11月定例山行読図山行しながらダイジョウ〜クラシへと

リーダーNさん、サブリーダー、Sさん

食事担当、Gさん、記録Iさん

11月8日()

7時に金山駅でGさんと待ち合わせ、カワセミ例会場所に向かう。テントや

コッヘル、シート等を車に積み込み、Sさん宅に行く。Sさんと挨拶を交わす。

そこにNさんの白いワゴン車が到着。まだ目が覚めてないような茫洋とした表情の

Nさんが現れる。そんなことに構わず、ワゴンにさっさと荷物を積み込む3人組。

車の中で行き先打ち合わせをする。晴天なら(朝明〜お金峠、ワサビ峠、クラシ、

水船の池、キツネ峠、中峠、朝明)を考えていたが、今日は生憎の曇天。しかも

パラパラと雨も降ってきているので雨天案になったのだ。

雨天案(フジキリ谷〜タイジョウ、イブネ、クラシ銚子ヶ口)でも「無理をしない」

Nさんは運転しながら言う。車のワイパーが動く。外を見ると、「あ〜雨だぁ〜」

八日市インターを出て、八風街道を通り、甲津畑を目指す。

甲津畑に着いたら、すでに2台の車が止まっている。

協同装備を分配するが、先月の山行で肩を痛めたIは軽くてかさばるシートやコッヘルを

入れる。「ザックにテントや食料はこれ以上はいらない!」と言い張り頑張った。

NSGさんごめんなさい!!}優しい皆さんに紙面を借りて「感謝、感謝です」

雨カッパを着込み準備完了。9時55分出発だ。

渋川に沿っての林道は気持ちの良い林道だった。

落ち葉を覆われた道を緩やかに上がっていく。     

枝打ちされた杉が綺麗。

10時15分善住坊のかくれ岩に到着。

信長の千草越えを鉄砲で狙って阻止しようと隠れた岩らしい。

暫く歩くと桜地蔵の祠に着く。地元の人だろうが生花が竹筒に活けてあった。

何となく嬉しい気持ちになる。

ここにも丁寧な看板がある。

                    この桜地蔵尊はあかがね地蔵とも

いわれたと書いてあったので

Iが「あかがねと書いてあるから 

銅の鉱山かねぇ」と言うと

 

「さぁ、どうかなぁ」とSさん。「親父ギャグ」とからかうGさん。

 

 

鉄製の橋を渡り、新しい木の橋に出たのが10時45分。リーダーのNさんが

「この橋だと思うが」と言って地図とコンパスを出す。雨が上がり薄日が差す。

いよいよタイジョウを目指し右岸から取り付く。窯跡のあたりで沢を渡る。

かなり急な道だ。いや道は無い!目の前に落ち葉と木の根の壁がありそこを

よじ登る感覚だ。雨もまた降ってきた。先頭はSさん、続いてGさん。

Sさんが握ったかなり太い幹の木が腐っていてポッキという音がする。Gさんも

慎重に一歩一歩登る。濡れた落ち葉と急斜面に悪戦苦闘のIはズリィと足が滑る。

その様子から「谷側につま先をむけて」とNさんの声が飛ぶ。「木の根を確認して

持って」とGさんからの助言も。

その助言も空しく、緊張が抜けた一瞬、スリィィとずり落ちるI

慌てて木を掴んだ。幸運にも生木だったので落ちずに済んだ。

怖い顔したNさんが「気を抜いたら駄目だ!」とIに言った。

11時40分小休止。フゥ〜たまらん!

「ここから先、水はあるかどうか分からない」Nさんの言葉にSさんは水を汲みに行く。

黄色いテープが所々にあり確認しつつ、七色の紅葉黄葉の山の中を急登する。

12時30分尾根に出る!

イワウチワや寒葵の葉が一杯ある。踏まないよう気をつけるが狭い尾根道だ。

13時30分雨乞岳の見えるピークに上がる。地図を出しコンパスで確認する。

上がってくる途中数種類のテープがあるから「人は入っているんだね」とGさん。

 

14時10分タイジョウに到着。標高1060だ。高度計で確認するSさん。

渋川から取り付きタイジョウまでの急登を「駄目だ」「えらい」とこぼしつつ、

上がってくるNさんは上手に休憩する。

休憩=タバコだ。私達に遠慮して(?)

