![]()
フリートーク
どないやねん、現代
1999/02/19
伝言ダイヤル
現在、報道かまびすしい「伝言ダイヤル」ですが、実際どのくらいの人が実際に利用しているのだろう、という漠然とした疑問があります。伝言ダイヤルの問題について簡単に復習してみると、もともとは「伝言ボックス」として機能していたものが、売春や類似行為の温床になっている、でした。
本当は、テレビを見て受ける印象より、この「伝言」に参加しているのは少ないのではないか。しかし、テレビの持つ効果を考えてみると、
[発見]-[報道]-[拡大]-[報道]-[拡大]-...
というサイクルに入っているような気がしています。元々はテレクラの延長みたいに発生して、一人の男性・女性どちらかが複数の相手にメッセージを入れる。それが相互に複数行われている、その集まりだったのではないか。それが報道によってたくさんの人が「新規参入」するようになった、と。
とはいえこれは推測にすぎませんし、成り立ちについて話をしても、現在の問題の解決にはなりそうにありません。それならば、報道や論評を通して、拡大を防げるような方法を考えなければならないと思います。一つ言えることは、世の中に不安が増えていることとは反対に、特に若年層の「危険」意識が極端に低い気がしてならないということです。
伝言ダイヤルの件についてならば、このようなケースを想像してみましょう。ある男性は、伝言ダイヤルを通じてある女性に会う約束をした。そしてデートをした。場合によってはそれから先の、いわゆる「いいこと」に至ったかも知れない。 ...こんなことを期待して伝言する男性が、きっといることでしょう。でも、そのデートの最後には、女性と「グル」である恐いお兄さんが待ち受けていて、デートや「いいこと」の証拠写真を見せられてお金を脅し取られる、生活が脅かされるといったことが、待ち受けているかも知れません。性病の感染にあうかも知れません。望まない妊娠をさせるかも知れません。それくらいの想像は、簡単にできると思うのですが。それでも伝言するなら、
1. 自分は被害を受けないに違いない、という根拠のない妄想
2. またはそのような被害を受けるような想像ができない、想像力の欠如
3. 実は「だまそう」としている人だったりする
ことがその背景にあると想像できます。
伝言ダイヤル以外にも、交通安全、海外旅行での盗難・犯罪に巻き込まれる、性的接触によるHIV感染など、防げる要素もあろうはずなのに、それらの拡大が防げていないのは、なぜ?
小さいときからいろいろな行動の次におこる出来事への想像力を養うしか、対策はないように思います。それを支えるのは、親子の会話。
親子の会話が欠けているから、伝わることも伝わらない、しつけができない、ものを考えられない... このままでは、「野生化」した人間が増えそうです。モラルは、低い方に同調します。ということは...
1999/02/02
顔の見えないメディア
最近、私は顔の見えないメディアから攻撃を受けている。というのはかなり大げさな表現で、少し考えさせられることがある、といった方が適当でしょう。顔の見えないメディアといえば、電話・FAX・電子メールなど様々ありますが、今回は電話・電子メール・ポケベルの3つについてお話をしましょう。
その1 でんわ
この年になると、いろいろな業種から電話がかかってきて、甘い「お誘い」をしてくれます。衣料品の販売会社なのに、特典がリゾートホテルに格安で招待するものであったり、絵画の展示即売会にわざわざ電話で招待されたり。私が偏見を持ってみているものも少しはあるのでしょうが、明らかにおかしいものもあります。
で、怪しいものの特徴。「若い女性から。」「大変なれなれしいトーク。」「僕が興味がないとみると、突然キレる。」
あーもー。向こうからかけてきて、それも商売なのになんでそんな失礼やねん。失礼なトークをされるとますます、怪しい業者から電話があったのだと自信を深めてしまう僕。
だからこそ、会ったことのない人に電話をかけるときは、特に気を使いますね。その2 電子メール
電子メールは、いまや私のコミュニケーションツールとして手放せないものになっています。会ったことのない人からも時々メールをいただきます。
そんなときにも、いろいろなことを感じます。通常の手紙のように自己紹介からはじめていただける人が殆どなのですが、たまに、「間違いメールでは?」と思うようなものもまいります。署名が全くないもの、突然喧嘩腰もの、など。普通の手紙だったらこんなこと書くのだろうか。コンピュータに向かって、インターネットにつないでいる時間帯は、たいがい孤独で、他人の世界に接しているという意識が希薄になりがちなのは、僕にもよく分かります。でも...電子メールは「私信」であることにかわりはないと思います。いかがなものでしょうか。
そういえば、怪しい商売のメールも時々やってきます。電子メールでは、相手の組織・様子・大きさが分かりませんから、騙されないようにしなければ。例えば、個人でメールアドレスをとっておいて、「****エンタープライズ」とか勝手な名前をつけて詐欺をすることは、簡単そうですものね。その3 ポケベル
ページャ(pager)/ビーパ(beeper)というのが正しいと。こんな前置きではじめておきますが、私はポケベル所持者です。もうすぐ解約します。で、その番号は「06-****-***5」なのですが、1ヶ月程前から「06-****-***6」の人から何度か、「ベルトモナロ」なるメッセージが送られてきます。さあ、ここで問題です。「相手の性別と年齢を答えなさい。」「わかりません。」そのような間柄でもコミュニケーションが成立するのが、この世界なのか。
ベル友に、何を求めているのか。「相手は自分の正体が分からないから、どんなことでも聞ける」というのは言い尽くされていますが、ホントのところは、どうなんでしょうね。
Back to the top | About the author | E-mail
内容を転載希望の方はご連絡下さい。
If you want to use articles on my Web pages, please let me know by E-mail first.
Copyright © Hiroyuki Uchida 1999 (1996-1999)