南木曾岳    青天白日のもと

11月6日、7時鶴舞集合だったのに、何としたことかIは予定した電車に乗り遅れた。

鶴舞に着いたのは7時20分。Gさんの車で春日井に向かう。8時にMSさんと合流できた。MSさんは先回の清掃山行で一緒に登った方だ。

先回はグループが違っていたので、殆どお話をすることが無かったので、車中で個人情報を交換する。(まぁ平たく言えば、住んでいるところや昔の仕事内容のこと)

高速に乗り休憩を取らず、中津川に近づくと中央アルプスや恵那山が見えてきた。

MSさんはしきりに「気持ち良いなぁ」「いい気持ちだ」を連発する。

本当に今日は良い天気になり、今日の登山が待ち遠しい気分になった。

中津川から高速を降り19号線を走る。南木曾岳の登山口の駐車場に着いたのは9時45分。

私達の車、一台きりだった。身支度をしていたら滋賀ナンバーの車が到着。

 

9時55分、ゲートをくぐり緩い登りの林道を歩き始める。登山口に着き、Iが先頭で歩き始めると蜘蛛の巣が引っかかる。ホウバやカシの葉が敷き詰めるように落ちている。

カサカサの音を楽しみながら登っていく。10時30分、衣服調節。檜や杉の間伐や、笹なども手入れのされた樹木の中を歩くので直射日光は浴びないものの汗をかいている。ほどなく分岐に辿り着いた。岐阜県側の登山道は登りのコースと下りのコースを分けている。登りコースを暫く行くと、枝の折れたマキの木が、登山道にかぶさるように倒れている。  濃い緑の葉を触る。倒れて余り時間は経っていない様子。

 

10時57分、休憩。コウヤマキと書いた標識が木に付いている。太くてスックリと天をつくような高さの大木。この辺りはコウヤマキの天然林で、目をぐるりと回して見ると、あちらこちらにコウヤマキの大木がある。そうこうしていると、10分の休憩はアッという間だった。再びザック担いで出発。

木で作った階段がボチボチ出現。登りにくい。結構な急登に入る。随分高度も出てきた。

岩に巻き付くように木の回廊が設置されている。ここから中央アルプスや恵那山が見える。

休憩ではないがこんな素敵な風景を楽しむ。しきりにシャターを押すMSさん。

11時23分<頂上まで530m>の標識があった。ここからが一段と急登になり大変シンドイ!

登山道の脇に刈った笹がある。リーダーのGさんが「笹を踏み抜かないで」と注意する。

急な階段の脇にクサリもあった。「けっこうキツイ」とI。「ここが良いと言ったのは誰かな?」とGさん。

 

11時46分かぶと岩の所で5分休憩。デカイ岩だ。急登、岩を登ったら道も歩きやすくなる。12時、<1677mようこそ>の看板に迎えられ頂上に。記念写真をSMさんに撮って貰う。下りコースに入る辺りに見晴台の標識に従い行く。大きな御岳が目に一杯在る。乗鞍も、穂高も見える。御岳に雪がかぶっていないのが残念だ。

笹の間に道がある、そんな素敵な登山道を下って行くと赤い屋根のガッシリした避難小屋。

「こゆうのが在るだけで安心ですよね」とSMさん。地元の方々の熱意に感謝。

 

ベンチがあり展望のきく所で昼食を摂る。快晴のもと、やや風もあり明るい日差しの下で

乾杯!MSさんとGさんは今朝5時に起床し弁当を作ったとか。奥様指南のMSさんが作った卵焼き、柔らかくで美味しかった。Gさんのウリやゴボウの漬け物、美味しいなぁ。

そこへ、アサギマダラがひらりひらりと飛んできた。カメラマンのMSさんがカメラを向けるが、ひらり、ひらり。その蝶がIの顎に止まった。MSさんはプロだったから、良い画をと狙うのか、中々シャターが降りない。蝶のためジッとしているとモゾモゾとこそばっしい。ようやくシャッター音が。飲み、食べ、蝶を楽しんだ後は山々の鑑賞。空木から仙崖嶺、擂古木山、が目の前の壁になって迫ってくる。シンドイ山だがこの迫力ある中央アルプスの広がりが魅力だ。

 

1時24分下りコースを下る。出発間もないこの道は素敵だ。斜面を覆う笹が太陽でキラリと光り、白い枯れた木との組み合わせが良い。

1時45分摩利子天のある展望場に寄る。恵那山が横にゆったりとしている。

ここから先は急な坂を木の根っこに注意し、木の階段を腐っていないか確認しつつ下る。

気を抜かずに降りていく。だから山が見えなくなっていくことも気付かずに。

Gさんが紅マンサクを見つける。小さな紅い花が葉を落としている枝に沢山くっついている。

紅い丸い葉は足下に落ち、もう少し早くここへ来たら、紅マンサクの紅い葉と花が同時に

見ることが出来たのにと少々残念。

 

2時20分休憩。大きな岩や枯れた木が、緑の木々の中に見える。10分後出発。

木の葉が登山道に増え始め、下ってきたことを実感する。沢の水の音も聞こえてくる。

2時56分分岐点に到着。一息ついて又歩き始めると、行きには気づかなかったカツラの木があった。葉は総て落ち、カツラ特有の木の姿をしている。

 

2時56分無事に登山口に着く。脇にこの山に咲く花や木曽五木などの説明板を見る。

3時15分車に到着。登り続け、下り続けるこの山はキツかったがいい山だった。

                 (文責I、編集G、写真MS)