒカル
のアルバムが新記録を達成したってNewsで聞いた。彼女のCDをじっくり車で聴いていて、メロディや声の大人っぽさ、ボキャブラリーの意外さに、あらためて大したものだと感心する。私も16のころ、毎日ギターやピアノで曲を創っていた。いまはほとんど残っていないけど、その幼稚なコード進行、ありきたりな語彙・・空や星に渚、恋に愛に涙というような。それにちょいと自分流にひねった程度だったというのはよく憶えている。合間に入る彼女のスキャットを聴きながら、その頃のことが恥ずかしくさえ思えてきた。これはジェネレーション・ギャップだけじゃない。当分まいにち聴く。

もう3度も4度も思い出し笑いをしている武田鉄矢の話。「同じクラスにいた女の子、ヒラヤマ・マミっていうの。その子がビートルズが私の名前を歌っているって言うのよ。そんなわけねえだろって。そしたらミスター・ムーンライトの2番で確かに歌ってんのよ。ヒラヤマ〜オ〜マミィ〜ってね。それ聞いて笑った、笑ったぁ」。この話、同じ世代じゃないと面白くないかなあ?ビートルズは歌詞カードじゃなくて、レコード盤を45回転から33回転に落として、それでカタカナにして覚えたんだ。だから、ミスター・ムーンライトの2番は「♪♪ミスタームンラ〜イ、ゴマゲプリー。ヒラヤーオンマミー、ベゲイユプリ〜」って歌ってたのね。わかるかなあ?これは後で知ったんだけど、ホントは「Mr. Moonlight, come again please,Here I am on my knees, begging if you please」なのね。でも「♪♪ミスタームンラ〜イ、ゴマゲプリー。ヒラヤーオンマミー、ベゲイユプリ〜」でOK?!

似たような話で、加山雄三のランチャーズがやったベンチャーズっぽい「ブラック・サンド・ビーチ」というインストロメンタルの曲があって、このイントロが私には「レシソ、レシソ、レシレーシソレ」と聴こえるのに、ドラムスで同級生のJは「レシソ、レシソ、レッシソレ」だと譲らない。その後も聴くたびに、バンドでやるたびに互いに主張を続けた。で、とうとう2年後に「レシソ、レシソ、レシレーシソレだった」と彼は認めた。その時はもう、お互いに「ブラック・サンド・ビーチ」はどっちでもよくなっていたのだった。いまでもたまにこの曲を耳にすることがあったりすると、Jのことを懐かしく思い出す。もう30年以上会っていない。つまんないことを長々と書いてしまった。たまにはMac抜きもいいでしょう。


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5月12日(水)
『気になる彼女を遠くからチラチラと見るように、優柔不断のかたまりになりそうだ』

これは当分決断がつきそうもない。気になる彼女を遠くからチラチラと見るように、ショップに行ったら優柔不断のかたまりになって、あんまり近づかないようにしながら秋波を送り続けることになりそうだ。何って?それはWWDCで発表になった「新PowerBook G3」のこと。

333MHz/512MB Cache/ 64MB RAM/4GB HDD/CD-ROMの機種が2499ドル。もうひとつが400MHz/1MB Cache/64MB RAM/6GB HDD/DVD-ROM/DVDdecorderで3499ドルらしい。日本で発売される場合、為替レートはいま130円くらいで換算されるそうなので、そうなると32万円台と45万円台くらいということになろうか。スーパーディスク、メモリーの追加、USB対応マウス、消費税など加えると、ローエンドのほうでも40万円に近づく。これはきつい!!だってiMacと青/白G3 300MHzの2台が買えちゃうよー。

でかい!重い!林檎の白マークが大きすぎるとか、いろいろ言われていた「いまや旧になったPowerBook G3」だけど、私はあのデザインが好きだ。特にキーボード手前の手を乗せる部分。あの広々としているところの丸みと感触が、落ち着いていてとてもいいと思う。そのレイアウトはそのままに、Newは厚みが20%薄くなり、重さも3.6kgから2.7kgになっているんだそうだ。さらに胸をかきむしられるのは、キーボードトップ(指の当たる部分)が、茶系のスケルトンだって?ヒーッ、にくい!!

それからPowerBookのイチバンの問題点。2時間という触れ込みでも、いつものように使っていると4〜50分、場合によっては20分くらいしかもたない電池が、MacOS8.6でなら5時間ということだから、これなら私のようなヘタッピが使っても、新潟から東京(約2時間)くらいはもつだろう。これなら持ち運ぶ気も起ころう。

デジカメ付きのVAIOが20万円くらい、B5サイズノートの505が25万円くらいなんていうのを見ると、心は揺れる。コンシューマポータブルP1は、フルスペックでないにしろ10万円台だろうから、やっぱりそれまで待ちか。「Jobsが日本でVAIOを見て、あぁいうのを作れとデザイナに命じて、軽量化に向け全面的に設計の見直しをしているので発売が遅れている」という、まゆつばものではあるけど、新PowerBookの薄く、軽くなったのを知ると、そうなのかもなあと思ってしまうウワサ話もある。

お金に余裕がなくても買うかどうか悩む。先のことも考えずに「買ってもうた」する。買えなくてもあーでもない、こーでもないと話し合うのが楽しい。こういう症状の人を「一人前のMacユーザー」と言う。ウソ。

PS:
届いたApple eNews - Japanによれば、333MHzが29万8千円、400MHzが43万円、PowerBook G3 Series用薄型リチウムイオンバッテリは1万6千円という価格で、アップルストアにて5月末から発売されるそうです。


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5月21日(金)
『ルーツを訪ねる旅で出会った幼い自分の姿に、保存しておくことの深さを知った』

クンタキンテのもっと前、まだ学生だった昭和46〜7年ころのこと。自分のルーツにやたらと興味を持った時期があり、遠い親戚などを詳しく調べていく中で、大阪に住むという祖父の実のお姉さん(当時80才)に、遙々と会いに行ったことがあった。ご主人との二人暮らしのそのおばちゃんは、幼いころの私には何度か会っているそうで、懐かしいとそれはそれは歓迎してくれ、訪ねていってそのまま泊めてもらい、帰りにはお小遣いまで頂戴した。

その晩は時間のたつのを忘れるほど話が弾んだ。すると突然おじさんが思い出したように、「そうだ。ウチにはあなたの子供のころの8ミリが残っているよ」とおっしゃる。「えっ?いま見たいです!どーしても!!」と、ご迷惑と知りつつ無理をお願いした。夜中にも関わらず、それからおじさんは押入をひっくり返して、大きくて頑丈そうなドイツ製の8ミリ映写機と、いくつかの箱からひとつのフィルムを取り出した。「これだ。きっとこの中にあなたが写っている」おじさんは映画会社の役員だった人で、この8ミリは昭和28年当時の日本では、まだ何台しかないものだったそうだ。

電気を消してフィルムがカタカタとまわり出す。昔の横浜駅がタンスの取っ手にぶら下げたスクリーンにモノクロで浮かび上がる。ご夫婦が大阪へ帰る車内から、プラットホームで見送る3人を写すシーンが延々と続く。手を振ったり、なんども会釈を繰り返しているのは、あぁ、ずいぶんしわの少ない、私をうんと可愛がってくれたおばあちゃん。その隣の若い女性が母か。なんだか照れくさい。そしてその母に手を繋がれ、促されているのにバイバイもしないでそっぽ向いているかわいげのない子。それが「動く」幼い私だった。私は感動で目頭が熱くなった。父がたくさん撮ってくれ残してくれた写真と、違うメディアで保存された自分に思いもよらず巡りあえたからだ。なにしろ記憶にない自分がスクリーンの中で動いている。その時、私は心に決めた。自分の子には写真だけではなく、動く姿をフィルムで必ず残してやろうと。

結婚して子供が生まれても、8ミリカメラと映写機はとても手の届かない高価なものだった。ところが中古で譲ってもらえるチャンスを得た。それでもかなり高かった。それにフィルムと現像代だって、3分でおよそ2000円くらいにもなる。セブンスターがまだ確か100円の時代だ。若い私には金のかかりすぎる趣味になったけど、それからは面白くてせっせと子供たちを撮り続けた。もちろん音はない。フィルムにタイトルを入れたり、構成を考えてフィルムを切り貼りして編集もした。そろそろ撮り飽きたころ、家庭用ビデオがようやく普及しだした。

