大好きなMacintoshのAppleにひとこと


11月12日(水)重大発表だと言うから心配してあっちこっちにウロウロして、ついでにAppleのHomepageを見たら謎めかして、「チョコチップクッキー」と「ショッピングカート」と「ドライバー」の画像だけが置いてあるではないか。

Appleは何を発表するのでしょう?と、ヒントを出したのだろうが、人が存続を危ぶんでいるときにこれはジョークか?ユーモアというのか?太平洋の真ん中でヨットから落っこちたときに「いま何してると思う?」とかクイズ出している暇があるかい。なりふり構わずまず舟に掴まってくださいよ。ま、HomepageはAppleの余裕ということにしときましょう。

そこで人によっては寝ないで案じた発表というのをさっき知った。憶測は勝手にしたこととはいえ、何よ、これ。早い話が「
PowerPC 750をPowerPC G3と呼び換える。オーダーメイドありのダイレクトセールを始める」だけ!しかもそれはアメリカのことで、日本では来年の春以降の話らしい。これが会社の将来を左右する重要な経営方針の発表内容か。

プリプリしながらきょうの日記を終わっちゃいたいところだが、本当はもっと重大な発表があったのだが、この日までに相手との詰めが間に合わず、結局刺身のツマのみの発表になってしまったのではないか?そうでなければこの物々しさの説明がつかない。こうしてまたMacを案ずる日(Appleではない)が続くのである。


11月13日(木)いまスーパーやコンビニエンスと取引願って、欠品というのは許されない。くれ!と言われたら、はいよ!と当日か翌日に、全国の指定の場所にお届けせねばならない。かといって食品の場合、製造日から何日以内の商品で納入という要請もあるので、作りだめも出来ない。面倒でもこれをこなせるメーカーしか取引してもらえないし、仮に扱ってもらっても継続的に売れねば即カットだ。

店が厳しいというより、消費者がより新鮮で安心でおいしくて、それでいて少しでも安いものを求めるなら、応えることのできるメーカーの商品だけが並ぶことになる道理だ。いくらドライの食品でも、原材料から包装まで1時間で出来る製品もあれば、寝かせ工程も入れて1カ月かかるものもあるから、受注-生産-在庫の連動システム力がメーカーの雌雄を決することがある。

そこで専門外だが、CD-ROMにソフトを焼き付けるのに何分もかからないのではないのか。腐るわけでもないのだから作りだめもできよう。それなのにMacOS8日本語版を注文して発売してから1カ月も家に届かなかった人がいる。それで申し訳ないとも言わない。

それでAppleのきのうの発表では【
Built to order】システムというのが始まり、ユーザのチョイスに合わせてマシンを組み立てる製造をし、【Online Store】Webで発注をしてもらうとのこと。小売りと併売するなら、まず卸と小売とユーザの価格体系の設定が大きな問題だろうが、なによりいくら楽しい購入システムでも、いつ届くのかわからないようでは私は買う気が起こらない。もしこのへんを明快に改善できるシステムを開発できての新政策なら希望を感じなくもない。だけど店頭でMacG3の凄さを触って実体験した上でチョイスさせてもらったほうが私にはうれしいのだが。なぜそれが通販なのだろう?


11月14日(金)Macを身びいきするあまり、Appleの施策に対して私なりの批判を昨日のようにアップすると、好意的だが賛否両論のメールが増える。どちらにしてもみんな子供っぽいくらいMacが好きなんだなと思ってしまうのだけど違いますか?

この
Mac Beginner's Diaryは、Macに関してはビギナーだけど、本業に関してはプロを自負するtktrがその日感じたことをそのまま綴っちゃってる日記というページなので、内容には把握違いや知識不足からくる勇み足もあるだろうことは読まれる前にご了承いただきたい。

食品とコンピュータは違うのでは?というご意見もあったが、
ジャスト・イン・タイムはあらゆる産業で常識化しつつあることは私が言うまでもないでしょう。こんどの購入者の希望に合わせた製造対応というのは嬉しいけど、そういう注文システムは車なんて昔から当たり前だし、カンバン方式をやっていたって何月何日に納車しますと明示してくれるでしょう。Appleではせっかく新しい販売方式を導入するのだし、しかも期待の新製品なのだからそういうことを是非お願いしたいと思わずにいられないのだ。この不景気というより不況といえる昨今は「作ってから売る」のでなく「買ってもらったから作らせてもらえる」時代なのだと身にしみる毎日を私は送っているので。

さて日本では2つの証券会社しか対応していないそうだが、アメリカには300万人ものオンライン株取引者がいて、世界同時株安となった先月の27日と翌日には売り買いのアクセスが殺到し、テレホーダイタイムに遅くなったりお話し中になるように、繋がらないという人が続出してしまい、その為に大損害を被ったという事件になったという。一部の証券会社では保証問題に取り組み出したそうだが、責任はソフトかハードかでこれから難問題だそうだ。こういう話を聞くと、しょせん電話線なんだなと思わざるを得ないし、アメリカでこれなのだからオンラインでうんぬんというのも、まだまだこれからですねえ。


11月15日(土)書き忘れていたが、申し込みをしていたまつもとから今週明け早々にJedit2.0の登録ナンバーの通知メールが来た。それも夜の11時過ぎの発信で。がんばるなあ。

この
まつもとの所在地あたりは、私が免許取りたてでバイトをして買ったオンボロ車に乗ってセコセコ走っていた1970年頃のテリトリーで、なんだか地名を聞くだけで甘酸っぱい気分になってくる。

確か
Jedit2.0フォルダの中の登録案内のファイルには、申し込まれた翌日には登録ナンバーを連絡すると書いてあった。1〜2日遅れてもと思っていたら夜の11時になろうとちゃんと翌日にお礼とナンバー通知のメールがきた。ここ2、3日しつこいようだが、これがビジネス社会の常識というものだろう。遅れざるを得なかった会社の中の事情をいくら説明されても、それはお客には無関係なのだ。

ところでMacWEEKによる
アップルジャパンの動きとして、PowerMac G3の日本発売はG3チップ自体がかなり品薄状態とのことで「日本におけるG3マシンの発売は検討中。現在,タイミングを図っているところ」と、まるで決まっていないみたいだ。そしてWebでダイレクトセールスを行うAppleStoreは、生産拠点が近くないので「現実的ではない。これに関しては,特に予定はしていない。そういったニーズがあれば,店頭のサービスのアップなどで対応していく」と、なんだかまるでやる気が感じられないのである。

そしてG3の発売日も未定なのにやたら早いというベンチマークテストまで出てきて、その日まで今から何カ月あるのかわからないが、ボーナス商戦を前にして、既存機種の販売を買い控えでますます厳しいものにしてしまったのではないか。9600、8600、3400などは大きな販促でも付かない限り人に薦めにくい。


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