中国の哨吶(ソーナ)

モーツァルトやベートーベンにも強い影響を与えたトルコの軍楽隊の音楽、そこで主旋律をかん高く演奏していたのがズルナというダブルリード楽器であった。そしてそのズルナが名前や形体を変えながら、世界中に広がっていった。中国に渡ると写真の哨吶という楽器に形を変えていく、この楽器も江戸時代の終わり頃に日本にも伝わったようだ、しかし日本ではあまり広まらず消えていった。たぶんこの楽器の持つどこまでも明るい音色が日本人の感覚とは合わなかったのであろう。歌舞伎で中国の場面の音楽に使われている夜泣きラーメン屋で有名なチャルメラはこの楽器の変形である。


リード、チューブ、口当て(赤丸のです。)、本体、ベルの5つに分解することができる。演奏方法は口当てに唇をぶつけながら、ヴィブラートをかけまくって、ひたすら派手に演奏します。ベルはきつく本体にくっつけるのではなく、ぶらぶらにしておくものだそうです。


この七本のソーナ達はそれぞれ長さが違い、調子の違いによって、吹き分けます。
さてこのソーナは1986年東京交響楽団中国旅行の時に上海フィルのオーボー奏者に譲って貰った物です。譲って貰ったといっても、その時彼が「あなた、アルトサックス持っていますか?もし良かったらこのソーナと取り替えてもらえないでしょうか」とその時私酔っぱらっていたため、気軽に良いですよなどと答えてしまい。取り替えてしまった物なのです。まさか日本まで取りに来ないだろう。とどこかで思っていたのかもしれません。やってきたのです。東京までそれも突然、安いサックスを買う暇もなく、約束どうり自分のサックスをああああああ!なのでこのソーナ非常に高い楽器なのです。その当時の中国人の一般的な月収48ヶ月分!!!!
誰かソーナの仕事ください。元取りたい。。。。

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