いまどきの子供は親がビデオを向けてもちっともはにかまないみたいだ。きっと撮られ慣れているのだろう。そして親が思うほど、撮られている本人はその映像をありがたいとは思わないのかもしれない。ウチも上の息子Tが進学のために家を出ていくとき、撮りためたフィルムをビデオに編集し直して持たせようとしたら、「ウチに置いておいてよ」ときたもんだ。男の子なんてそんなものだ。しかし保存しておけば、いつかきっと懐かしむときがくるだろう。私が大阪のおばちゃん家で感動したように。

いまの私は何でもMacに保存する。メモもメールも手紙も写真も。あーでもないこーでもないといろいろ考えて、分類しては保存しておく。未来に役に立たずとも、そういうことをすること自体が好きなのだ。この週末も昔のビデオから静止画像を取り込んで、それに加工をしたりしようと計画している。何のために?そんなこと考えるのはよそうよ。


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6月13日(日)
『ポリシーも節操もないのか、売れれば何してもいいわけでもないだろう』

「♪泣いたぁってぇ、何も変わらないよって言われても、誰だぁってぇ、そんなつもりで泣くんじゃないよね」と、友達に語りかけるように歌う宇多田ヒカルのCD「First Love」の6番目に入っている曲。トレーに入れっぱなしにしているからタイトルも知らない。面白くもない気分で帰途につくときクルマで聴く。「♪明日へのずるい近道はないよー」という声にミョーに元気づけられる。16の娘の曲が50に近づこうかという男の心を癒す創造の力、私の単純さ。

そう言えば、ずいぶん前にも似たような気持ちにさせてくれる曲があった。「店の名はライフ」という中島みゆきのあんまり知られていない曲。胸の大きな母娘がやってるライフという飲み屋のことを淡々と歌っている。疲れているときに聴くと、これもまたミョーに胸にしみこむ。この曲を知ったときに、初めて中島みゆきって凄いなと感心したものだった。そうだ、たぶんどこかのテープに入っているはずだから、探しだして久しぶりに聴いてみよう。

創造というのは「情報と情報の組み合わせ」という側面も持ってはいるけど、それにしても品名の前に安直に「i」をつけたり、iMacカラーバージョン版を続々と発売したり、商品開発にポリシーも節操もない会社の多いことよ。家電製品から小間物に至るまでiMacのマネだらけじゃないの。売れれば何してもいいわけでもないだろろよ。これだから日本の会社のことを、ジョブスは嫌うのかもしれない。一部の創造的企業を除いて。

ところが日本の会社だけではないようだ。あのHEWLETT PACKARD、略してHPも「夏だから、プリンタも着替えよう!」って、購入した人の中から先着で、3色のもろiMacっぽいトップカバーをプレゼントキャンペーン中だ。エプソンに続けってわけか。ところでこの広告で、3色のワンピースを着ている3人の女の子って、どの子もえらく可愛いね。商品よりこっちばっかり見ちゃった。失礼!


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6月16日(水)
『トビトビ日記は反おたくがコンセプトのサイトということになる』

チームで仕事をするときに、「報告」はとても重要だ。私がこの「報告」で常々心がけているのは、1.よけいなことをつぎ足して話さない。2.恣意で話を削らない。3.タイミングよく。4.やばいことでも勇気を持って結論を先に。最後に5.ネタ元を明らかにして話すこと。言葉で並べるのは簡単だけど、私自身が弱いので、これを習慣にするのはなかなか難しい。

NHKのニュースでは、まずヘッドラインを並べる。それからひとつひとつのニュースを詳しく報道する。報告もあの方式がいいと思う。あれなら聞く方も、じっくり聞きたい項目だけ詳細に報告を求められる。それに結論を最後に持ってくると、イエスかノーかどっちだろう?と、聞いているあいだずっと緊張していなくてはならない。でも悪い報告をする側は、そうなった理由を先に話したい。ここに勇気がいる。

だから人の噂も、ネタ元の明らかにされた話しか私は聞かない。明らかにされない「ここだけの話」というのは、だいたい何かの魂胆を感じてしまうから。ところがそう決めていても、自分でもついそれをやろうとしてしまう。ホントは寝っころがりながらテレビで知ったことや、週刊誌のコラムで読んだ程度の話でも、ネタ元をぼやかすと何だか専門書で勉強してきたような仕草ができるからだ。私は年をとるほどに、「知らなかった」という恥を、平気でかける人間になっていたい。

Mac Peopleの「雑用語事典」に、「おたく」の解説が載っていた。それによれば、「おたく」というのは84年に中森明夫氏が初めて命名した言葉だそうで、相手を「おたくは、おたくは」と連呼することから「○○おたく」と言うようになったらしい。ひとつのことに熱中して、あくまで自己の欲求を満たすことを喜びとするのは「マニア」であって、どうもこれと混同されやすい。「おたく」は、いかに自分の知識をひけらかして、相手に恥をかかせるというのが至上命題なんだって。

往々にしてその情報源は人からの受け売りや、雑誌で入手した知識なのに、友人とのコミュニケーションで「雑誌に載っていたんだけど・・」とネタ元を明らかにできる人は正常だけど、「○○なんて常識だよね」と、あたかも自分の思い付きのように話をすり替えるようになったら要注意だそう。

この「Mac Beginner's Diary」は、知らなくてトラブったというのがネタの日記だから、とても気が楽だ。それでももうMacを始めて4年近くなるので、「わからない」とはっきり書くのはけっこう勇気が・・でもないか。いちおうトビトビは、反おたくがコンセプトのサイトということになるのかな。


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6月20日(日)
『ヌケてるところは数あれど、Macにはこだわり、水一杯にもけっこううるさい』

いまから何年くらい前だろう。新潟の日本酒産業育成に基礎研究で大いなる貢献をされた博士に質問する機会があった。「うまいお酒とは、つまるところなんですか?」と伺ってみた。すると「それは一言では答えられないけど、求めるほどに‘水’に近づいていくんだねえ」という含蓄のあるお答えだった。

そしてまだ未完成だけどと、カバンの中から番号のシールだけ貼ってある瓶に入った日本酒を出されて勧めてくださった。日本酒をあまり飲めない私でも、スキッとしていてコクもあり、フルーティーな甘みまで感じるその酒を即座にうまいと思った。「喉に飲み込む直前のうまみと、飲み終わった後に爽やかさを感じました」と多少当てずっぽうの感想を述べると、「おめぃさん、よーわかりなさるのー」と、今度はコップになみなみと注いでくださり、それには冷や汗とともに恐縮するばかりだった。後で聞けば、その酒がいま地元でもなかなか手に入らない‘あの酒’の原型だったそうだ。

他県の方が新潟に来て食事をすると、ゴハンはともかく、味噌汁がうまいと言われる。それはどちらも水がいいせいもあるのではと思う。自分が食べもの商売に関わってきたから、いまのように普及するずっと前から水にはこだわってきた。何種類のミネラルウォーターを飲んできただろう。いろいろ飲んだ末に、いまは冷えたヴォルビックがイチバンうまい。それを1日にだいたい2リッター消費している。

ところで海外のスーパーマーケットに行って驚くのは、飲み物の安さだ。とくにペットボトル入りは、飲むのが恐くなるほど安かったりする。ところが、フランスのヴォルビックやエビアン地方から持ってきた水はともかくとして、日本の山から汲んできた水が、遙か中東などからタンカーで運ばれ精製されたガソリンより、リッターあたり高いというのはどう考えてもおかしいではないか。

そのへんを知り合いの水を売るメーカーの幹部に問うと、おっしゃるとおりだと認める。「ですけど、主に日本のバカ高い物流費(とくにペットボトルの)と付随する人件費で、どうしてもいまの価格になってしまうのです」しかも水はイメージ戦略もあって販売しているけど、商売としてはうまみのない製品ですよとまで言う。容器会社で作られた空のペットボトルは、11トントラックにいくらも積めない。それを高速道路で運ぶ。商品となったミネラルウォーターは、日付管理もあって小分けして全国に、また高速道路で運ばれる。雇うパートやアルバイトも諸経費込みで1時間千円以上かかってしまう。CMもかけないと売れない。こうしてガソリンより高い水になる。

