釈迦ガ岳(読図山行)

 
                                          名:釈迦ガ岳山域

                                       程:’12.11.11

                           メンバー:男性3人

                      女性2人

                         M.M.(記)

11月定例山行は釈迦ガ岳山域での読図山行となった。釈迦ガ岳といっても、山頂には行かずに、朝明から鈴鹿の主稜線へ登り、白滝谷へ降りて10分ぐらいの地点から五つの無名ピークを辿って、再度主稜線に戻るというコースである。このルートは春に県連婦人部が行った読図山行のルートと全く同じである。5つのピークを全て辿るのは、かなり難しいと思いつつ挑んだ山行であった。

朝7時に朝明駐車場に集合した5人パーティーは、予定時刻より10分ぐらい遅れての出発になった。装備はヘルメットが無いものの、ハーネス・カラビナ類・共同の補助ロープと、バリエーションルートの装いである。主稜線に登り、小休憩後、白滝谷へ降りる。目指す最初のピーク859が目視できるかが、最初の懸念点であった。やはり目視ができる山容ではなく、地形・地図・コンパス・GPSなどを総動員して、登るルートを見つけ出す。多少ジグザグしたが、最初のピーク859へ到着。ピーク859からピーク822は尾根伝いの雑木も疎らな歩き易いルートであった。ピーク822からツメカリに下るルートはやぶこぎで、途中でロープも使った。降りた地点は、県連婦人部が降りた地点より上部の、滝の上であった。ここで昼食にする。

昼食を取りながら、この時刻から全てのピークは辿るのは無理だなと思えてきた。ピーク764は裾野を回ってピーク858に向かうことを提案し、他のメンバーも同じ考えだったようで、スンナリ決まる。昼食後、やぶこぎの急斜面を登りピーク858を目指す。この辺りが一番厳しかった。登っていた尾根とピーク858との間には沢が一つあり、ここもパスすることになる。しばらく進むと平坦なピーク912の下部に着く。

時間のことも気になっており、ピーク912も裾野をかすめるだけで、トラバースしながら白滝谷へ出る道を目指そうと進む。ところが、ピーク912に近づいてきたことを、SさんのGPSが知らせて、幸いにもピーク912は踏むことができた。ここから猫岳付近の尾根へ出ようと意見が一致した。ここからは、ほぼ狙い通りのルートを辿って猫岳と釈迦ガ岳の間の稜線に出ることができた。後は登山道を下るだけである。

予想通りに厳しいルートであった。ピーク全てを踏むことはできなかったが、三つのピークを踏み、残り二つのピークも近くまで行くことができた。読図は出来る・出来ないではなく、生きて帰るために必須の事項である。この山なら、読図しながら無事に帰れると判断できることが大事だ。今回は旨くいったが、天候が少しでも悪ければ状況は全く異なってしまう。久し振りに緊張する山行であった。