陰尾根から鎌ヶ岳へ 

プチバリエーションルートで

4月24日JR春田駅で集合。Sさんの車に乗る。東名阪と湾岸からの高速が合流する四日市JCTは何時も混む。だから

四日市東で高速を降りた。どこを走っているのか解らなかったが、突然田畑の広がる道に出た。視界が開け藤原岳、竜ヶ岳

釈迦ヶ岳、御在所、鎌ヶ岳と山の姿が良く見える。鈴鹿スカイラインを走り、ゲートに到着。両側には車がビッシリと駐車。

運の良いことに1台出て行った。そこへSさんの車を入れ、身支度整え歩き出したのは8時30分頃だった。

昨年、見つけていたコシアブラの芽を確認する。残念なことに今年は2月3月雪が降り気温も上がらず、で芽がようやく出た

といった感じだ。「これでは、まだ駄目だなぁ」と残念がっているWさん。

堰堤には45分頃着いた。アカヤシオが綺麗に咲いていた。

 

陰尾根の入り口を越え、「この沢から入る」と言うリーダーのWさん。{オット!プチバリエーションは沢かいな?}と呟いたI。

尾根のバリエションとばかり思っていたのに。Wさんがリーダーだったことを思えば、Iは甘かった!!

9時15分、サッパリと諦め、Iはゼルブストを付ける。Sさんもゼルブストを着装。Wさんは簡易ハーネスを着装。

水が先週からの雨で少し多いらしい。沢を登っていく。水に濡れることは嫌がらなくなったIだが、濡れると冷たいなと。

モタモタしてると濡れることになる。慌てて登ると危ない。特に岩や石が脆く取っ掛かりを慎重にしなくては、と沢、初心者のIは

色々悩む。Wさんの取っ掛かり方、足の置き場などよく見てIもその様にとやる。危ない時は30mロープで補助してくれた。

沢をかなり詰めた所まで来た。大きな岩が乗り越えられずIは尾根の急斜面を登ることとした。Sさんもそこを登ることにしてくれた。

9時56分沢を登り詰めたWさんと合流。少し行動食をとり休憩。Sさんが「沢登りかと思ったがや〜」と言っていた。

 

10時5分出発、暫く行くと尾根に出た。スカイラインののり面でショベルカーが急斜面で工事している。

その両脇にある百聞滝や大滝を教えて貰う。来年のスカイライン開通を願う。目を今から行く尾根に転じると所々にタムシバの

白い花が咲き、木全体が白くて明るく見える。勿論アカヤシオもと言いたい所だが低温のため、まだ咲いていない。残念。

 

10時46分武平峠からの道との合流地点に着く。2〜3分行った所で休憩。はるか下方の馬の背のアカヤシオが緑の中で綺麗に見える。

風景を味わいつつ、Sさんは「いるの?と奥さんが言ってくれたからウンと言って作って貰った」と愛妻サンドイッチを食してる。

その横でIは薫り高い紅茶とパン、Wさんは???

そこへ山梨県から来たという親子連れが下ってきた。「長石尾根を降りたい」とのこと。

Wさんが私達の上ってきたルートを説明したり、武平は閉鎖のことを話していた。

三ツ口谷の降りる地点まで案内することになりザックを締めて出発。

 

山梨の親子と別れ、いよいよ鎌の首の急斜面を行く。所々に設置している鎖などを使い山頂に着いたのが11時20分だった。

雨乞岳やイブネ、クラシの平べったいのがよく見え、2年前の読図山行を思い出し、しばし眺めていた。

祠の前で静岡の山の会の人達が記念撮影。鎌ヶ岳もメジャーな山になったと嬉しくなった。

私達は祠を過ぎ宮指路や仙ヶ岳が望める所で昼食タイム。Wさんはビール、酎ハイと準備。勿論Iもビール持参。泡に弱いSさんは無し。

ということは無くWさんのビールを半分。ラーメン食べたり泡を飲んだりの至福の時。

狭い山頂は人であふれていた。キララへの登山道をWさんに尋ねてくる人もいて、ノンビリではなかったが。

 

12時30分下山開始。長石尾根から下る。

樹木の中をグングン下っていく。大きなシャクナゲの木があり、「この時期にも来たい」と強く思ったI。

梅花オウレンの可憐な花を見つけたWさん。あちらこちらに咲いていて「まぁ撮っておこうか」と接写のSさん。

三ツ口谷の分岐に到着。標識に従い谷へと下る。長靴Wさんは沢の中の道を行きSさんとIは巻き道を歩く。程なく合流。

沢に沿って下っていく道は新緑の木々に覆われ、気持ちが良く、アカヤシオやタムシバも見え始めた。

沢の幅も徐々に広がり、石を堰堤の様に積み重ねた地点に到着。もうすぐ今日の山行の終点が近い。

石を黙々と積み上げている2人とWさんは知り合いで、コシアブラの情報交換したり堤の作業具合を聞いたりした。

 

13時50分堰堤に着く。下山中、岩ウチワを見なかったので陰尾根の登山口から登り花を見に行く。

薄いピンク色の花が沢山咲いていて綺麗だ。群生して咲いていると見事と!岩ウチワの花を誉める。

 

14時20分車に戻り山行を終了する。今日の山行はノンビリと歩き、遠くの山々や新緑の木々、花を愛でる時間もタップリだった。