どうもおもしろくない。缶ものなど、飲み口のプルトップのロイヤルティも含めた缶そのものの原価が、中身よりずっと高いらしい。道理で250ccも340ccも同じ値段で売るはずだ。水がバカ高くなるという問題は、日本の産業構造そのものからきているようだ。いま日本の景気の先行きに、いろいろな見方がある。しかし国の構造上の問題が大きな原因となっている以上、そう簡単には上向かないかもしれない。リッター当たり100円以上する水を飲むたびに、そこまで想いを巡らして「うまい!」と唸る。夏ももうすぐ。


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6月22日(火)
『お先走りはいつもこういう苦労をするのか?iモード残高照会への遙かな道のり』

「あっ、そのケータイはiモードですね?」「うん、なかなかおもしろいですよ、これ」「でも新潟の銀行はまだ対応していないんですよねえ」「・・・」てな会話で何度歯がみしたことだろう。それがようやく1行が6月21日から、その他3行が7月21日からiモード対応になると新聞広告で知った。

さっそくきのう先発になった県内最大手銀行にある2つの口座にアクセスしてみた。ところが、支店ナンバーも口座ナンバーも違うと出てくる。何度かアクセスに失敗した後によく読んでみたら、照会するには店での手続きが必要だということがわかった。一筋縄ではいかないのね。

きょうついでに寄ったその銀行の支店の窓口で、申し込みについて聞いてみた。すると「ア、アイモードって、ケータイですよねえ。すみません、それがどうなるんでしょうか?」と、窓口の愛くるしいお嬢さんはしゃーしゃーと逆に質問してきた。「教えてください!」と見つめられると、ついiモードならぬオジサンモードに入ってしまって、「あのですね、iモードって残高照会ができるんです。おたくの銀行は少し遅れていて、ようやくきのうから対応になったと新聞に出ていたんです。しかもお店での申し込みが必要だそうです」と、いつになく親切に説明したのだった。

「少々お待ちください」と、窓口の彼女は奥に引っ込んだきり出てこない。10分ほど待っただろうか。「やっとわかりました。こちらが申込書です」と出された所定の書類には、氏名、住所、電話、携帯番号、口座ナンバー、暗証番号はもとより、通帳かカード、届け出印鑑まで必要だった。ちょうど持っていたからよかったものの、あやうく二度足になるところだった。残高を自動で照会しようというのだから、これも仕方ないか。

用紙を提出後にイスに座って待っていると、2つのうち1つの住所が変更されているので、改めて一緒に届けてほしいとのこと。こうなりゃ、なんでもやりましょう。「では」と帰ろうとすると、「印鑑が薄いようなので、もう一度押させてください」と追いかけてきた。かなりうんざりしていたけど「どうぞ」と、カバンから印鑑を渡す。「ところで、わからないでしょうけど、この申し込みでいつから使えるようになりますか?」「少々お待ちください」と、また奥に引っ込んでしまった。聞かなけりゃよかったと後悔した。

ようやく奥から出てきた彼女の表情でだいたい察しはついた。ところが答えは想像を超えていた。「あのぅ、申し上げにくいんですけど・・この書類を支店に回して・・それから登録して・・また本店に回して・・結局10日ほどかかるそうです」「ずいぶんアナログですねえ」とは言ったものの、もうどうでもよくなってきちゃった。

こんなことで30分も時間をかけてしまった。次の用のため車を急がせているとiモードが鳴った。さきほどの銀行からだ。「あのぅ、2つの口座の照会をするためには、書類は2枚必要なんだそうです。もう一度、ご来店いただけませんか?」なんだってー?机がそばにあったら、ひっくり返したい気分になってきた。「片方の口座の照会はもういいです!」それだけ言って、電話を切った。だーめだ、こりゃ。


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6月24日(木)
『♪♪思い〜込んだ〜ら試練の道を、行くが〜Macの〜生きる道』

自分の銀行口座にいまいくらお金があるかくらい承知しているので、iモードの残高照会機能は付録と考えていた。せっかくだからと申し込みに行ったわけだけど、その銀行の内部連絡不徹底と、アナログに何重にもチェックするようなのろい対応に、「机をひっくり返したくなるような」気分になったと、おとといの日記では表現させてもらった。

10日待ちなんてのは地方の銀行だからかと思っていたら、1500万アクセスの
御大がわざわざiモードで昼休みに連絡くれたところによれば、大阪のさる銀行では3週間待ちだったそうな。わっはっは。それと「机をひっくり返したくなるような」という表現には、「星一徹」を思い出したとのメールを複数の方からいただいた。そうそう、とうちゃんがちゃぶ台をひっくり返すと、ねえちゃんが泣くんだ。

巨人の星」と言えば感動のシーンは数あれど、私の一押しは青雲高校の甲子園出場が決まって駅から出発するシーン。おぼっちゃま学校らしく伴PTA会長をはじめとした派手な見送りで、どの生徒にも家族が駆けつけている。ねえちゃんは来ているのに、粗末な格好が恥ずかしくて彼女は柱の影から見送る。気にしないと思っても、誰も見送りのない飛雄馬はやっぱり寂しくて悔しい気持ちで一杯になってしまう。やがて喧噪の中を列車は走り出す。はしゃぐ選手たち。飛雄馬は沈んだ気分のまま窓の外を眺めている。すると遠くの踏切に見えるあの姿。とうちゃん!じゃないか!!来てくれていたのか。踏切の前を通過する。土方の仕事着のままの星一徹は厳しい顔をひとつも崩さずに、列車の飛雄馬に向かって指をVの字に、勝ってこい!というエールを送っていたのだった。よーし、見ていてくれ、とうちゃん。オレはやってやる!!♪おもい〜こんだ〜ら・・

私は少年サンデーでリアルタイムに読んだとき、アニメで放送されたとき、映画館で観たときと、都合3回このシーンで泣いた。愛情にはさまざまな形があるものだ。ところで「巨人の星」にからんでおもしろい話がある。それはもう10数年前に朝日新聞の「声」欄に載っていた、「思いこみはおそろしい」というような投書だった。

投稿されたのはお母さんで、それは娘さんが入っているテニス部での、コート整備の話をしているときのことだった。「あの重いローラーでやっぱりやるの?」とお嬢さんに聞いたら、「おかあさんったら!ローラーっていうんじゃないのよ、コンダーラのことでしょ」と笑われたという。「コンダーラ?」と重ねて聞くと、「もう。ほら歌であるじゃない。♪重いコンダーラって」しばらくその歌声を聴いていたお母さんは、やがて吹き出してしまった。そういえば「巨人の星」の主題歌のはじめのところで、青雲高校の野球部員がうさぎ飛びをしたりローラーを引っ張ったりするアニメシーンが出て、そのときに♪思い〜込んだ〜らと主題歌が入る。お嬢さんはそれを何度も見るうちに、ローラーを♪重いコンダーラと思いこんでしまったようだ。私はいまだに「巨人の星」の主題歌♪おもい〜こんだ〜らを聴くと、この話を思い出してニヤリとしてしまう。

考えてみればMacをやっていて、このコンダーラみたいなことは山ほどある。本人は思いこんで話すから、まわりはうんと可笑しい。でもそれは誰でもとおる道。プロやベテランにもたくさんあるコンダーラ。だからビギナーは、堂々とコンダーラしちゃいましょう!


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7月4日(日)
『がんばれ安芸乃島!Macに向かうときの正しいお顔とはどういう表情なのだろう?』

スポーツニュースやその他のテレビ番組に選手がゲストで出てくると、オヤッ?と思うほどプレイ中の顔と印象の違うことがよくある。集中した顔は美しいと思う。とくに瞬間で勝負の決まる相撲取りなど、その感が強い。大関一歩手前という位置に久しい安芸乃島関と、常磐線の指定席で2時間以上隣り合わせたことがあった。テレビで観ている渋くて寡黙な印象と、実際よくしゃべるお人好しな好青年とのギャップは簡単に埋められないほど落差があった。

その当時は同部屋の若貴が、まだ大関前のころだった。彼の後輩で二人は身近なライバルであるはずなのに、「つよいっすよぅ」と、この人はファンのようなことを言う。どう強いの?と聞くと、「貴は柔らかいっす。押すと上体がふにゃーっと向こうに行っちゃって、こっちの力を吸収されるような。で、いつのまにか勝っている負けない相撲。つよいっす」「若はおっつけが、角界でたぶんイチバンつよいっす。どんなでっかい相手でも、若に下からおっつけられると手が上がっちゃうんですよぅ。小さくても大関になりますねえ。えっ、オレ?わからないっす」と、どこまでも彼は淡泊で優しい。楽しい会話は山手線に乗り換えても続いた。

