藤原岳    福寿草を探しに

 

3月19日(金曜日)藤原岳に。

春の彼岸が過ぎるまでは、天候不順なことが多い3月。前日や前々日は雨模様だったので

登山道の悪さが予想されたが、19日の天気予報は晴れのマーク。

身支度を済ませ、ワクワクしながら早朝の電車に乗る。金山の集合時間は7時。

今日はMさんの車だ。集合場所に着くと、もうGさんがいて、6時15分には地下鉄に乗ったとか。

そんな話しをしている内にMさんの車、到着。

助手席にGさんが乗り、登山口までナビゲートする。桑名で高速を降り、一般道を走るが

結構な交通量がある。藤原岳あたりの山頂は黒い雲に覆われている。天気予報は晴れで意気込んで

来たのにちょっとガッカリ。大貝戸登山口に着いたのが8時35分。

 

すでに数台の車があり、身支度終えて出発している人も。私達もトイレを済ませ、準備完了。

8時50分出発。石の鳥居をくぐったらGさんがミツバオウレンを見つける。白い小さな花だ。

神社の右脇の道を通り、太い椿の木の下を登っていく。2合目あたりで雨がパラリと降ってきた。

9時22分杉木立の所で衣服調節する。やや手入れのされた杉林の尾根道を登る。

9時45分、あまりに単調な風景の中の登山道に飽きたこととお腹が空いてきたのでリーダーの

Gさんに休憩を申し出る。行動食を食べながらもミヤマシキミの花や葵の花を見つけるGさん。

熱心にその花の名を、ノートに記入するMさんの姿。Iは時計の表示を高度計に替え、10mの

高さの感覚を養おうという魂胆。(うまくいくかなぁ)

10分程度の後、出発。7合目過ぎるとみぞれになってきた。

員弁の平野部は天気が良く伊勢湾も見えるのに。

 

10時30分聖宝寺からの登山道と合流する地点の8合目に到着。雪になってきたので雨合羽を

着る。福寿草もあちらこちらにある。時々だが、今の地点から目標物の所までの高度差を予想

しながら歩く。10時50分に9合目通過。もう少しで避難小屋だ。

前方を歩く人が3人いて、道幅も狭く追い越せず詰まってしまっている。この人達は3合目辺りで

私達を追い抜いた人達だった。追い越せず少々イライラしながらもこの3人の後から歩く。

11時15分避難小屋到着。360度、真っ白で視界がきかない。すぐに避難小屋に入る。

入った途端、眼鏡が曇った程、中は暖かい。空席も無い様なので2階に上がる。

スパッツを外し、靴を脱ぐと足が軽い。早速昼食。Mさんの奥様が早朝から作ってくださった

お弁当のおかずを頂く。Gさんのだしの入った卵焼きを頂く。う〜ん美味しい、美味しい!

MさんやGさんと一緒だとホントに幸せな位、手作りの美味しいおかずを頂戴できる。

2人はおにぎりだが、Iは山に来ないと食べる事のないカップラーメン。

12時10分再び身支度整え、小屋の外で写真を撮って貰い、天狗岩へ。

と、10mも歩かないうちに軟弱者のIがリーダーGさんに「行くのを止めたい」と言った。

だって、ホワイトアウトだし雪は止まず、やはり寒いし。

小屋の前を通り、上ってきたルートを下る。

雪が解け、泥と混ざり合っていて足下を気遣いながら降りていく。この辺りは沢山、福寿草が

咲いているので、先客が写真を撮っていた。Mカメラマンも福寿草を撮影!

よく見ると、誰かが福寿草の根本に雪を寄せ集めているのを発見。気持ちは解る。

さらに節分草が。もう終わりかけの薄い色になった小さな節分草が一輪。

 

12時50分8合目通過。薄暗い杉林の悪路を下っていく。

Mさんが滑る。歩き方をGさんが指導する。私もGさんに色々教えて貰ったなぁと想い出す。

その時、その状況での歩き方を指摘してくれるので、とても助かったが、Iの上達の程は???

IがMさんの歩き方を見るに、Mさんは足が長く、大きく歩くのではと思った。Mさんファイト!

4合目あたりは素敵な場所だ。山桜の大きな樹が数本ある。しばし足を止め、木々と空を見上げる。

 

13時20分休憩。5分後出発。3合目が過ぎ、慎重に歩いていたのにIがドテンと滑る。

大きな岩の端に右足を乗せたつもりが、靴底全体で乗せなかったらしい。左足の筋力が弱いため、

左足を意識して降ろしていたが、今回は右足で滑った。気を取り直して慎重に足を運ぶ。

かなり下ったところで男性が一人、反射板を使い這いつくばって撮影している。ミノコバイモだ。

花は見たことが有るが名前を知らなかった。天気が悪く光線不足だがMさん撮影する。

色々な方向から、カメラを近づけたりと、撮ることに熱心なMさん。

14時10分登山口に戻る。靴洗い場で靴やピッケル、スパッツの泥を洗う。ここの洗い場には

ブラシやたわしがある。設置してくださった地元の方々に感謝。

   (写真・Mさん、編集・Gさん、文章・I)