釈迦ヶ岳

4月17日金曜日、7時30分に金山で集合。Gさんの車で2人で釈迦ヶ岳に行く。

車で走り出したら、雨がけっこう降り出した。天気予報は9時までは半傘マークだのに。

現地に着く頃には止んでくれることを願いつつ車は順調に東名阪自動車道を進む。四日市インターを降りる頃は雨も上がり、御在所は雲がかかっている。昨年の集中豪雨で朝明川に架かっていた橋が流されたため、県民の森から迂回する。朝明キャンプ場までの道を工事していた。県連の山小屋の前を通り、駐車場に車を止める。雨は止んでいる。

ここから先程、車で通った道をもどり、松尾尾根の登山口に着いたのが9時25分だった。木々に覆われての尾根道をいく。大きく段差の着いた箇所があり、「昨年の爪跡かもしれないね」「よいしょ!!」と言いながら登っていく。2年前、県連行事の女性の集いで登った時と比べても道が荒れている。昨年の被害を思う。

汗が噴き出した頃、目を山肌に転じるとふんわりと白い大きな木が緑の中にあった。「辛夷じゃない!」「辛夷だよね」と言い交わしながら眺める。Gさんが「アカヤシオも咲いている」と指をさす方向を見ると、ミツバツツジとは違う色の大きな木が点々とあった。空はまだ曇りだ。

小休止でGさん持参の氷菓を食べつつ辛夷とアカヤシオと黄緑の峰をゆったりと見る。

「今年はやはり暖かかったから、咲くのが早いのかなぁ」

「26日の鎌ヶ岳山行、アカヤシオを見るのも目的になっているのに、大丈夫かなぁ」結構な急登になっているけど、脚に負けずに口も動かして登っていると尾高山からの分岐に11時50分到着。

1/50000の地図には危険マークの付いているガレ場を行く。狭い所をバランス崩さないよう注意しつつ進む。庵座の谷から上がってくる所の合流点を過ぎ松尾尾根の頭着いた。そのまま釈迦ヶ岳の山頂に行く。三角点の石柱がありタッチ。12時20分。昼食は少し戻って適当に日陰で、テン場かしらと思える場所にする。ここは昨年、カワセミの定例山行の折、山菜の天ぷらを食べた所でしっかりと憶えていた。

13時出発。猫岳へ向かう道は快適!このあたりのブナなどの木々は芽吹いておらず木の枝が熱くなった太陽紫外線を遮ってくれる。水でえぐられている箇所もあったが、

Gさんがセリバオーレンを見つける。小さな白い花。写真に収める。

猫岳を過ぎ、庵座の谷方向を眺める。ザックリと谷が崩壊している。

ハト峰の出合を過ぎ、ザレている道を下り、ハト峰峠に14時25分。

<鈴鹿自然観察標識>があった。<NO8定点観測点>労山の自然保護運動の一つ。

そのまま、樹林帯の道を進む。途中何カ所か赤テープを頼りに歩く。

谷におり、崩落した石の上を歩き、渡河も数回。そろそろ休憩しようとすると堰堤に何か動くものが。猿だった。登っているときにはヌタ場にイノシシかカモシカの毛がゴッソリあった。

「今日は動物にツイてる日」とI。しかしここでは休憩したくない!猿の視線を感じつつ谷を下る。まだ猿がいる!<なわだるみ>のダムを下りようやく休憩がとれた。

ここで<なわだるみ>の説明板があったので写してきたことを記す。

[国指定有形文化財、明治21年、オランダ人のヨハネス・デレーケの指導によって

自然勾配の地形に合わせて石を組み合わせた。千草石工の技術の高さ]

この<なわだるみ>は、感動するくらい堅牢でカーブが美しい。

そこに水が流れ、あの集中豪雨にも崩れずにいる!

コンクリートで固めた堤と比べて見ると良い!国土省の役人は知っているのかなぁ。

ひとしきり感動をし、セッセと下り伊勢谷小屋の前を通過し15時50分駐車場に到着。

ここから眺める山の美しさ。萌葱色、黄緑、緑さまざまな木の青さ。山桜の白、ピンク。

頂上の木々は枝が、まだ芽吹いておらず枝の肌色だったのに、ここは春の色。

例によって温泉で身体をほぐし、金山に着いたのが7時。お疲れ様でした。

ますます心豊かになった山行でした。