その後テレビで観ると、そこにはいつもの勝負師の安芸乃島がいた。あの日の印象はまるでない。それは後輩を強いなんて、とても認めるような顔ではなかった。お人好しそうな細い目が、やってやる!という強い意志の目に変わっているように思えた。折しもきょうから名古屋場所。袖振りあったのもご縁だ。ケガや病気で苦労してきた安芸乃島関の内に秘めた闘志に、また大きなチャンスが訪れることを祈ろう。

ところで私は仕事中どんな顔をしているか。ひょんにトイレで手を洗うとき鏡の自分を見たりすると、つっぱらかった嫌みな表情の男がいたりする。やなオヤジだ。人の評価を気にして態度を決めたりするから、きっとそんな顔になるのだ。もう造作は直しようもない。自分を信じて、せめてもう少し精悍で清々しく優しい顔でいられるようにしたいものだ。

むしろ問題はオフタイム。せっかく大好きなMacの前に座れたのに、眉間にしわ寄せたままではいけません。妻Kに言わせると、トビトビ日記を書いているときも、Hな画像をダウンロードしているときも、どうも私はこ難しそうな顔をしてるらしい。でもニヤニヤしながらはできないぞぅ。


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8月11日(水)
『社内のMac派若手の言うことに、久しぶりに感情をむき出して興奮したできごと』

社内のMac派の若手2人がもじもじと私に話す。「あのう・・」「なに?」「あのうぅ・・・」「だから、なーに?盆休み前で忙しいんだからさ」「ですから、あのう・・・・e-oneを買おうと思ってます」「なんだとう?!」最近はずいぶんと落ち着いた私も、さすがに少々感情をむき出した。

「e-oneなんちゅう99%iMacのマネっこ、あんな下品な商品をMac派のキミタチがなぜ欲しいんだ!」「だって、なんてったって安いっすよ。速くてハードディスクも大きいし・・」「あれはメモリー増設できないんだぞ!」「64MBでなんとかなりますよ。それに・・」「それになんだ!」「フロッピーが付いてますもん」「かーっ。だけど言っとくけどな、ありゃWin機なんだぜ!」「128000円ならWinでもいいです」だーめだ、こりゃ。

パソコンのみならずiMacライクな色づかいやデザインは、文房具や日用雑貨、乗用車に至るまで波及している。Appleのオリジナリティー発揮によるこの大ヒットは、賞賛に値する開発だったと思う。しかしアップルストアが始まったとはいえ、相変わらずiMacは限定店での販売体制が続く。「iMacみたいなWinマシンが出た!」なんていう商品が、あっちでもこっちでも飛ぶように売れているなどと聞くのは、Appleファンとしては何とも歯がゆい。しかし買い換えも必ず次もMacなんていうMacユーザ気質も、どうも我が社内のできごとでもわかるように、ずいぶん変わってきていると認識ぜねばならないようだ。

ベタベタと可愛がってきた姪っ子が、フランスへ留学する。向こうからは電話だと高くつくので、モバイルをどうしても修得してから出発したいと言う。それで電圧は、モジュラー芯は、モモちゃんのインストールされているWinCE機は、いやモデム内蔵と携帯接続の両方できる機種は、そして海外ローミングサービスのカバーされているプロバイダ契約はと、毎日長電話で世話を焼いている。はっきり言って、よくわからないことが多い。それできょうは、いっそのこと向こうでFax電話を買って手書きしたら?と提案したら、そんなの絶対ヤダって。さよか。


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8月15日(日)
『あなたのMacでやってもうた失敗談をお寄せください。とても参考になります』

応募要項
にも書いた「我らMacなビギナーに勇気をください」という趣旨で呼びかけさせていただいた「私がMacでやってもうた失敗」談の募集には、多くのMac系サイトが取り上げてくれたお陰でさっそく皆さんから多くの投稿を頂戴している。ちょうど休みでせっかちな私は、それをまとめて作業するということができず、ひとついただく度に編集してアップロードしているので、きのうきょうは10回以上更新した。こんなのは「Welcome to Macintoshをもう一度」運動のころ以来だろうか。

それにしても失礼ながら、人の失敗はおもしろい!自分も同じようなことをやった経験を持っていると、よけいおもしろい!!編集しながら何度も笑ってしまった。メールからテキストをエディットに移すときにスペースなどを消したり、トビトビ風統一感を持たせるためにタイトルや文章に少々の筆を入れているのは、どうぞご了承いただきたいと思います。どうぞ、あなたの「Macでやってもうた失敗談」をお寄せください。お待ちしています。

新潟県立近代美術館で開催されているパリのオランジェリー美術館展に行ってきた。この美術館にはモネの「睡蓮の間」があることで有名だけど、残念ながら今回これはきていない。しかし改築中ということで、130数点あるうち81点が日本で公開されることとなったという。印象派はやはり素晴らしい。

モネルノワールセザンヌなど、作品の前で釘付けになってしまった。入り口ではイヤホン付き説明機を500円で貸し出してくれており、作品の横にある番号を打ち込めば、デジタル録音の説明が即座に耳元で再生される。うっとりとゆっくり会場を廻る。まだ行ったことのないルーヴルやボストン美術館を、時間を気にすることなく廻れたらどんなに楽しいことだろう。

帰りは売店にて、ブルーと光の表現が素晴らしいモネの1875年「アルジャントゥイユ」の複製画を購入してきた。部屋に戻ってじっくりそれを観てみたら、色が平べったっくてあんまりよくない。もっとも考えてみれば1000円くらいでモネを楽しもうってのが無理でしたねえ。


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8月21日(土)
『水野植光さん、典江さん、本当におめでとう!画像でも参加したような気分になりました』

本当は行って直接お祝いがしたかったキムチのミズノくんの結婚パーティー。しかし前後の日に仕事が入ってしまい伺うことはかなわず、せめてWeb上でのお祝いをさせていただくことにした。会場で電源を確保した岸田@MacTreeさんが、デジタルカメラで会場の様子を写して、それを2日前に海外通販で購入して到着したPowerbook G3/400/DVDに画像を取り込む。それを彼のWebのさるページに次々にアップしてもらう。

家にいる私はその画像を逐一ダウンロードした。ところが高画素のデジタルカメラなので、画像は綺麗だけどとても重い。このままWebページに使えないので、Photoshopで解像度を落とした。それでも1枚50kくらい。まだ重いけど、根性で開いて見てやってください。こうして画像を拝見するだけでも、充分楽しそうな雰囲気が伝わってくる。
植光さん、典江さん、本当におめでとうございました!!

先週から始めた「
私がMacでやってもうた失敗」特集や、きょうのようにキムチのミズノくんの結婚パーティーのリアルタイム更新など、Webページ作りが盛り上がってくるとどんなに疲れていて寝ていても、こんな出来であっても寝ながら思いつくところなどあって、スグ目が覚めてしまう。さらにゴルフの前の日は、最初のティーアップでのショットにどうしても不安を感じてしまい(誰にも注目されるわけでもないのに)、前の晩からもう寝つけない。仕事でも年中ひとりで盛り上がったり盛り下がったりしている。子供の頃からのこういう性分は、どうも変わらないようだ。最近は1日が短くってしかたない。

安いから・・という理由で、きょうは新潟から福島県境に近いインターからさらにずっと山奥にあるゴルフ場にでかけた。そんなわけで、きのうから苦労性の私はほとんど寝つけなかった。ところでコースに出て驚いたことがあった。フェアウエイの芝がほとんど禿げちゃっているのだ。黒くなって枯れちゃっているか、もう土が丸々露出している。聞けば今年の夏の異常なあまりの暑さで、水はけの悪い山岳系のゴルフ場はどこも前代未聞の事態に陥っているらしい。野菜も店で見ると種類によってはいつもの倍の価格になってしまっている。あらためてすさまじい夏だ。


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9月4日(土)
『保証契約書がどうしても見つからない。もしやと思いついてかけてみた電話』

きのうの日記でデジカメのシャッターが切れなくなったというトラブルを報告した。確かラオックス独自の3年だか5年のデジカメ保証の契約をしたと思ったけど、その証書が見つからないというようなことも書いた。そしたらいつも読んでくださっている所沢のIchikawaさんから、97年6月5日のトビトビ日記にその日の店員さんとのやりとりが書いてありますよ!とのご指摘。ありがとう!日記って書いておくと便利なこともあるんですね。って、自分で書いたことくらい覚えておけよ!

