11/26「読図山行  鈴鹿山系・T字尾根」

 CL:ハッパフミフミさん、M.M(記)

 かわせみ山楽会に入会して2回目の山行。今までメジャーな山をリボンとテープを頼りに歩いてきた。だから、今回の読図山行はとても楽しみ。まず、T字尾根の地図探しから始まり、次に磁北線の書き方がわからず、みんなに聞きながらやっと書くことができた。コンパスは持ってはいても使い方は知らず、登山口で教わって「なるほど」と納得。それでも、歩いていく方向を見る見方が違っていて、途中で「この矢印を見るんだったの?」と小さな声で「知らなかったー」とつぶやく始末。

 急登と危なっかしい道なき道を「尾根からはずれないように」とアドバイスしてもらいながら、先頭を歩かせてもらった。背の高いシャクナゲとイワカガミの群生から疲れた体に元気をもらい、「花が咲いたら見事だろうな」と、想像しながら歩くのも楽しいもの。ポイントに着く度に地図と磁石の確認をして、次の目標の地点にセットし直して出発。T字尾根の看板を見たときはちょっと感動。きっと鹿なんだろうなと思われるヌタ場を見たり、官能的な香りが漂ってくるのを感じたりすると、「人が入っていない山」を歩いているんだという実感がわいてきた。新緑や紅葉の山歩きも楽しいけど、私は葉っぱを落として冬に備えている木々の姿を見るのも「日本のわび・さびの世界」を味わうことができて好き。静かな尾根をのんびり歩いて、一度、谷に下り、沢道を尾根まで上がった。それがこの山行で一番大変だった。落ち葉の下に石や水に濡れた泥があって何回も滑りそうになりながらどうやら尾根に。みんなが歩きやすい道を選んで歩いていたのが、「さすが、地形がよくわかっているんだ」と感心していた。

 土倉岳に思ったより早く着いたので、正直ほっとした。もっと大変だと覚悟してきたので、予想がはずれて余裕で下山。駐車場にたどりついたのが午後1時頃で、思わぬ早い下山に、「ゆっくり温泉に入れる」と早くも温かい温泉に期待。

これからは、メジャーな山でも、ただ歩くだけでなく、地図と地形を見ながら歩くようにしたいと思った。岩も楽しいけど、山歩きも楽しいことを実感した読図山行。これからもどんどんこんな山歩きがしたい。(M.M)

T字尾根南側の素敵なブナ林にて

T字尾根分岐

土倉岳三角点

土倉岳山頂