9月17日(日)カスピ海→アゼルバイジャン(バクー)


1ドル = 4000マナト(国境は安い!)
1ドル = 4500マナト(バクーレート)
1円  =   42マナト



<行動> カスピ海               <支出>
        │
11:00 バクーへ到着
        │              コーラ500ML 1500マナト(約35円)
 迷いながらバクーホテルへ   ホテル代  40000マナト(約900円)
        │
       昼食
 ・ シャシリク、サラダ、パン、チャイ    昼食代 10500マナト(約250円)
        │
   バクーの繁華街を探索           アイス  1000マナト(約25円)
        │
18:00 マクドナルドで夕食          夕食代 14000マナト(約320円)
 ・ Wチーズバーガーセット+ケチャップ
        │
    散歩(インターネット)         バナナ1本 1000マナト(約25円)
        │           E-mail1時間30分 10000マナト(約240円
 バクーホテルへ
        │                  ペプシコーラ500ML 2000マナト
     ちょっとお散歩              合計  80000マナト (約20ドル)


 
 カスピ海は涼しい(当たり前か)。一人寂しくイスを独り占めして起床。
甲板に立ってみたが本当に海みたいに広い。360度地平線。強い風に
当たりながら、バクーの方向をじっと見つめていた。いつ頃着くんだろうか・・・。
しばらくすると訳の分からないアナウンスが流れ、外に出てみるとバクーの街並み
が少し見えた!もうすぐバクー、どんな町だろうと胸が高鳴る。段々近づいてくると
テゥルクメンバシュよりはるかに大きい町であることが分かった。首都だから
当たり前かな。港に着き、さっそくイミグレーションへ行く。国境を越える時は
ドキドキするね、ここのところ国境で問題続きだから。いろいろとチェックされ、
「早くスタンプ押せ」と心に思いながら待ちわびる俺。スタンプさえもらえれば
こっちのもんだ。その祈りが通じたのか、職員がスタンプを握りしめると勢い
よくビザに叩きつけられた。「ふ〜」と安心し、ありがとうと言ってイミグレーションを
後にした。これで安心してバクーの町を歩けるぞ。LET’S GO!

 しかしいきなり道に迷う。駅近くのバクーホテルに行きたいのだけど、
近いはずの駅が見つからない。タクシーを使えば早いけど、せっかくだから
重いリュックをしょって散歩しながら探すことにした。久し振りの観光だから気楽に
行こうかね。最初に見たアゼルバイジャン・バクーの街並みは「かなり古くさいな」
と思った。旧ソビエトの都市開発によって、アルマトイ・タシケントみたいに
中途半端に新しいのではないかと思っていたが、道は広いけど建物は古く、
それが結構いい感じなのである。個人的なアゼルバイジャンのイメージとかなり
近くて、それが嬉しかった。ちょっと貧乏くさくて渋い。さすがアゼルバイジャン!
・・・と勝手に考え、けっこう楽しく街を歩いていたのだった。でも駅が見つからない。
人に聞いていくと、自分が全然思い通り場所を歩いていないことが分かった。
こういう時は人に聞きまくってたどり着くかタクシーを使うのみ。私は気楽に
歩きながら探すことにした。途中から繁華街っぽくなってきたので、「近くなって
きたかも」と安心し、休憩を兼ねて昼食を平らげた。2ドルとけっこう高い。
バクーは物価が高いと書いてあったけど、その通りみたいね。

