メタリックな風景
超RAREなメタル達


セルマー製A管メタルクラリネット

A管のメタルクラリネットはうわさでは聞いたことがあったのだが、ついに発見。いまの所有者はメタル協会員でもある、日本フィルハーモニー首席クラリネット奏者の平塚美保さんです。しかしなぜA管のクラリネットが必要だったのか、またセルマーが作っていたと言うのも驚きである。どこかのオーケストラで使っていたのだろうか?


カーブド・メタルクラリネット

石森管楽器所蔵のこの不思議なクラリネットはどういう目的で作られたのだろうか?メーカーは、この楽器かなりさび付いているので、判読にもう少し時間がかかるため、後日発表することにする。一見すると変な格好ををしたサックスのようでもあるのだが、正真正銘シンプル式クラリネットである。調子は下のEsクラリネットとの比較でも分かるように、B♭管だと思われる、もしかしたら、ハイピッチ管かもしれない、C管と言うことはメタルと言うことで、よもやないとは思われるが、しかし私の予想もしなかったメタルのクラリネットが次々と出てくるにいたって、私の常識では予想しきれないのも事実ではあるが。


セルマーAs管メタルクラリネットとオーボー

左の写真が、1933年製のAs管である。見たことも聞いたこともない逸品。この楽器も先ほどのカーブドと同じくシンプル式である。右の写真は1928年製コンセルバトワール式の同じくセルマー製オーボー。セルマーと言う会社はそれにしてもいろいろな楽器を作っていたようである。探せばもっと変わった楽器があるのかもしれない。

なおこの二枚の写真はヘンリーセルマー創業百周年を記念して作られたパンフレットに載せられていたものをアクタスよりお借りして転写したものである。メタルのオーボーはしかし時々ではあるのだがEbayにでていることもある。これだけ細かい細工ができているのだから、探せばエーラー式のメタルクラリネットだってあるのではないだろうか?


CONNのハーフメタルクラリネット

CONNのベルとたるだけがメタルでできているA,B,C管シンプル式の三本セットである。これこそ見たこともない聞いたこともない、信じられない変な楽器である。年代等不明な点は多いのだが、1930年頃の楽器ではないだろうか?黒い部分はエボナイトかもしれない。この楽器はEbayでオークションにかけられていたもので、ちなみに$1,137.89でイギリス人が落札していた。この楽器は構成から言っても明らかにオーケストラプレイヤーを対象にして作られたものであろう。そうであるなら、どこのオーケストラの何という人が使っていたのだろうか?興味は尽きない。


ヘッケルによるメタルコントラバスクラリネット

ビープリヒのヴィルヘルム・ヘッケルによるメタルコントラバス・クラリネットである。管の長さはおよそ2.25メートル、高さは1.25メートルらしい。システムはおそらく、エーラーシステムではなかろうか。


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