沢田研二の曲にちなんだ切手

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私は、沢田研二の歌が好きです。
でも、沢田研二の切手は残念ながら発行されていません。
そこで、沢田研二の曲にちなんだ、いや「こじつけた」と言ったほうが正確かもしれませんが、そんな切手たちを紹介します。

■ カサブランカ・ダンディ

アメリカ発行のハンフリー・ボカートの切手
(アメリカ・1997年)

「ボーギー あんたの時代はよかった」と歌われるのは、ハンフリー・ボカート(Humphrey Bogart)(1899-1957)です。シート地には、映画「カサブランカ」の一場面がイラストに使われています。

「ハリウッドの伝説的人物」というシリーズで、1995年にマリリン・モンローの切手が発行されて以来、アメリカで毎年1枚ずつ発行されているもののうち、3次にハンフリー・ボカートが選ばれました。このシリーズは、切手の左上/右上/左下/右下の目打が星型というのも、いかにも「スター」を扱ったシリーズらしく、楽しいお遊びのような気がします。

さて、遅れてきた沢田研二ファンの私が、この「カサブランカ・ダンディ」をライブで初めて見たのは、1998年のツアーのことでした。テレビでは、さんざん見ていたあの「潮吹き」姿は、ライブでもかっこよかったです。

ところで、最近出た「音楽倶楽部」という雑誌で初めて知ったのですが、「全国公演」のことを「ツアー」という言葉を使ったのは、沢田研二が日本で初めてだったそうです。それは、1974年のことでした。(2000-06-02)

◎カサブランカ・ダンディ(1979年2月1日発売)
作詞:阿久 悠/作曲:大野克夫


■ そのキスが欲しい

グレナダ領グレナディーン発行のキスをテーマにした切手
(グレナダ領グレナディーン・1997年)

ディズニー映画で「キス」の場面を9種類集めた切手から、2種類。左は「リトル・マーメイド」(1989)、右は「美女と野獣」(1991)です。

「そのキスが欲しい」は、カラオケにもあるので、私は挑戦したりしますが、リズムが追いついていけなかったりして、ちゃんと歌えたことがありません。

この曲とか、1996年の「愛まで待てない」なんかは、いかにも1990年代のRockという感じで好きなんですが、自分が歌えないとなると、年齢(トシ)なのかなあと思ったりして、一抹の寂しさをカラオケ屋で感じたりします。(2000-06-02)

◎そのキスが欲しい(1993年10月20日発売)
作詞:朝水彼方/作曲:Saki & Matsuzaki


■ モナリザの微笑

イギリス発行のスマイル・グリーティング切手
(イギリス・2000年)

タイガース時代の大ヒット曲が、「モナリザの微笑(ほほえみ)」で、タイガースの3枚目のシングルとして発売されました。
いうことなしの大ヒット曲です。

切手のほうは、「Smilers」というタイトルで微笑んでいる図案ばかり10枚が1シートになったイギリス発行のものです。
が、それ以上に興味深いのは、この切手が「Pスタンプ」であるということです。去年、オーストラリアで初めて発行されたPスタンプですが、ちょっとブームなようで、来年(2001年)には日本でも発行されるようです。

Pスタンプというのは、自分の顔写真が切手になるというものです。
正確にいうと、切手のとなりのタブ(このイギリスの切手の場合だと、"THE STAMP SHOW 2000"の部分)に、自分の顔写真が印刷されるもの、ということです。切手版の「プリクラ」ですね。

イギリスの場合だと、この"The Stamp Show 2000"の会場で、デジカメで写真を撮ってもらい、しばらく待つと自分の顔写真がタブ部分に使われた切手が作られてくる、ということだったようです。

アジアでも、インドネシア・シンガポール・タイですでに発行されていますから、日本の郵政省も、来年の「国際切手展2001」に向けて準備しているようです。

でも、私の顔写真入りの切手なんて、誰にも喜んでもらえないだろうなあ。(2000-08-27)

◎モナリザの微笑(1967年8月15日発売)
作詞:橋本淳/作曲:すぎやまこういち


■ G.S. I LOVE YOU

日本発行のGSをテーマにした切手
(日本・2000年)

1980年のアルバム「G.S. I LOVE YOU」のタイトル曲。タイガース時代の「Love Love Love」を思い出させるような美しいバラードです。
タイトルは明らかにビートルズ初期の名曲「P.S. I LOVE YOU」をもじったもののようです。

このアルバムが発売された直後の1981年1月25日に行われた「サヨナラ日劇ウエスタン・カーニバル」のライブCDが4年ほど前に発売になりましたが、そこでもこの曲を聞くことができます。

G.S.とは、1960年代後半ごろに発生したグループ・サウンズ(Group Sounds)の略で、日本のロックの原点がここにあると私は思っています。 そのG.S.の流行をテーマにしたのが、この切手です。

西暦2000年は、ミレニアムということで世界各国で、20世紀の歴史を振り返るようなシリーズの切手が多数発行されました。日本でも「20世紀デザイン切手」というシリーズが1999年8月〜2000年12月まで毎月発行されましたが、そのうちの1枚です。
このシリーズのデザインは全体的に暗い感じが多くて、私は好きではありませんが、このG.S.切手にも同じことがいえると思います。

さて沢田研二の歌うこの「G.S. I LOVE YOU」ですが、歌詞は英語です。
なるほど、作詞者もイタリア人みたいな名前です。それでネット上で、このマリア・メッシーナという人を探してみましたが、わかりませんでした。
オペラ歌手と写真家にこの名前の人がいるようですが、ちょっと違うようだし、沢田研二のレパートリーの中にもこの人の曲は、私が調べたところこれ1曲のみのようで、手がかりはありません。
ひょっとしたら誰かの変名では、と思ったりもしますが、根拠はありません。

アルバムとしての「G.S. I LOVE YOU」は、ロッカバラードの傑作ヒット曲「おまえがパラダイス」が入っていること、佐野元春の曲が3曲入っていること、アレンジが伊藤銀次であること、などが特徴で全体としていい感じに仕上っていると思います。(2003-01-04)

◎G.S. I LOVE YOU(1980年12月23日発売)
作詞:Maria Messina/作曲:沢田研二


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Original: 2000-03-04; updated: 2006-02-26
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