その日の日記によれば、それはラオックスのデジカメ延長保証のことで、売価の3%を支払うことでメーカーの1年にラオックスがあと2年保証期間をプラスしてくれるというもので、文面から確かに私は契約しているようだった。改めてその契約書を探してはみたけど、どうしても見つからない。いくらも使わないでこのデジカメも壊してしまったな、30万画素だものと、一旦はあきらめた。

しかしもしやと、ラオックス長岡店に電話をさせてもらった。「2年前に秋葉原のMac館で、オリンパスのデジカメを購入しました。そちらのお店ではありません。メーカーの保証期間はすでに過ぎていますけど、確かその時にラオックスさんのデジカメ保証延長契約を結んだんです。ところがメーカー保証書はあったんですけど、その延長契約書が見つからないんです。もうあきらめるしかないでしょうか?」と一気に話すと、電話に出られた店長さんは「いいえ、大丈夫です!契約書を紛失されましても、当社のどの店に持ち込んでいただいても、全店共有のデータベースで確認ができますので、どうぞお越しください。デジカメ担当のSに申しつけておきます」とおっしゃる。よかったぁ!

さっそく車を飛ばして担当のSさんのところに持ち込むと、すでに話は通っていた。そして端末で当日の購入と契約履歴を表示させて、さらにプリントアウトして見せてくれた。「これで確認させていただきました。この紙がこれからの残り期間の保証書にもなります。ではお預かりします。たぶん10日後くらいにご連絡できると思います」「ありがとう!助かりました」

きょうはなんだか何でも上手くいきそうな気がしてきて、調子に乗ってもうひとつ質問をした。「あの、あそこにあるPowerBook G3の在庫はない?」「ないです!予約もご勘弁いただいております・・」さよか。


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9月10日(金)
『とうとう巡り会ったPowerbook G3に、思いきって買ってもうた!!』

私はいま、この日記をPowerbook G3/400MHzで書いている。そう、とうとう巡り会い購入に至ったのだ。トラックパッドの両側の広くて丸いところにゆったりと手のひらを置きながら、パスッパスッとキーボードタッチが小気味よい。手許に来たのがまだ数時間前。黒地にJava色のキーとクリックボタンは大人のMacintosh。これからは出張先でも旅行に行っても、自宅や前線基地にあるデスクトップと同じ環境でMacができる。それが嬉しくて仕方ない。

こんなこともあろうかと、用もないのにショップのPowerbook売場はちょくちょくチェックしていた。きょうもランチを食べたところの隣に移転してきたT-Zoneを覗いてみた。そしたら!Powerbookのプライスカードに「在庫があります。係員にお尋ねください」なんてカードが貼ってあるではないの。さっそく店員さんに聞いてみると「400のが1台だけ入りましたっ!」とのこと。うっ・・333の298000円なら即決で「ください」と言いたいところ。急にあるなんて言われても心の準備ができてない。なんてったって400のほうは43万円、いろいろ足せば50万円近くなってしまう。「ちょっと考えます・・」と一旦駐車場に戻った。

どうしようか。停まった車のハンドルを握りながら考える。欲しい。いや、いまこんなに大金を使っちゃっていいのか?よくない!でも、どうせ買うなら400だろ。TSUTAYAのDVDレンタルも観れる。妻Kに携帯で話すと大笑いされた。え〜い、買おう。何とかなる!!鼻の穴をふくらがして、再度店内に私は足を踏み入れた。

ください!!」「いらっしゃいませっ、ありがとうございます」何人かの店員さんがニコニコと迎えてくれた。そうだ、この店の方の何人かはトビトビ日記を読んでくださっているんだった。もう一度戻ってくるのはお見通しだったのかもしれない。そんなことはどうでもいい。とにかく買った。メモリも128MB追加して192MBにして、テキストやエクセルファイルを仕事でいくつかのMacに移動させて使うから、Yanoの黒いスケルトンUSBフロッピーディスクも追加した。これだけで消費税入れて48万円也。巻取り式モジュラーコードやマウスなど備品を買い足していくと50万になる。それだけ出しても後悔しないと思いきった。

帰りにメモリ増設されたものを受け取って来た。さすがにTFT液晶モニタは美しくて明るい。CD(DVD)-ROMの読み込みも速いし音も静かだ。ゴミ箱が空になるのも一瞬。ただUSB対応マウスだけは安いのを買ってスカだった。いくら掃除しても動きが悪いから、これは買い直そう。Powerbook G3自体はほぼ満足した。ただCDのトレイを見ても、なんか中身まで見えちゃっているし、相変わらず後ろの蓋はペナペナとか弱いし、過去に1400を落っことしたり、カバンごと車で轢いちゃったこともある「がさつ」な私としては、この繊細なMacをどこまで維持できるか、最初の日からとても心配になっている。きょうは頬ずりしてから寝よう。


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9月13日(火)
『PowerBook G3のハードディスクの認識不安定は、CD/DVD driverの問題だった』

購入以来抱え続けていたPowerBook G3/400の不安定さ。症状はいつも同じで、順調にアイコンパレードが終わってfinderまでは行く。メニューバーが表示されて、さああとはMacintosh HDを読む込むだけという段になって、ポインタの時計が止まったままアイコンが出てこない。

そこから何回も「コントロール+コマンド+パワーキー」で強制再起動をかけてあせりまくっていた。しかし、メニューバーが表示された後に、CD-ROMのボタンを押してトレイを出し入れすると、HDを読み込み出すことを発見。へんなの。再現性があるからこのままでもいいけど、「なにやっているんですか?」なんて聞かれたら、ちょっとカッコ悪いなあとは思っていた。

ところが持つべきはWebページで、きのうYokoyamaさんという方から「9/11、12日のトビトビ日記を拝見させて頂きました。PBG3のハードディスク認識が不安定な件について、私も上司のPBG3 400 をセットアップしている最中に、そのような現象に陥りました。web上で情報を探したところ、秋山先生のトラブルニュースに該当する内容がありました」というご親切なメールを頂戴した。

さっそく
そのページに行くと、おぅ!私のとまったく同じ現象が報告されているではないの!ハード的問題かと思っていたら、これはソフト的トラブルのようだ。YokoyamaさんはApple CD/DVD driverDVD Region Managerの機能拡張書類を交換したら、設定した2台とも修復できたという。どうもPowerBook G3/400に入っているCD/DVD driverのJ1-1.2.2というバージョンに問題がありそうだ。

機能拡張フォルダを開けてみると、確かにCD/DVD driverとDVD Region Managerの日付が、起動するたびにその時間に更新されているようだ。よしっ!と思いたって、システムの再インストールを一気にやってみた。しかしダメ。次にMacOS8.6にバージョンアップしている8500/180からファイルをコピーしてきて入れ替えてみた。それでもダメ。ダメダメダメ。これでめげてなるものか。こんどは会社のMacに入っているMacOS8.1の機能拡張から、Apple CD-ROMとApple DVD-ROMをフロッピーでコピーしてきた。CD/DVD driverじゃなくて、CDとDVDに別れているバージョンの古さが気にはなる。DVD Region Managerというのは見つからなかった。

さっそく入れ替えて起動。おっ?やった!スムーズにHDを読み込んで起ち上がった!!もう一度、再起動させてみましょ。もう大丈夫!Yokoyamaさん、秋山先生ありがとうございます。安定し出すと、ますます募るPowerBookへの愛しさったらない。どうやらPowerBook G3/400でのApple CD/DVD driverは、この新バージョン自体の問題か、それともよほど壊れやすいかのどちらかのようだ。


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9月15日(水)
『ibookのデモ展示販売店リストとアップル・ストアでの予約開始の発表は不愉快だ』

わざわざ部屋を暗くしてPowerBook G3の蓋を閉じる。おぅ、白い林檎マークが確かに光っている。このPowerBookでイチバン気に入っているところは、キータッチだろうか。いままでのどのキーボードより、自己流の打ち方だけど速く打てる。だからほとんどこのPowerBookで更新作業して、ZIPで他のデスクトップに移動させることが多くなった。いまだに店頭在庫が見あたらないのに、よく私の手に入ったものだ。ありがとう。

先日デジタルカメラのシャッターが突然切れなくなって、保証延長契約書の控えを私がなくして、しかも同チェーンでも他店舗で2年前に購入したのに関わらず、気持ちのいい対応をしてくれたラオックス長岡店から電話がはいった。曰く「どこも故障してないようです。メーカーはメモリが一杯になっているので、消去してから使ってくださいと言ってきてます」とのこと。

