100万ドルの夜景とまではいかなくとも、ホテルの窓に広がる夜の街の眺めは美しいものです。さっそくカメラの出番となります。
「はいチーズ!」と、窓越しの夜景をバックに記念写真を撮ったはいいが、出来上がってみるとストロボの光がガラスに思いっきり反射していて何も写っていなかった、というのはよくある失敗です。ガラスや鏡、額縁の絵など、反射するものが後ろにある場合、ストロボの発光には要注意です。面に垂直に当てないことで、反射はある程度防げます。
夜景だけを撮るときにはストロボは必要ありません。ストロボ内蔵タイプのカメラの場合は、発光禁止モードに切り替えます。どうしても光ってしまうカメラの場合は、ストロボを何かで覆ってチャレンジしてみましょう(写るかどうかわかりませんが)。
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| Budapest(Hungary) |
撮影の前に、まず窓を開けます。窓ガラスの汚れや室内照明の写りこみを防ぐためです。高層ホテルの場合、窓は開かないのがふつうですから、室内の反射を防ぐ工夫がいります。夜電車の窓から外を見るとき手で囲いを作るとよく見えるように、カメラを窓にできるだけくっつけ、衣服やなんかで覆ってやります。
シャッター速度はフィルム感度によって異なりますが、スローシャッターですので三脚を使うほうがキレイに撮れます。窓にカメラをくっつけて撮る場合は三脚の2本の脚と窓の計3点固定でも安定します。夜景では明るいところと暗いところの差が激しいため、露出を決定するには若干のカンと経験を必要とします。場合により異なりますが、通常プラス1〜2段の露出補正でうまくいくようです。また、低速でシャッターを切るときはレリーズを使うか、セルフタイマーを使ってボタン操作によるブレを防ぎます。
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| Rome(Italy) |
時間があれば夜の街を撮影に出かけるのも面白いでしょう。治安には十分気を付けねばなりませんが、タクシーの運転手に夜景のきれいな場所を聞いて連れて行ってもらう、という手があります。(そのタクシーが危険だったりして...)
夜景撮影のコツはブラさず撮ることです。それには三脚を使うのが一番ですが、なくてもなんとかなります。そこらへんにある郵便ポストや、橋の欄干、ベンチなどに動かぬようしっかりカメラをのせてシャッターを切ります。
三脚は重くてかさばりますが、持って行くとそれなりに凝った写真が撮れます。たとえ背の低いものであっても、なにかの上へ乗せて使えば重宝します。
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| Vancouver(Canada) |
夜景撮影には単なる長時間露光だけでなく、部分的にストロボを当てたり、懐中電灯で照らしたりする高度な撮影技法もあります。
☆☆☆ひとくちメモ☆☆☆三脚がないときは、このように壁や柱にカメラを押し付け、セルフタイマーでシャッターを切るとブレずに撮れます。壁との間にハンカチ等を挟むと、シャッターのショックもやわらげられ、途中でずれたりしません。厳密なフレーミングは無理ですが、広角レンズを付けて大きめの範囲を写しておき、あとでトリミングすればバッチリです。超広角レンズを使うときは自分の手や鞄などが写りこまないように気をつけましょう。また、郵便ポストやビルの窓枠に乗せて三脚代わりにするときもカメラの下にハンカチなどを敷くと、微妙なフレーミングの調整ができ、カメラにスリ傷も付きません。 |
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