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エイズの現状について学ぼう


日本におけるHIV感染者の現状

このデータは、厚生省エイズサーベイランス委員会の報告を元に作成しています。この中には、血液凝固因子製剤によってHIVに感染した人の数は、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」(通称エイズ予防法)よって報告の対象外とされており、含まれていません

西暦
Year

男性
Male

女性
Female

合計
Sum

累計
Total

1985

6

0

6

6

1986

5

0

5

11

1987

53

16

69

80

1988

38

13

51

131

1989

68

19

87

218

1990

66

31

97

315

1991

116

122

238

553

1992

202

291

493

1046

1993

208

156

364

1410

1994

290

144

434

1844

1995

335

111

446

2290

1996

455

155

610

2900

1997

491

155

646

3546

1998/06 344 92 436 3982
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なお、最新のエイズサーベイランス委員会の報告についてこちらにページを用意していますので、
あわせてご覧下さい。

 1997年1年間に新たに報告されたエイズ患者とHIV感染者はあわせて610人にのぼりました。
これは、上の表を見ても明らかなとおり、1985年の調査開始以来最高の数字になっています。
男性感染者の急激な増加と、3年連続女性の感染者が減少していた状態にストップがかかったということが特徴です。
統計をとっている、「厚生省エイズサーベイランス委員会」では、「感染拡大に勢いがついて来ている」として警戒しています。

 また、注目すべき点としては、「感染原因別でみると、異性間の性的接触が二百八十七人、同性間の性的接触が百五十一人で、性的感染が全体の七割を超えている。また、母子感染が九人と過去最多を記録した。」(読売新聞)
「年齢別でみると、男性では三十歳代が百五十五人、二十歳代百十三人。女性でも二十歳代七十六人、三十歳代四十六人と、若い世代に集中している。」(読売新聞)

1992年から1993年にかけて、エイズ患者・HIV感染者の報告数が減っているのは、エイズが話題となったことが主に考えられます。それは、95年までの報告数が92年の水準より下回っていることからも裏付けられます。しかし、今回再び増加、それも大幅な増加を見せたのは、いくつかの原因が考えられます。

さらにいろいろな考察を加えていきたいと思います。ただ一言いえることは、「エイズ/HIVに関する情報が行き渡っていない、またはその情報が説得力や危機感を持っていない」という現状が存在することです。

 その責任は、様々なところにあります。

 などなど。

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余談(直接関係がない話だけれど...)

エイズの問題に関しては、私は「みんなで話し合う」ことが大切だと考えています。

このような、みんなで考えをぶつけ合うという姿ができない限り、根本的なエイズ問題の解決はあり得ないと思います。
 最近話題になっている「援助交際」。この援助交際を止めるべく「援助交際は売春です」というポスターを作ったところ、教育委員会から「学校内には掲示できない」という意見が出た、といったことが新聞に載っていました。理由は「売春という言葉は刺激的すぎる」からだそうです。こういう姿勢が、どのような問題も解決することをできなくしているのだな、と感じます。
 「援助交際」と称して売春行為をしている(つまり表向きの名前を変えて売春を行っている)という女子学生がいるのに、「売春という言葉が刺激的」と考えるのは、全く筋の通っていない話です。援助交際は許されるべき行為でないことを伝えないでおこうとしているに等しいわけです。現状を正面からとらえて、考えさせる。そのトレーニングから子供を遠ざけていては、善悪を判断する力のある人間は育つはずがないのに。

 エイズについても似たようなことが言えると考えています。現在HIV感染原因の多くは、セックスによるものです。ということは、エイズを学ぶ機会があるときに、セックスに対する考え方を問うことは、必要なことではないかと考えています。今や、小学校の高学年にもなれば、「セックス」に関する会話がたびたびでてきます。(塾の先生などをアルバイトとしてしていると、よくわかります)そのような子供達に、セックスについて考えさせることは、果たして「時期尚早」なのでしょうか。避けてとおっていい問題なのでしょうか。

 大人の子供を世の現状か遠ざける習慣が、子供の判断力を奪っている、ということをもっと大人は感じなければならないのではないでしょうか。
(これ以上余談を続けると、内田の「子育て論」まで踏み込んでしまいそうなので、また別の機会にします。)


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