西安   中国地図


           唐の時代に栄えた長安(西安の旧名)は、ローマから続く、
           かのシルクロードの中国側の入り口であった。

     大都会の上海から西に来て、やっと中国らしい世界に出会える場所である。
     西安の町は壁に囲まれ、その中に独特の中国世界が広がっているのだ。
     この長安を真似て、京都の平安京が作られたのは有名な話しで、京都の
     ように縦横に走る道などは、旅行者にとっても大変分かり易い。町の中心の
     「鐘桜」を目印に町を探索してみよう。そして西安を観光のメインに考えて
     いるなら壁内だけでなく、ぜひ見所の多い郊外にも足を伸ばして欲しい。

     「清真」という、イスラム教徒を表す文字を見かけるのも西安からである。

                    <ホテル>

   光華賓館・・・「地球の歩き方」にも、「もっとも宿泊費が安い部類」と書いてある
           ツインの部屋に泊まったのだが結構キレイ。安いホテルの中では
           良い観光立地にあり、町の中心「鐘桜」にも頑張れば歩ける距離。
           壁内の安ホテルを探してるなら、ここに決めるのが無難でしょう。

   勝利飯店・・・行ったことはないのだが、日本人が多いらしいドミトリー宿。値段も
           安いので、ドミトリーを探している人はここがいいのでは?ホテル内
           にも旅行会社があるらしく、何かと便利みたい。場所は壁外だが、
           すぐそばなので交通の便も悪くない。

                    <食事>

    美味しいご飯街は、「鐘桜」すぐ西の「鼓桜」通りにある。「鼓桜」の小さなトンネル
    を抜ければ、多くの屋台が賑やかに並んでいて、清真(イスラム教)のお店も
    並んでいる。焼き鳥などを食べながら、ビールでクイっといくと最高だ。

    その屋台街にある店でお勧めなのが、ガイドブック通り「西安でパオズといえば、
    〜三灌湯包子(変換できない)」である。確かにうまい!包まれた皮の中に、肉汁
    が溢れんばかりに入っており、特製のタレに付けて食べるのだ。食べる時に、
    皮を破って汁が出てしまってはもったいないので、うまいこと箸でつまんで一口で
    食べてしまおう。地元民でもいっぱいの人気店。値段も安い。
    ちょっとイスラムを味わいたいなら、さらに西に行った所にある「イスラム通り」
    ガイドブック通りに行くと、入り口に確か「清真」と書いた通りがあるので、うろうろ
    と歩いてみよう。ウイグル族を表す、小さな帽子を被った男性や、布で髪を隠す
    女性に出会うかもしれない。ここの春巻きみたいな物が結構うまい。

    西安には多くの屋台があり、しかも安いので、気に入った物があればどんどん
    中に入って食べ試してみよう。うまいビールを求めての屋台巡りもすごく楽しい。
    西安は観光だけでなく、ぜひ食べ歩きの旅にもして欲しい所である。

                  <観光スポット>

   私はあまり西安を観光のメインと考えていなかったので、のんびりご飯を食べて
   過ごしてしまった。だからあまり観光オススメをすることはできないが、少しだけ
   ご紹介しよう。西安の大物見所は、郊外に多いので(「兵馬」「秦始皇陵」などは
   町から50キロ以上離れている)、交通はかなり不便である。
   だから効率よく回りたいなら、現地ツアーを利用するのが一番良いと思う。
   中国の現地ツアーはそれほど高くないので、自分の力で行って迷子になるより
   時間の節約にもなるし、面倒も省ける。あまり遠出はしたくないという人には、
   町中心からそれほど遠くない「大雁塔」はいかがだろう?道も壁内からまっすぐ
   下に向かえばいいので、市バスで行くことができる。町から近い大きな名所だ。

   後は壁内をくるくる回るのも良い。「清真大寺」は少し道が分かりにくいが、珍しい
   中国・イスラム混合寺(イスラム色は薄い)でかなり大きい。「鐘桜」周辺を見るの
   も悪くない。壁内では、西安人の生活をいろいろと見る事ができるので、町を
   単に歩いているだけでも楽しい。屋台街を中心に足を使って歩いてみよう。

              <インターネット・電話・郵便>

       インターネットができる場所はほとんどないが、確かドミトリー宿の
       「勝利飯店」
ならできるはず。電話・郵便は不自由なくできる。

                    <交通>

      壁内はバスが安くて便利。バス停には、停車駅名が書いてあるので、
      それを参考にして乗ればいい。壁内のバスは大体、中心の「鐘桜」を
      通るのでその付近に行きたいなら、とりあえず「鐘桜」で降りてそこから
      自分の足を使った方が良い。そして上海同様、タクシーも安くて便利
      なので、日本では高くて使えないタクシーを贅沢に何回も使ってみる
      のもいいかもしれない。(私は多用した)