ショーウインドーを撮影する場合、気をつけなくてはならないのが、ガラスの反射です。とくに明るい昼間に真正面から撮影すると、自分が撮っている姿や、その後ろを行き交う人や車など様々なものが映り込み、なんだかごちゃごちゃした画面になってしまいます。これではせっかくの魅力的なマネキンたちも引立ちません。
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| Berlin(GERMANY) |
ガラス越しに物を撮影する場合、いきなりその場でシャッターを切ってしまわず、ガラスに反射する風景をよく見ながらベストなカメラポジションをいろいろ探してみましょう。ほんの数センチしゃがむだけでも、映り込む風景は大きく変わります。できるだけ被写体を見えにくくするような明るい映り込みが重ならない位置を選びます。
適当な位置が見付かったら次は被写体にしっかりとピントを合わせ、撮影です。このとき絞りは開放に近いほど、被写体に対してのみピントがくっきり合い、見やすい写真になります。これは被写界深度といって、絞りを開けるほどピントが浅く(合う範囲が狭く)なる性質によるものです。
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| Lisbon(PORTUGAL) |
ガラスへの映り込みを最小限に押えたい場合は、できるだけカメラをガラス面に近付けます。また、ラバーフードといって、広角レンズ用のゴム製のフードが市販されていますが、これをレンズに取り付けてガラス面に密着させると、映り込みがまったく無くなります。
あるいは、偏光フィルターを使うことでも、ガラス面の反射をかなりの程度押えることができます。ただし、偏光フィルターを一眼レフ以外のカメラで使用する場合は、扱い方が少々面倒なので、あまりおすすめはできません。
店の内側から窓越しに外の風景を撮影するような場合には、もしガラスに文字や絵が描かれているなら、それらを画面の中に取り入れてみても面白い写真が撮れます。ただしAF(オートフォーカス)カメラで撮る場合はピントがガラス上の文字部分に合ってしまわないよう、注意する必要があります。
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| Hamburg(GERMANY) |
このほかにも、雨に濡れた窓ガラスを通して撮るとピンボケとはまた違った味のある写真が撮れますし、窓枠を故意に入れてみたり、半分だけガラスを通してみたり、その他にもいろんなパターンが考えられますので興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてください。
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