孫太尾根から藤原岳へ

3月29日(金)

7時金山集合、桑名で高速を降り一般道。10日前と同じ道なので道路コースの確認が出来た。

8時半過ぎに阿下喜温泉の駐車場でTさんと合流する。登山口や下山口の確認をするため、2台で青川峡

キャンピングへ向かう。キャンピング場は施設が整っている感じ。そこを過ぎ、ゲートを通り、工事の横を

過ぎ、青川に沿って狭い道を行く。橋を渡ったら、そこは災害で谷が埋まり、旧道はと左側を見上げると

ガードレールが曲がりアスファルトの下の土はゴッソリと削られていた。埋まった谷に新しい道を

私達の車が走る。行き詰まりの広場に車を止める。この青川の上流が治田峠からの下山口だという。

確認後、北勢町新町の孫田尾根の登山口に向かう。神社の横のしだれ桜が綺麗だ。風もあり梢が揺れている。

村のお墓の前が駐車場になっていて、先客が3台、岐阜、三重ナンバー。

 

雪が舞う中、コンパスをセットし9時40分身支度整え行動開始。配水池の建物脇の道から入る。

細い杉林の中を行く。暫く行くと椿の林の様な中を歩いていく。衣服調整でカッパを脱ぐ。

もうトリカブトに蕾が着いている。スミレ、ヒロハアマナも咲き、ジンチョウゲも。

藤原岳の花に出会える予感。

10時20分、稜線に出る。風の当たらない所で休憩。金柑や福島の蕎麦饅頭を頂く。10分足らずで出発。

道は予想よりもハッキリと付いていて、木には赤テープが結構ある。みぞれになったり雪となったりの天気。

アセビやシキミの花が咲いていて、元気を貰う。

先が尖った石垣くらいの大きさの岩が登山道だ。メチャンコ歩きにくい!!しかも灌木が道をふさぎ、たまに

背の高いIは頭を枝でコツン。帽子がセンサー代わりでゴツンとはいかないが。

 

10時50分、コルに出た。[丸山620m]の標識が木に取り付けてある。

ここに男性3人が写真を撮っている。駐車場の先客の方だ。私達も寒くても写真、写真。

ミノノコバイモ、アマナ、節分草、三隅草。福寿草は花が終わっていた。カタクリや葵の葉も見える。                 

丸山を過ぎ、緩やかな道を行く。まるでコグルミ谷を歩いている様な感じで素敵な道だ。

稜線に出ると、左の山は雲の中。あの雲の中は雪なんだと。風が冷たい。時々雪が舞う。

たまに雲が切れ太陽が出ると「暖かい!」とつい口に出る。三つ葉ツツジが南側斜面で咲いている。

右手に藤原鉱山の採掘場が見えてきた。崖には所々緑色のネットが張ってあり、ショベルカーや

街では見かけないくらい大きなトラックも動いている。

11時20分小休止。雪はチラチラしているが雨合羽脱ぐ。猪か鹿撃ちの薬きょうが捨ててあった所を過ぎる。

11時55分昼食タイム。風の当たらない所で腰を下ろし、ザックを開けていたら昼のサイレンが鳴った。

雨合羽だけでは寒くて、下にもう一枚着込む。Tさんは今朝作った孫と同じ弁当持参。Gさんは出汁卵焼き。

2人とも朝早くから準備していることに感心!!    Iは、な〜んも作らず、ゴチになるだけ。

食べ終わり、出発準備して、来た道を振り返ると、あの尾根を越えたんだと感じるくらいのボコンとした尾根が

見える。12時17分行動開始。                                                 

 

雪が木の幹や葉にくっついている。窪地に雪もある。

雪が登山道を覆う様になってきた。12時37分[多志田山965m]標識のコルに出る。

この辺りから治田峠に降りる道があるはずと、その下山口を探し、斜面を下ったり登ったり。見つからないので

多志田山のコルに引き返し、Tさんは西側の尾根を見て見当を付け探す。Gさんは赤テープがある木の所を下り、次のテープが見つからず登り返したりした。風や雪は益々強く、まるで暴風雪の感じ。

13時5分、捜すのは諦めて引き返すこととなった。次回の宿題とする。

 

引き返し、TさんGさんIの順に下っていくが、2人は速く、つい間が空く。しかもダンコウバイの樹が密生し、

見通しが悪い。山では、間をある程度、詰めて歩かないと危ないのだなぁと感じた。横殴りの雪や風。

銚子岳や静が岳、竜ヶ岳の山頂は雪が降り、時折雲に覆われる。

 

右手の登りの先に猿をGさん発見。その道ではなく左の下る道をとる。歩きやすく樹林の道なので風もない。

ルンルンと下っていくと、道が消えている。Tさんが「猿のいた道に戻る」と。

Tさんは道無き道も歩くといった登山スタイルの人なので慣れてるって感じ。Iだったら、焦るだろうな。

13時35分丸山通過。ルートに戻ったことが確認でき安心した。

先端が尖った岩の登山道を難儀しつつ下っていく。Tさんは岩をやっているので直線的に下る。Gさんは

斜めにルートをとり下っていく。余裕らしく猿をまた見つける。Iは難儀しつつも滑らない様、足の置き方や

体重のかけ方を確認しながら下っていく。ようやく通過。一度も滑らずに降りることが出来たぞ!

 

15時10分、休憩。道迷いして下った尾根を眺めつつビールを開け乾杯。

上では寒くて飲む気もしなかったが、汗をかいたかビールが美味しい。

 

駐車場に出るまでに、小さく道迷いしたが無事に登山口に出たのが15時40分だった。

今日の山行はタップリ歩いた。尾根の傾斜もきつく、また道迷いの体験もできた。

ルートを探すという経験もでき、実り多きものだった。

                  (写真・編集、G。文,I)