離れて吸っている。口では疲れたと       

言いながら写真もちゃんと撮っている。

そして、Nさんが言っていた池が有ったのだ。

こんな高いところに池があるなんて。

 

14時30分佐目峠目指して歩き始める。

両サイドは錦絵のよう。

15時5分1084のピーク到着。

イブネが見える。このあたりはシャクナゲの木が多い。

疲れてはいるが気持ちよい。

道は巻きつつ下っていく。

葉を総て落としたブナの林に入って

いくと[佐目峠右]の標識があった。

 

15時45分佐目峠到着。岩に標識

が突き刺している。テント場を探し

てイブネ方面に行く。

鎌ヶ岳の山頂や裏側からの御在所が

見える。昼過ぎに雨はようやく止ん

だが今は薄暗くなり風が冷たい。

適当なテン場が無いため先程のブナ林まで戻る。

テント設営開始16時。

テントに一番入りしたNさん「暖たけぇ〜」

16時30分待ちに待った食事。今夜は豚鍋。たっぷりの豚肉、もやし、ニラ、えのき。

鍋奉行はGさん。塩味をSさん持参の黒胡椒が引き締める。紙パックの酒はNさん、

SGIさんはビールでまずは乾杯!無事に歩けたことを乾杯!

豚がたっぷりありお腹に入る。もやしのシャリシャリ感が美味しい。ニラを食べると元気になるような気がする。

Sさんの持ってきた焼酎、Nさん自作の柿焼酎もあり酒がすすむ。

話題の中心はもちろん地図とコンパスで辿った尾根道のこと。

たっぷり食べ、飲み語り合った。さて寝ることにしよう。   が、まだ7時半頃!!

 

 

11月9日()

朝方5時半頃、バーナーの音がする。全員起き上がって見ると、リーダーのNさんが

「寒い〜」といって手をかざしていた。再び寝袋の中に入り寝る。

7時半、起床。マフィンのパン、生ハム、きゅーり、貝割れ大根、コーンスープに

コーヒーだ。朝がゆっくりなのも良いな。

8時50分テント撤収後、ザックを置いて空身でイブネを目指す。佐目峠を過ぎイブネに立ったのは9時5分。右手は四日市、伊勢湾が、左手には琵琶湖が見える。今日も天候は

曇りだが割と見える。

「30数年前は自分の背より高い笹が一面に

あったのだが」とNさん。

方位を定め、次はクラシだ。東クラシ、クラシと

行くが、愛知労山の[定点観測]の看板があった。

笹枯れ調査の地点があっちこっちにあった。

Nさんの嘆きの声が浸みる。

9時30分クラシ頂上。1145の高さだ。

昨日登ってきた尾根を探すNSGさん。

 

10時10分テン場に戻り、ザックを背負って下山開始。

杉峠の頭を過ぎ、左手に見えるクラシに別れを告げると目の前は大迫力の雨乞岳。下っていくと大きな杉が立っている。杉峠に着いたのが10時30分。

下から上がってきた人と今から歩く道を聞く。「味のある道ですよ」の言葉に期待が膨らむ。

フジキリ谷に沿って下ると小さな休憩小屋と便所。地元の人の温かい志を感じる小屋だ。

登山道は良い!安心して歩く。杉、楢の巨木も多い。[一反ぼうそう]と名前も付いている。

木肌がゴツゴツしたシデの巨木も凄い。カエデの巨木もある。木に触ったり眺めたりする。

 

11時55分蓮如旧跡と書いた地元の方の手作りの小屋に着く。中は結構広い。

各自のカップラーメンを食べ、コーヒーを飲む。

外気温はかなり冷えていて小屋は              

有り難かった。12時40分出発。

 

NSさん、2人は昨年夏にこのフジキリ谷でイワナ釣りに来ていた。その場所が

どこなのか探していた。そして橋の上ではジーと目を凝らし魚影を探していた。

13時40分善住坊の隠れ岩を見に谷に降りる。どこの地点から信長を狙ったか、

SGIの3人で「あそこだ、ここだ」とお喋り。

楽しい苦しい山行が無事に終わり14時10分車の所に。

 

さて、ここからがカワセミらしい話を追加。例によって風呂を目指す。

新設の「八風の湯」だ。カーナビに従い着いたが、勘の良いGさんが風呂から

出てきた人に料金を尋ねたところ、1500円という。高い!

当然そこは止めて、近江の湯に変更した。700円。

湯船の中で腕や脚にできた青あざを数えた。

今回の山行も実り多きものだった。足りない所も又、見つけることができた。(文責 I)