蘭州   中国地図


          上海−西安を列車で越えると、かなり景色が変わってくる。
          緑が少なくなっていき、内陸独特の岩石風景も見られ、
          ゴビ砂漠に近いため空気も乾燥している。日本ではあまり
          見られない内陸景色に、見入ってしまうことも多いはずだ。
          蘭州は標高1500メートルもある地方都市で、近くに黄河
          も流れ、素朴な見所が多い。牛肉面を食べながら、ゆっくり
          と蘭州で落ち着いてみるのもいいのではないか。

                     <ホテル>

     駅前ロータリーにホテルがあり便利。ドミトリーはそこから北へまっすぐ行った
     「蘭州飯店」が有名。だが少し駅から歩くので、シングル・ツインを利用するなら
     駅前に宿を構えることをお勧めする。

   蘭州大廈・・・駅前にある、20〜30階建ての高層ホテル。駅前ゆえ、交通の
           便はとても良い。シングル・ツインで泊まろうと思うのなら、ぜひ
           このホテルをお勧めしたい。ツインで100元くらいととても安い。
           ホテル自体はそこまで綺麗ではないが、部屋はちゃんと清掃
           されているし、上の階からの景色がすごく美しい。できれば部屋
           は20階以上を希望しよう。ただエレベーターの動きは少し遅い。

   蘭州飯店・・・私は泊まっていないが、ドミトリー宿のようだ。駅のロータリーから
           まっすぐ北に向かって、最初にぶつかるロータリーそば。少し歩く
           ので、面倒なら駅前の蘭州大廈を選んだ方が良いと思う。

                     <食事>

     「蘭州」と言えば「牛肉面」だ。本場だけあって、町を歩けば「牛肉面」の看板
     を見ることができる。夜にラーメンは物足りないから、昼食に牛肉面巡りなど
     をしてみるのはどうだろうか?その中でも「地球の歩き方」にも書かれてある
     「馬子禄牛肉面館」は中国人にも人気の店。場所は少し分かりにくいので、
     タクシーの運ちゃんに連れて行ってもらおう。安く、日本のラーメンとは違った
     独特のスープが慣れればうまい。日本人が苦手としている「香菜」(日本でいう
     ネギみたいな物)にぜひとも慣れて欲しい。中国ではこの「香菜」にめぐり会う
     機会が多いのだ。

     後は、駅前にいろいろと店が並んでいるので、適当に入ってみるのも良い。
     イスラム教徒の店(清真食堂)も多いので、ウイグル帽子を被った料理人を
     見ながら食べるのも楽しい。なお、イスラム食堂だからといって、特別変な
     食堂ではないので御安心を。豚肉などを使っていないだけの普通の食堂
     なのでイスラム教徒でなくても勿論入ることはできる。
     ビールは黄河が近いだけに「黄河ビール」が独占状態である。

                  <観光スポット>

     蘭州の観光場所はあまり多くはないが、黄河沿いに見所は固まっている。
     黄河は想像通りのどでかい川で、濁っているが迫力満点である。その川を
     渡って、白塔山公園に向かって登って行く途中に多くの観光場所がある。
     この道のりはかなり長く、山登りに近いので、楽をしたければロープウェイ
     を使って登るのがいい。のんびりしているが、上から見る黄河含め蘭州の
     眺めは結構良い。蘭州にイスラム人が多い象徴の、緑色のモスクもある。

     見所は少ないだけに、のんびりとラーメンとビールを楽しみながら、西への
     旅の準備と骨休みに蘭州を訪れてみてはどうだろうか。郊外の名所として
     「へい霊寺石窟」
がある。「旅行人ノート」によるとかなり良い所らしいので
     (私は時間がなく行けなかった)、時間があれば行ってみて欲しい。
     なお、中国特有の「理髪店風俗」も多いが、あまり利用はお勧めしない。

               <インターネット・電話・郵便>

        インターネットができる所は聞かなかったが、ドミトリー宿で蘭州に
        詳しい人間をつかまえて聞いてみたら発見できるかもしれない。
        電話・郵便などもそこそこの充実度だろうか。ただ、届かないと
        いったことはあまりないらしいので、時間が掛かっても安心して
        郵便を出すことはできるだろう。

                      <交通>

        ここでも交通手段の主役は、バスタクシーである。中国のバスは
        行き先が停留所の看板に書かれてあるので、使いやすい。蘭州の
        駅前にホテルを構えてると、バスはもちろん多く駅に向かうので
        分かり易く便利だ。
        タクシーは大体10〜15元くらいで利用できるので、疲れた時など
        は無理せず使うようにしよう。「無理」は長期旅行の敵である。