おっかしいなあ。マニュアルをめくり直して、いろいろ試した末に故障だと断定したのに。シャッターボタンを戻そうとして、爪楊枝でほじった自分が情けない。お騒がせしました。気が進まないけど、近いうちに取りに行くとしましょう。それにしても今回とても親切にしてくれた比較的大きなこの店も、iMacの販売店にはなっていない。

早く実物が見てみたいibookのデモ展示販売店は、いまのところ新潟にはないようだ。いくら大好きなMacではあっても、じっくり見たり触ってみたりした上でないと、買うも買わないも、少しガマンするも判断がつかない。だって消費税を入れれば20万円以上の買い物なんだもの。発売日もはっきりさせないで、既にInternetに親しんでいる人でないと発注には門戸の狭いアップル・ストアで予約を開始するなんて、乱暴だなあと思わざるを得ない。ibookの前評判が高いので、何かまた強気な販売戦略をやってくるとは予感があった。アップルコンピュータのやり方は、はっきり言って不愉快だ。

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9月21日(火)
『アップルコンピュータには一部のユーザーの意見などということのないようにお願いしたい』

へんてこ日記
の石田さんによる「拝啓アップル様」には、多くのアクセスとメッセージが届いているようだ。アップルコンピュータにとって大事だろうと思うのは、これら声を上げている方達がリピートの可能性の非常に高い既存客で構成されているという点だ。

アサヒビールは1500人からなるというセールスレディーが拾い上げた流通と消費者の声を、どう経営トップまで吸い上げて反応するかというシステムを軌道化させて、ISOの10倍も大変だという「日本経営品質賞」を数年前に受賞した。そして今やキリンとシェアを逆転するかというところまできている。アメリカの会社の出先とはいえ、ibook販売体制へのこれらの批判に対して、日本法人のアップルコンピュータ株式会社がどう反応してくれるのか注目したい。

だんごっ鼻の新幹線がお役御免になったとニュースで知った。いつまでたっても新幹線と言うのも面白いけど、最初の頃はこれに「夢の超特急」というサブタイトルもついていた。その新幹線は昭和39年に開通された。東京オリンピック開会式の何日か前だったと思う。いまの新幹線もいいデザインだと思うけど、私にはだんごっ鼻に忘れられない思い出がある。

私の父は旧国鉄で設計をやっていて、関東の多くの駅の跨線橋や地下道を手がけたと聞いた。新幹線事業にも大いに関わっていたようだ。それで新幹線開通前の小田原〜二宮間の試験運転に、友達とともに乗せてもらったこともあった。残念ながらその父は新幹線が開通する1年前に事故で亡くなった。享年40才の若さだった。

「高速道路ができて車も速くなるし、飛行機もあるんだから、なにも電車が200キロで走ることもないんじゃない?」と聞いたことがある。すると父はこう答えた。「お客さんが求めているんだよ。だから事故のない夢の新幹線を作るんだ」と。父は死んでしまったけど、あれから35年もたっているのにホントに大きな事故のなかっただんごっ鼻だった。しかし旧国鉄は総じてお客の求めるところと体質が違っていたから破綻したんだと思う。

アップルコンピュータには、一部のユーザーの意見などと整理することのないように、せつにお願いしたい。だって文句を言いながら、Macが大好きだってみんな思っているんですから。


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10月28日(木)
『Macという道具を使って自問自答する貴重な時間は自分で守るしかない』

かつて私は約1年半、1日も休まないで仕事をしたことがある。盆も正月も土日祭日もぜんぶ。それも日によって若干違うものの、だいたい朝7時ころから夜は日付の変わる時間まで会社にいた。どうしてそれが途切れたかというと、鼻血ブーッ、じゃなくて「もう、だーめだこりゃ」とバタンと倒れてそのまま入院する騒ぎを起こしたのだ。だからなんの自慢にもならない話。マネしても得しません。

その頃感じていたのは、悩みを抱えきれないほど持っていても、そしてそれがどんなに厳しいスケジュールであっても、ひとりっきりで考える時間・・自問自答する時間さえ作れていれば、けっこう無理が続けられるものだということだ。ストレスで頭が一杯になる中で、ぜんぜん違うことを夢中で思考する時間をわずかでも持てると、とても楽になった。それならなぜ倒れたのかというと、そのわずかな時間もとれないほど忙しくしてしまったからだと思っている。

いまはそれほどハードなことは体力的にもできない。しかしどなたでもそうだろうけど、いまでも忙しいことは忙しい。それで何に救われたり活力を得ているかといえば、そりゃなんてったってMacがイチバン。Macに向かって文章を考えたり、表を作ったりするのは楽しい。こんないいかげんな日記でも、1日分を書き上げるのにけっこう時間がかかることもある。それでも苦しくない。楽しい。メールの返事もたまるとこまったなと思うけど、書いていて楽しい。きっとOSが考えることを楽しくしてくれるように出来ているからじゃないか。Macという道具を使って自問自答しているのだ。だから壁紙1枚だってこだわりたくなるんだ。

この程度のことにMacを活用しているだけなのだから、OSのバージョンアップはともかく、G3/400以上のハードが必要なのかと考えれば、まったく充分過ぎるくらいだろう。地方に住む私にとって歓迎しない販売方法を進めようとアップルコンピュータが考えているなら、いまある4台のMacを私が移動するところに上手く配置して、なんとかいつも同じ環境でMacに向かえるようにしよう。そしてそれらのMacを大事に大事に使い続ける。そうやって自分を守ることにする。


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11月4日(木)
『仕事、金、家庭、健康のすべてが満たされている人など存在するのだろうか?』

最近とみに「はじめまして!」というメールを多くいただく。Webページを更新していてこれほど嬉しいことはない。海外に住んでいらっしゃる方が時差を越えて発信してきてくださることもあれば、先日はごく隣近所の方もいらした。

「仕事に家族サービス、Macにゴルフにと、とても精力的ですね」とお褒めいただくが、とんでもない!私など両立や三立?なんてとてもできていません。私の生活はやっぱり仕事がメインになっていて、これでもその他はいつもやり足りなくて不満がいっぱい。そして周りにたくさんのアシストをしてもらって、その自分では不満な生活を支えてもらっています。それにしちゃ態度がでかい?

そもそも仕事、金、家庭、健康のすべてが満たされている人など存在するのだろうか?長嶋さんくらいかな。いや、監督として成功しているとは言えないか。事を成し得ている人というのは、そのこと以外はすべて犠牲にしている人が多いように思う。

でっかい仕事を成功させていても自分の金は全然なかったり、お金があっても家庭は崩壊していたり、逆に素敵な家族に囲まれて仕事が順調な人に限って大病に見舞われたり。どれもうまくやろうなんて考えること自体、欲張りなのか。そして割とうまくいっていると思えても、それは人から見れば中途半端で大したことでないのかも。休み明けに反省の多いこと。

先日さるお得意先の販促担当女史と話をしていたら、「Macではそういうとこができるんですのよ、ホホホ」ときたもんだ。「そうなんですか。ありがとうございます」と答えたさ。それからある広告代理店部長氏に「このパソコン雑誌はWin一本ですねえ」と言うと、「Macはごく一部の業界だけで通用しているものとお考えください」とのご託宣。そりゃ、どうも。仕事、仕事。


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11月16日(火)
『解らないことがあることがコンピュータを使っていて普通だと思うくらい』

私と同じMacのビギナーの方から、「おしえてください」というメールをきょうもいただいた。なんでもフォントのスーツケースをフォルダから持ち出してハードディスクのどこかで行方不明にしてしまい、文字化けをするわで大変なことになっているらしい。多少は私の方が詳しそうなので、システムの再インストール(新規)をオススメし、手順の表現に気を付けながらメールを送らせていただいた。まだ返信はないけど、直られただろうか?私あたりでお役に立てるのなら、できるだけ相手のお立場になってお応えしよう。自分もどれだけそうやって助けてもらってきたかわからないので。

たいして解らないくせにこう言うのもなんだけど、解らないことがあることがコンピュータを使っていて普通だと思うくらいだ。私の場合、もう4年もくる日もくる日も時間さえあればMacの前にいて、それでもどうなのかなあと解らないままにしていることなど山ほどある。思いつくまま書いてみても、例えばコンセントのところについているアースは、どうしておくのが正しいのか知らないままだ。また、CD-ROMのトレイは手で押して閉めてはいけないと教わったのに、いまの新しいMacは逆に手で押さないと閉まらないようだ。

