亀尾〜御池岳  読図山行で

参加者:N・S・W・I   2009年11月22日

 

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GPSの軌跡は、末尾に掲載

 

11月22日日曜日。朝まだ遠い4時30分。Nさんに我が家の近くまで迎えに来てもらった。

23号線を走り、5時30分Sさん宅集合。車の中でGさんの五十肩とかで不参加を知る。残念!

メンバー4人が揃い出発。四日市ICで降り、山口を目指す。藤原簡易パーキングでトイレを

済ませ、服装整え準備完了。気温は3℃、朝日の光が有り難いが今日は午後から雨の予報。

 

山口配水池の看板が掛かっている前が登山口。7時12分出発する。冷川沿いに杉林の暗い道を登る。

すぐに谷から外れ登っていく。30分くらい経って衣類調節をする。

と上から迷彩服ぽい2人が降りてきた。カメラの3脚かと思いきや鉄砲だった。鉄砲と書くと何だか

火縄銃という感じがするが、あれは散弾銃の様で80〜90p位いの銃だった。本物を見るのは初めて!

Nさんたちがハンター2人と喋っていた。彼らの狙いは鹿・イノシシ。狩猟範囲は私達が登山道を

離れ読図山行する辺りではないらしい。「喋って登って下さい」と言われたが、それは難しい。

紅葉黄葉の素敵な登山道を歩く。(まだ余裕なのでこう思える)トウカエデ(?)の太い木の幹に→。

それに従い右にカーブする道を行く。Nさんが立ち止まり「えらい」と言って休憩をとる。5分ほど

立ち止まり再び歩き始める。坂本谷との合流地点を過ぎ白P峠へと進む。

9時42分、白P峠に到着。30分遅れ。ザックを下ろし休憩するが寒い。そこへ一人の登山者が現れる。

私達とは反対回りに歩くらしい。エネルギーや水分補給など済ませ10分後出発。

真ノ谷をダラダラと下っていく。落ち葉が多く雨が降り出したら嫌な道になるが、落ち葉が足首まで

埋まる登山道は好きだ。グングンと下る。真ノ谷に到着。水が有りテン場に適する場所をと周囲を見回す。

暫く行くと谷は水が涸れ、岩の上を歩き倒木の下をくぐる。SさんもNさんも速い。あっという間にIと

の距離が出来る。しかしWさんがIの後ろを歩いてくれるので安心だ。谷沿いを下っていくと水が現れた。

脆い岩があり、確認しながら下っていく。長靴のWさんはIを追い抜き、Iが辿り着いた所で3人が

地図を見て話している。どうやら土倉谷左岸の尾根・亀ノ尾の取り付きに到着したらしい。

Nさんは右の尾根が、SさんWさんは左の尾根が計画した尾根ではないかと。

 

リーダーのNさんが左の尾根が登りやすいと判断し登る。緩いといっても登り始めると、段々きつくなる。

Wさんが先頭になりSさんが続く。Sさんは滑りながらもズンズン行く。Nさんは後から登ってくる。

途中で4人揃って休憩する。Nさんはイノシシを見たらしい。今日の行程中でもヌタ場が沢山あった。

真ノ谷の沢でも草がなぎ倒され、鹿の様な大きな動物が横たわった跡があった。

10分後出発。途中鳥の羽がかたまっている所や白骨を発見。後ろから来るNさんに「白骨発見」と伝える。

どうやら頭蓋骨からして子鹿らしい。しっかり見なくて良かった。

テーブルランドまでもう少し。SさんWさんの姿見えず。磁石の方向は左を指している。しかし右の方が

緩く登りやすそうに見え、ついつい右へ、右へと上がってしまう。ようやくテーブルランドに上がったが

Sさんが「Iさんこっちこっち」と手を振っている。登った地点から左へ下り合流。程なくNさんも。

12時45分だった。途中四つんばいになったり、木の根っこなど掴める物は何でも掴み登っていたが、

SさんもWさんも体を起こして登っていた。体力・技術の差なんだなとIは思った。

 

13時、テーブルランドで昼食を摂る。WさんとIは温かいカップヌードル。Sさんは今朝作った紅茶入り

テルモスを忘れたことを嘆きつつ、Nさんは立ったままで各々昼食。Wさんが持ってきた貴重な缶酎ハイを

4人で飲んだ。うん、やはり酒は旨い。政行ケルン修復を時間切れのため諦める。

13時20分出発。テーブルランドの1194脇の1100地点を過ぎ、真ノ谷目指し下る。Nさんが先頭だ。

登りはハアハア、ゼイゼイのNさんだのに下りは速い、動きも軽やか。傾斜もきつく膝に来る。Nさんが

「Iさんもっとエッジを効かせ体おこして」と指摘してくれた。そうなる様にしてIも下っていく。

 

14時10分真ノ谷に降りた。この谷を上へ行き登った道まで戻るか、白P峠へまっすぐ登る登山道を捜すか。

結論は白P峠を目指し、この尾根を真っ直ぐ登るだった。亀の尾より緩い感じだからもう一頑張りと自分を

励ます。薄暗くなったクヌギやカシの葉がある斜面を登りつつ、遭難する状況を想った。地形と鉄塔から

GPSから白P峠と設定した。が、この尾根が間違っていていたら登り返す体力気力が要るなと。

雨も降ってきたのが14時30分。WさんSさんが待っている地点は午前中に下っていった道だった。

ほっと安心。少し登って白P峠の標識に着いたのが15時。各自雨合羽着装。

 

10分休憩後、行動する。落ち葉一杯の登山道を下っていく。Sさんが鹿を見つける。尾根に登り姿を消す。

木の根辺りに茶色い兎のような塊が動いて、程なく見えなくなった。

15時25分坂本谷への分岐を通過。鉄塔あたりに来ると雨に濡れた黄葉がきれいだった。落ち葉で2回ほど

目印を見失ったが地元の方が付けたペイントが鮮やかで安心して下っていける。いよいよ暗くなってきた。

さらに暗い杉林に到着したのが16時。16時15分休憩する。Nさんの登山靴の底が剥がれてきたので、

Wさんの紐とIのテーピングで靴をグルグルと補強する。

 

10分休憩後出発。暗くなってはいるがまだ、ランプは使わずに下れる。ようやく谷沿いになった。

16時55分登山口に無事に着いた。炭焼き小屋から煙が出て、湿った空気と混ざっていた。

Nさんが「途中の行程は時間切れだったが、出発時間と下山時間は正確だった」と総括。本当にその通り。

 

今回の山行は、半分以上が登山道でない道を地図・コンパス・経験で判断し歩くものだった。Iにとって

体力的には厳しかったが、先輩達の話し合いから、地形を見ることが少し学んだ。

また、24日の定例会で今回のルート上の判断の検討などもして、次回に活かすことも学べたと思う。

                     (文責I、写真・編集N、GPS軌跡S)