バスクラの正しい吹き方

今回はバスクラリネットの正しい吹き方について書いてみます。まず最初にバスクラリネットは決して特殊楽器ではないのだと言うことを覚えておいてください。B♭のクラリネットと基本的な奏法は同じなのです。決して吹きいにくかったり、音程が取りにくかったりする楽器ではありません。あくまで普通のクラリネットの延長線上にある楽器なのです。それではまず多くの人に見られる間違った楽器の扱い方について写真を使って説明していくことにします。

セッティング

一番大切なことですが必ず写真1のように必ずストラップを使ってください。引っかける場所は上管に付いている方のフックに掛けてください。楽器によっては二カ所に付いている楽器もありますが、下管に付いているフックは立って演奏するときのものです、必ず上管に引っかけてください。(メーカーによっては下管にだけしかフックがないものもあるようですが、ちょっと窮屈になってしまいますが引っかけられなくはないので工夫をしてみてください)ストラップを使わないと写真2のように垂直に立ててしまったままで吹くことになってしまいます。そうするとマウスピースの角度がB♭のクラリネットを吹くときと大分違ってしまいますよね、必ずどのクラリネットを吹くときにも、マウスピースの角度はそろえるようにしましょう。写真3のように確認してみてください。そうすると当然バスクラリネットは前に倒れたようになるはずです、それをストラップを使って安定させると言うわけです。ストラップを使わないで吹いている人は右手のどこかでいつもクラリネットを支えていなければならなくなり、決していい結果は得られません。曲によっては吹けないパッセージもでてきてしまいます。ストラップを使う癖を必ずつけるようにしましょう。

フィンガリング

指使いで良く高音域での間違いを見かけることがあります。上第二線のレの音から上の音は写真4のように左手の人差し指のキーの下の部分を押さえて小さな穴が空くようにします。普通のクラリネットの指使いのように全開にしてはだめなのです。こうしないとうまく高音域はでません。

アンブシュア

次にアンブシュアですが、基本的にはB♭のクラリネットと変わりはないのですが、より口の中を大きくする必要があります。低い音になればなるほどのどを広げて口の中の容積を増やしてみてください。決してかみすぎたりしないように、唇でマウスピースを包み込むような感じです。

タンギング

次にタンギングです。バスクラは弦バスのピチカートのような奏法がしばしば出てきますよね、こんな時は音を切る時に舌で止めないようにします。この奏法はあまり普通のクラリネットでは使わないですね。タではなくタンのような感じでうまく息を使いながら音を止められるようなスタカートを研究してみてください。


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