赤兎山    福井県の紅葉を楽しむ

10月11日(日)快晴

12時にSさん宅集合。今回は3人。Sさんが運転。東海北陸自動車道に出て白鳥で高速を降りる。美濃街道を快調に走り、九頭竜湖を眺める。

鳩ヶ湯の分岐まで来た。しかし今夜の食材や行動食が無いため越前大野市まで出ることにした。途中で名物の里芋を買う。ここの里芋は、モッチリして特別に美味しいのだ。

地元の蕎麦の情報をおばちゃんに上手Gさんは尋ねる。鳩ヶ湯温泉に着いたのが4時。

鳩ヶ湯の宿に駐車させて貰った上に、テントも張らせてもらった。感謝!!

鳩ヶ湯鉱泉の風呂に入り、夕飯とワインとビールで話しが次々と。

地図とコンパスを出して使い方の確認。8時半には就寝。

10月12日(月)今日も快晴

4時半起床、朝食、6時35分にはテントも撤収し準備オッケー。鳩ヶ湯温泉の川を渡り

直ぐに鉄製の梯子を上がると林道に出る。

7時30分、しっかりした道標の登山口に到着。

コンパス設定。SさんはGPSを設定している。

手入れがされている杉林の中を登っていく。

白い美味しそうなキノコ。クロバナヒキオコシ、まむし草の赤い実。     

ラショウモンカズラ?とツリフネ草の違いをSさんにGさんが説明している。       

残り少ない花を見つけては、時々立ち止まる。

8時25分タンドウ谷に到着。渡河する箇所を捜し渡る。

先程追い越していた2人が休憩していた。武生から来たとのこと。Gさんが「福井の山でお勧めは」と尋ねたら「経ヶ岳」と。次の山行はここか白山かと楽しみになった。

再びコンパスを尾根に出るあたりを設定。10分後出発。

太陽の光が広葉樹の枝の間から差し込んでくる。勾配はややあるものの良い道だ。

途中でマタタビの良く熟した実を選び食する。沢山食べると良くないそうで、2ヶ程にする。暫くして、ヤマボウシの赤くなったのも見つけ食べる。モッタリとした食感で甘い。草花の事をGさんは実によく知っている。ツルリンドウの赤い実もあった。これは私達カワセミ山岳会のマークにも入っている花だ。

木の実や花、山菜が豊富だが、登山道の幅は50p以下と狭く、所によっては靴の幅くらいで、片側は谷に切れ込んでいるので緊張して歩く。

ワサビ田があり、天然物でなく栽培している場所だ。沢の水を上から流し田を作っている。

急登の道が続きブナが増える。10時15分大きなブナの木の下で休憩。汗ばんでいる程度なのに水をゴクゴクと飲む。ブナの実を沢山拾う。コガラがよく飛んでいる。

10時50分山頂の見える尾根に出る。Sさんが「まだまだ頂上は遠いわ」の言葉にがっくりした気持ちでIは頷く。だが山頂は抜けるような青空のもと、緑と赤と黄色の色で覆われていた。そこから3人は途中まで遊びすぎたことを悔い改めてサッサッと歩き出す。

この山頂までの尾根の長いこと!11時35分SさんがGPSを見て「あと200b」と言う。この最後の登りが辛かった。道は悪路だし急だし、しかもウンコ畑まであった。

11時58分ようやく笹に覆われた山頂に出た。人も多く小原峠から来たらしい。

そのまま避難小屋方向に道をとる。笹の日陰で乾杯をして昼食。

Sさんは次回の山行の参考のため避難小屋を見に行く。30分後に帰ってくるが、その間

2人で目の前一杯に広がる白山や、笹と紅・黄葉の中の赤い色の避難小屋を眺めていた。

Gさんは剣ヶ峰の下にある室堂の赤い屋根が見えるという。Sさんに望遠鏡を貸して貰い見たらありました!「どういう目をしているの」とSさん。

山頂に戻り山座同定。経ヶ岳、荒島岳、大長山。次回は小原峠か経ヶ岳から杉峠へ抜けても良いね等と辛かった登りを忘れて“希望”を語り合った。

13時10分下山開始。そこへ上がってきた20歳代の男性に登山口での時間を聞くと「10時」とのこと。「若さが違う」「かなわん」と言いながら登ってきた道を下る。

遊ばずにひたすら下る。広葉樹の木々から零れてくる光に力がない。

幅の狭い登山道を注意して歩く。木の枝の杖が心強い。

Iは黒文字の小枝の良い臭いを嗅ぎつつ、意識を覚醒し下る。

14時20分Sさんがエネルギー切れをおこしそうなので少し休憩。

ようやく15時タンドウ谷に着き渡河して休憩をとる。休憩中にツルウメモドキの木を見つけたGさん。昨年サルナシの味を知ったSさんが「この山にはサルナシは無いのかなぁ」と

美味しかったサルナシの話題になった。10分後出発。

杉の林に入る。もうすぐだ。16時8分登山口到着。疲れた。Gさんがサルナシの実をみつけるが、さすがのSさんも疲れたのか「取ろう」の声もなく林道を帰って行く。

16時40分車に到着。風呂に入らず、そのまま帰路についた。

今回のコースは休憩・少々の遊びも含め、登り4時間30分、下り3時間だった。

道も歩きにくく、私達は晴天に恵まれての時間だったと思う。疲れた!

疲れたが白山の迫力、紅葉の山行でした。     (文責・I  写真編集・G)