妻KがMacのシステム終了をするときに、やけに時間を取るので後ろから覗いてみたら、たくさん開いたままになったアプリケーションをひとつづつ選択して、そしてメニューバーのファイルから終了を選んでいる。ご苦労なことだ。私などぜんぶ開きっぱなしで、そのままシステム終了をしてしまう。だってMac自体が閉じてくれるから。彼女はそれはいけないと主張して譲らない。それでいてSpeed DoublerとDragThingは閉じない。理由を聞いてみると、「これは最初から開いているからいい」らしい。なんとも言えない。

メモリ設定にしても、なぜ最初は仮想メモリになっているのか、ディスクキャッシュは果たしていくつが正しいのか、使用サイズと最小サイズはどういう関係が正しいのか、知ったかぶるけどよくは知らない。そもそも、初期設定から操作のすべてを熟知しているソフトなど、ひとつもない。だいたい知っているだけなのだ。

昨年1年だけで900万台もパソコンは売れたらしい。MacでもiMacやibookで、初めてコンピュータに触れた方も多いことだろう。4年もへばりついていてこの程度という前提で、先達にバンバン質問してみましょう。


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11月26日(金)
『そろそろWeb上のエチケットを改めて考える時期にきているのではないだろうか』

不特定多数の人が見るからWebページであって、そこへいろいろなメールが来るのも当然ではある。ほとんどがありがたい感想などを書いてきてくださるもので、それが私の明日の更新への活力とさせていただいている。ところが最近こまったメールが2通あった。それはどちらも「相互リンク依頼」というタイトルだった。

おひとりは私のサイトにはよく訪問してくださっている方のようで、今度自分もMacにまつわるWebページを起ち上げたので、是非相互リンクをお願いしたいというもの。ここまではよくいただく話。私のリンクページはいま、1ページに限られたMacサイトのみに集約しているので、「おめでとうございます。リンクしていただけるとは光栄です。ホームページに書いてますように、こちらへのリンクはご自由にどうぞ。ただ大変申し訳ないのですけど、私のページからはいま少数のリンクしか張っていないので、あなたのサイトへはすぐにリンクでお応えできません。いづれ改めてリンクページを作り直すかもしれませんが、いまは対応できないことをどうぞ悪しからずご了承ください」と、お詫びしながらのメールを送った。

するとすぐに「どういう基準で選んだリンク集なのですか?聞いてみたいです」と、ドキッとするような返信が届いた。どうも相互リンク依頼にお応えできなかったことがご不満のようだ。それは「私の毎日のように巡回しているお気に入りMacサイト」を自分好みにリンクしたページなんですと、恐る恐るお答えするしかなかった。その後この方から「いつかリンクしてもらえるのを楽しみにしています」と返事をいただけたので、正直言ってホッとした。

数日前にまた別の方から「相互リンクのお願い」メールがきた。しかもたくさんの人に同報で送っているらしく、「リンクを張ってくれたらこちらも張りますからURLを知らせてください」というようなことが書いてあり、トビトビのURLをご存じない方のようだ。しかも!同時に「リンク用のバナーをどうぞ」と、画像まで添付してきた。

いくらなんでも初めてのメールに画像を添付するのは、ウィルスのこともあるからルール違反というものだろう。そのことと、リンクもすぐには対応できない旨の返信をさっそく送っておいた。どういう反応があるかちょっと心配だ。いづれにしろ善意でしていることとは思うけど、お願いとはおっしゃっていても強要されているように感じてしまう。

趣味のMacなページ作成を通して、いろいろな方と楽しい交流をしたい。最近は新しくデビューされる方もまた急激に増えてきているようだ。このへんでWeb上のエチケットを改めて考える時期にきていると思う。失礼ながら少々沈滞気味に感じるMac系雑誌あたりが、ユーザーをリードしてもらえないだろうか。


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11月30日(火)
『せっかくのデスクトップ機は放っておいてPowerBookにそれぞれ没頭するG3的生活』

ISDNに接続されているデスクトップ機は放っておいて、夫婦でテーブルにPowerBookを向かい合わせ、別々にわざわざ内蔵モデムでInternetに接続している光景は異様かも知れぬ。こりゃ子供が誰かの家に集まって、個々にテレビゲームに熱中して遊ぶという話を批判できないかも。用があったらメールで知らせようって?アホか。

趣味に毛の生えたような暇な店に出ているときに、妻Kがメールチェックなどをするだけのために、MacはMacでも果たしてPowerBook G3が必要なのか?と少々後悔も走る。それでもいい大人がどうしてもっ!ってきかないんだから、しょうがねえや。それほど他の何を差し置いてもと思うほど、Macintosh PowerBook G3(液晶の下にそう書いてある)は魅力的だもの。

ちょっと見るとまるで同じに見える400MHzと333MHz。ところが並べていじってみるとやっぱりいろいろと違う。400MHzがMacOS 8.6で、333MHzがプリインストールでMacOS 9だから、その違いもあるかもしれない。Finderを操作していて400MHzにSpeed Doublerが入っていても、333MHzでほとんど違和感がない。G3/333自体が相当なパワーだと言うことだろう。ただスリーブからの復帰はかなり時間がかかる。これはOSの問題だろうか。

液晶は充分なクオリティーとはいえ、比べるとやっぱり違う。それは同じデスクトップピクチャにしてみると1670万色でも見劣りを感じてしまう。それからハードディスクとCD-ROMの動く音が少し大きい。音の種類も金属的でちょっと違う。私はしょっちゅう頬ずりしているからよくわかる。冗談だってば。まあ、それほど400MHzは静かということだ。でもDVD-ROMがついていないとはいえ、こうしてみると私も333MHzで十分だったかな?と、またまた後悔が走る。

価格が13万円も違うのだから、いろいろ違っていてもらわねば困る。しかし明らかに333MHzのほうが優っている?と思われるのは、上部蓋裏側のAppleマークの起動時の光り方。400MHzでは部屋の電気を消すとようやく白い林檎が浮き上がってくる程度なのに、333MHzは蛍光灯が点いているかのごとく輝き続ける。20Wと60Wの電球の違いくらいの感じ。これには負けた。

いずれにしろこれだけ欠品が続いたPowerBook G3/99の、2台目をいまごろ買ったことがどういうことになるのか判らない。しかしささやかな書斎のデスクによく似合う、このPowerBookのクオリティーに私は満足している。


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12月1日(水)
『素人に操縦させる飛行機のパニック映画のごとく私は指示を続けた』

妻KのPowerBook G3/333をセットアップした後、私はすぐにPowerBook G3/400を担いで出張に出た。我ながらご苦労なことだ。しかし出張中の限られた時間にいつものようにWebページ巡りをしたり、もちろんメールの受発信をしてみたり、そしてその時々に思いついたことをトビトビ日記に書いて更新できたりする喜びは、私にとって多少重くてかさばったとしても、ストレスを乗り越える大きなエネルギーになってくれている。これでもう少し小さかったら・・というのは、いまは言うまい。

きっとくるだろうと睨んでいた妻KからのSOSがきたのは、予想よりずっと早いというよりスグだった。「あれからパワーキーを押して液晶は白くなってポインタは出ても、スマイルMacが何回やっても出てこない」と、半泣き状態だ。私がセットしたときに起ち上がらないことはなかったものの、Finderに行ってからMacintosh HDを認識するのにやけに時間がかかっていたので、ハハ〜ンと思いついた。これは400MHzでも同じ苦労をした機能拡張ファイル「Apple CD/DVD Driver」の問題ではないかと。

強制再起動でなく、背面のスイッチを押して一旦電源を切り、改めてパワーキーを押させたら、通常の5倍以上の時間を要してようやく起ち上がったようだ。その上でPower Mac G3/DT233からフロッピーに旧バージョンの「Apple CD/DVD Driver」をコピーしてきて、PowerBookにUSBで接続する外付けフロッピーディスクで入れ替える。たったこれだけなのに、彼女にとっては未開の地に足を踏み入れるごとくだったようで、途中でなんどかギブアップしそうになるのを励ましながら、ようやく作業は完了した。そして再起動。

