越百山   縦走組と沢組で

 

8月13日

7時に金山でMさんと合流。高速に乗り中津川ICで降り、19号線を走る。途中大桑村でレトルトのご飯を買う。川沿いの道を上り伊奈川ダムを過ぎ、ゲート手前の駐車場に着いたのが10時17分。10時30分出発。10分ほど歩いたT字路に案内板。

 

落石があちこちにあり、橋を渡り11時20分福栃橋に到着。コンパスをセットし、MSさんが今日は先頭。福栃沢を右に見て入った登山道は、ず〜と登りばかりで「下のコル」まで続いた苦しい上りだった。

 

12時18分下のコル到着。ここには「下のコル」の標識がありケサ沢の沢音を聞きながら水分補給。5分後出発。痩せ馬の背の標識を過ぎ、そろそろ上のコルに到着のはずだが、行けども標識はない。とうとう解らないまま13時14分休憩。おにぎりをほおばる。5分足らずで出発。

 

13時40分展望台に到着。仙涯嶺や南駒ヶ岳が見えた。地図を見ながら「越百はここからは見えないんだ」とMさんのつぶやきに、少しがっかりした。かなりしんどくて、越百が見えたら元気が出るのに。長めの休憩でパンやらおにぎりを食べる。

 

14時25分水場に着く。早速水を汲みに行った。沢が2本あり冷たい。が、ここはトリカブトの花園だ。汲むのを止めようと思ったが水の心配の為、取り敢えずペットボトルに入れることにした。

 

15時15分、10分の休憩をとる。あと少しと元気つける様に地図を見て、現在位置を確認する。

 

ここからも延々と登りが続く。ダケカンバやヒバ、シラビソの薄くらい樹林の道を登っていく。地図から「もう、そろそろ尾根を巻く道に出ても良いのに」と期待しつつ足を進めたら、巻き道になり、少し下っていくと、ようやく小屋の屋根が樹の間から見えた。

 

15時47分小屋に到着。                                          

Mさんが代表で、素泊まり一人2000円の手続きをして下さる。ザックが入り口の部屋に綺麗に並べて置いている。私達はその奥の部屋を利用するらしい。荷物を整理したMさんは、酒とつまみを持って小屋の前の椅子に座り、越百山を眺めてもう飲み始めている。「う〜ん、素早い!」3人で山を眺めながら乾杯。MSさんは持参の酒では足らない様で六百円もするビールを購入!

5時になったので小屋の中で夕飯。当番はMSさん。奥様が準備して下さった具材を入れたカレースープおじや。作るのはMSさんではなく、Iだった。

MSさんは家庭では台所に入ったことが無く、作らせてもらえないと嘆いていた。山のご飯作りを何度か経験して、山ご飯作りはMSさんにお任せ!となると良いな。

20時消灯前にはシュラフカバーの中に潜り込む。Mさん、MSさんはすぐ寝息が。Iは寒くて眠れない。雨合羽を着込んでも寒い、眠れない。ホカロンを取り出し部分ホットでも寒くて眠れない。Mさんも寒いらしく何か着込んでいた。結局朝まで眠れなかった。2000M級の寒さを甘く見たツケだったと反省。

 

8月14日

5時になったので起床。昨晩も雨が結構降っていてトタン屋根の音がした。朝方も再び降っていた。テント泊の2人を想った。テントを片付けるのは嫌だろうな、重かろうなと。沢の水量も増すなと。朝食はI担当。昨晩の残りのキャベツと卵スープの素を使ったおじやと、キュウリとハムのチーズ巻き。

6時10分ザック収納完了。外はガスっているし、雨も降っている。Mさんが小屋の人に天候を尋ねに。詳しい天気は解らずじまい。取り敢えず越百山まで行って、そこでその後の事を判断することとした。

 

水場まで水を汲みに行き、6時50分出発。今日の先頭はI。コンパスを越百山山頂にセットする。暫くは樹林の中なので雨もさほど気にならず静かな歩きを楽しんでいた。途中で私達より早く出発した3パーティーの人達が引き返してきた。中でも20代の2人は空木岳まで縦走の計画のパーティー。髪の毛がぐっしょり濡れていて、稜線は強風のため縦走は中止にしたとのこと。樹林を抜けると一気に雨風が強くなってきた。

 

7時55分山頂到着。周りは何も見えず風を避けるため、長野側に少し下る。雨にも負けず行動食摂る。Mさんは沢組のSさんと無線で交信しようと試みている。が、つながらない。仙涯嶺、南駒ヶ岳は止めて、上ってきたルートを下ることにする。風雨に負けず写真を撮る。

 

8時15分山頂をでて、越百小屋に着いたのは8時50分。小屋には鍵が掛かっていて外のベンチで休憩。

8時50分小屋を出発。歩き出して30分もすると雨が小降りになってきた。

 

9時50分水場に着くと5人のパーティーがいて交流する。福井から来たという。しっかり福井の山の宣伝をしていた。愛知の山のことは一言も聞かれなかったなぁ。

 

10時15分展望台の横を通過。登ってくる時に「上のコル」が不明だったので、下山の時に確かめ様と地形を読みながら下山していた。Mさんに「この辺りかなぁ」と尋ねると「うん、この感じだろうな」。

 

11時06分下のコルに着き、休憩する。20分に出発。

11時45分登山口に着き、朝食の残りとパンでサンドイッチの昼食。

登山道は木の根が覆っていることもあり、安全第一と、慎重に下ってきたため随分と時間がかかった。

 

車に着いたのが12時50分。沢組のWさんの車のワイパーにメモを挟み、温泉を目指した。

                          (写真・M、 文・I)