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世界の未知なるアニメーション作家たち
(B5判見開き)

 このチラシを見て、アニメーションの可能性をあらためて意識した。アニメといったらスタジオ・ジブリ作品に代表されるように、明朗快活なイメージが定着しているが、大人だけが観るような、エロチックでどこか隠微な世界があってもいいはずだ。それだけ、表現手段としての奥深さを秘めている。そういえば、ガロという大人向けのマニアックな漫画雑誌があったよなあ。
 この作品を選んでから気づいたのだが、制作はラピュタ阿佐ヶ谷、このチラシ美術館の常連である。使われているアニメ作品は、エストニアのバルン夫妻の「雨の中のダイバー」、このチラシのデザイナーのセンスに脱帽である。
(神九頭 集介)