「速い、速い!」って、それで当たり前なんだよ!はい、こんどは一度終了して、それから起動。「出た、出た!スマイルMacが」って、それも当たり前なの。なんだかこう書いていると、やたらと優しく電話応対しているみたいだけど、実はこれ夜中の1時にケータイで起こされて長々と交わしている会話。私の態度は想像におまかせする。

それからはPowerBookもしごく調子がいいらしい。よござんした。それにしてもいつも人任せにしておかないで、背面のスイッチ位置やUSBポートに差し込むくらいでドキドキしないくらいにはなりましょう。もっともお陰様で、私のほうはMacのトラブルにずいぶんと強くならせていただきましたが。


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12月7日(火)
『独断と偏見で語るアップルコンピュータ株式会社への公取立ち入り検査』

やっぱり。どこの店でも同じ価格で売ってもらうなんてことをああいうふうに大々的にやってれば、そのうちアップルには公取が「独占禁止法違反」で立ち入り検査に入ると思ってた。既存ルートで継続的に売る場合は、買う側にどういう扱いをするかの主導権があるのが普通のところへ、流通改革と称して一方的に特定商品を売る側がルートと価格を限定しようとすれば、だいたいトラブルは避けられないもの。

末端小売店市場での安売りをなくして販売価格を安定させ、それによって原価投入率を上げるとともに流通利益を確保し、さらにプル販促(回転促進のための多くはTVCM)を厚くしていこうという政策は、その業界でシェアを上げようとする企業なら重要な戦略だ。大手家電メーカーや、清涼飲料メーカー、とくに飲料CMを大々的に打っている某製薬会社など、ぐいぐい伸びている最中に何度も公取の捜索を受けている。勲章みたいなモンだなんて言ったら不謹慎なのも判ってはいる。でも実業界では、こういうのを「やり方がヘタだった」という言い方をする場合もあるのだ。きょうのニュースを聞いて、ましてやユーザーがオロオロすることなど何にもない。

それでもアップルが主張するであろう小売業への価格安定化への「お願い」も、これでトーンを下げざるを得なくなる。これを機に今までアップルから言われ放題、やられ放題にみえた小売店側に、少しは骨のあるところを見せてほしいところだ。アップルへの必要値入が要請できる範囲はわからないけど、価格を含めたサービスの差別化を、独自に打ち出すMacショップの出現を熱望したい。

そうでないとMacのリピートユーザーとして、ぜんぜん面白くないから。なお申し加えるならば、きょうの日記は独断と偏見で語った私の感想であり、行政や法を批判や否定をしようとするものでは決してない。誰もそんなに大げさにトビトビを読んでなかった?失礼!


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12月13日(月)
『帰ってきたドライバー・・誠実なクレーム対応は逆にファンを増やす』

「その後もげたドラーバーのアタマはどうなったの?」(11/14日記の反応)と、ことの顛末を何人かに催促いただいた。私はちっとも面白くないけど、どうも読んでくださっている方は失敗談こそ面白いらしい。ちぇ。Macには関係ないけど、トラブル対応という共通問題でもあるので、きょうは書かせていただこうかな。長くてよければ暇つぶしに読んでくらはい。

11月中旬の素晴らしいお天気の日だった。ティーグランドからフェアウェイを見渡して、私の気持ちはいつもよりずっと高揚していた。というのも、きょうはようやく手に入れたニュードライバーを初めて使うからだ。このダンロップのマックスフライ・オートフォーカスというのは今イチバンの売れ筋。止まっているボールを打つのだから簡単に思えるが、釘をまっすぐ振り下ろさないとすぐ曲がってしまうのと同じで、なかなか思った方向に飛んで行ってくれない。私のバヤイ。そこでオートフォーカス。その名のとおり、スィートスポットがうんと広くなるように開発された。要するにへんなところに当たっても、なんとか前に飛んでいってくれる魔法のクラブなのだ。こりゃ私にぴったりではないの。

フロントナインの最終ホール。よーし、午後につながるプレーをするぞ。体の軸がぶれないように肩を回し、右足から左足に体重移動してパチンとインパクトした。つもりだった。ブチンと少々重い音。ボールはフェアウエイの中央に向かってフラフラと飛んでいる。しかし・・もうひとつ左の林のほうに向かって飛んでいくものがある!鳥か?ジェット機か?スーパーマンか?いやあれは私のドライバーのアタマじゃないか。

こうして私のドライバーはヘッドとシャフトのつなぎ目がボッキリと折れてしまった。しかも当日は林の中のヘッドも見つからず終い。フロントのS氏はすぐにゴルフ場で入っている保険の手続きをしてくださった。ただこれは対応に時間がかかるので、できれば購入したショップで保証書を提示すれば、今回の場合対応が早いのではないかとのアドバイス。それがダメだったら保険という、二股をかけましょうとおっしゃる。

私が購入していたのは出張先の東京のショップ。恐る恐る電話をしてみると、それならメーカーに対応させられます!との頼もしい返事。「どんな打ち方しました?」なんて聞かない。た・だ・し「ヘッドとシャフトを揃えて着払いでけっこうですから送ってください」とのこと。イーストヒルゴルフ倶楽部にその旨電話をすると、「明日キャディー総出でヘッドを捜しましょう!」と言ってくださった。翌日「ありましたよ!けっこう手前のほうの草むらに」との電話をいただいたとき、私は涙が出そうになった。「コトブキゴルフの担当者宛に電話をした上で、さきほど宅配便にヘッドを乗せました」ありがたい。

ヘッドの着いたコトブキゴルフからは「きょうメーカーに申し入れました」「来週の月曜日に直ってくるようです。修理の内容は・・」「急ぐようでしたら店のクラブを替わりにお使いください」「きょうメーカーから到着しました。都合のよい日に私と○○、○○の、誰にでも声をかけてください。わかるようにしておきます」と、逐一電話が入った。だから待っている日々になんの不安も感じないで済んだ。

それから少したってから出張のついでに御徒町のショップに寄った。名前を告げるとすぐピカピカに直ったクラブを持ってきてくれた。レシートも保証書も持参していたのに、提示を求められない。「もう、よーくわかっておりますから・・」って。嬉しいねえ。それで特売のクラブをもう1本買ってきちゃった。

ゴルフ場の皆さんへもお礼の電話をするとともに、心ばかりの粗品も送らせていただいた。気持ちのいいトラブルだった。クレームを受けて、逆にファンを増やすとはこういうことだろう。この期間中に製品自体の不備、ショップの商品管理、ゴルフ場の問題、そんなこと脳裏によぎることさえなかった。私は自分の仕事にもこの体験を活かしたいと思う。


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12月31日(金)
『今年はちょっと配慮した年越しをしよう。きっといつもの明日がくるだろう』

CPUプロセッサのまるごと交換をしてもらったPowerBook G3/333は、それから2日たっても今のところおかげさまで順調、しごく正常だ。一旦終了した後の起動に再起動、メニューバーからの終了やパワーキーによる終了、CDによる起ち上げをしてみたり、それからうんと時間をおいた後にやってみたりと、いろいろやっても同じようになる!この幸福感。ヒッヒッヒ。

起動時間やファインダー上の動きが、400MHzに比べて遅いのは力の差だと思っていた。しかしCPUを交換したらほぼ同じようなキビキビした動きになって、それはどうやら力ではなく初期不良によるものだった。そんなのわからんもん。こうなると400MHzとはいよいよ外観上も含めて違いがほとんどわからない。すると価格が13万円も高かったのって・・まあ、グチっぽいことは言いますまい。

この件でたいへん多くの方にWebページ、メールを通じてご心配をかけて、激励やらアドバイスをいただきました。それが私のトラブルに立ち向かう原動力になりました。たぶんもう大丈夫だと思われます。どうもありがとうございました。

例年のごとく年が明けた12時すぎに、一斉に新年のご挨拶メールを送りたいところだけど、多くの方が出勤や自宅待機する2000年問題もあるだけに、今年は遠慮しようと思う。マイクロチップの2000年はグリニッジ標準時に合わせて1月1日の午前9時ということだから、その時間が過ぎて何事もないことを把握した上で、電話やメールはすることにしよう。ちなみに我が家では一切の買いだめなどはしていない。

2000年と言っても確かに区切りではあるけど、間近に迫ると実感がない。自分にとってはきょうのムコウにある明日に過ぎない。1日1日を大切にいこうと思う。

さて、それでは本年最後のご挨拶。トビトビ日記におつき合いくださった皆様、今年も1年ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。どうぞ、よいお年を!


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