一覧表紙に戻る

アフリカの貌
(A4判)

 宮本三郎記念美術館、2011年4月〜9月開催。
 アフリカの現代作家の作品展だが、チラシで紹介しているのはストリートアートで、実際に使われていた「床屋の看板」と「マネキン」。とくにマネキンが面 白い。薄い板を切り抜いて、ポーズが取れるように肩や肘の部分をボルトで留めて可動できるようになっている。この手作り感と絵柄の底抜けの明るさが、大いなる魅力である。
 ないものは、自分で工夫してでもなんとかする――、たくましい生命力を感じるのはわたしだけだろうか。 有名作家の作品よりも、市井の“職人”の“製品”を使ったところに、このチラシの意義がある、とわたしは思うのだ。
(神九頭 集介)