やっとホテルを見つけた。多分これが「バクーホテル」だと思う。外観はいかにも
旧国営という感じの味のない大型ホテル。宿代は意外と安く10ドルで済んだ。
ラッキー。だけど14階もあるというのに、ボロっちいエレベーターだな。しかも
廊下の床は木でミシミシときしむ。大丈夫かいな?部屋もそのホテルの雰囲気
通り古くさかった。まっ、トイレ、シャワー付きだから許そう。次はインターネット
カフェを探索しに街へ飛び出す。港の方へ向かうとすごく整備された港公園へ出た。
今日は日曜だからか、すごく人でいっぱいだ。しかもちっちゃな遊園地の遊び
道具がたくさんあり、そして洒落たカフェもあって広い湖岸を賑やかにしている
のであった。テゥルクメンバシュもそうだったけど、カスピ海の見える町は綺麗に
見える。しかもバクーはすごく都会だ。その湖岸通りは最初に見たバクーの街とは
全く違うほど「都会的」になっている。屋台もあるし、ヨーロッパスタイルカフェで
皆くつろいでいるし、そういうものを見てかなり私は意表を突かれた。
ホントびっくりだよ!なんせ難民もいると昔聞いていた事もあるし、トルコへはるばる
売春へ出かけるとも聞いてて「やっぱ貧乏なのかなぁ」と思っていたから。
全然都会やん!これこそ、偏見ってやつだね。百聞は一見にしかずか。しかも
インターネットカフェもかなり新しい。見た目より使えなかったけど、1時間1、5ドル
という安さが嬉しかった。日本にもいっぱいメール送れたし、また夕食がてら散歩に
出掛けよう。適当に歩きちょっとした路地に入ろうと思ったら、私のアゼルバイジャン
像をまたも覆す多くの物に出会うことになった。

なんとそこにヨーロッパ的な繁華街が広がっているではないか!だがアルマトイ
みたいな味気ない街並みではない。私の描いていた「アゼルバイジャン」っぽい
古い建物や、ヨーロッパ的なものがごちゃまぜに並んでいるのである。
渋くてカッコイイ!どこかと似ていると思っていたら、そうイスタンブールだ。
イスタンブールがアジアイスラムとヨーロッパの融合だとすれば、バクーは旧ソビエト
+アゼルバイジャン+ヨーロッパの融合と言える。だから似ててもイスタンブールとは
少し違うけれども、その融合の仕方がカッコイイ風景を生み出している。いろんな店
が並んでいる。今まで多くの都市を歩いてきたけど、意表を突かれた町ナンバー1の
称号をバクーに与えられるよ。バクーは昼の最初に見たようなボロい所もあれば、
ハイセンスな所もあるという味のある街なのだ。ヨーロッパでもなくバクーの味がする
ヨーロッパ的融合。なんせカスピ海を見れば油田もあるし、すごい不思議な所だよ。
気に入った。それほど広い範囲ではなく、落ち着けるカフェもいっぱいあるし(酒も
たくさんあるぞ)ちょっと都会さを感じさせ、湖も近くにある。ほんと私のお気に入りの
イスタンブールみたい。ひと足早くイスタンブールに来た気分になったよ。
やるなバクー!しかも何とマクドナルドも発見。この意表を突かれまくる展開に私は
翻弄されっ放しだ。上海以来、まさかアゼルバイジャンでマクドナルドをここで見る
ことになろうとは・・・。思わず入ってしまいました。久し振りのケチャップの味。
バクーでもマック(マクド)はマックの味だった。マクドナルドって本当にすごいねぇ。
賑やかなバクーに振り回され、疲れてホテルへ戻ることになった。今まで綺麗なもの
を見た分、「なんでこんなホテルやねん!」と思いたくなる。しかも受け付けの
ねえちゃんは売春婦みたいだし。

 コーラを買いに外へ出た。ちょっとブラブラ歩いたけど、夜も外で飲めるくらい
人通りが多くて安全そうだ。ちょっとしたスタンドカフェや屋台もある。しかも多くの
商品が並んだスーパーもいっぱい。すごい便利ではないか。イスタンブールは
ここまで夜は賑やかではない。バクーは夜まで外でチャイを飲みながらビリヤードに
熱中している(中央アジア全体でビリヤードは流行っている)。しかしこんなに
旅行者が旅しやすい所なのに、外国人(日本人)はほとんどいない。やはりここまで
来るの不便だからかなぁ・・。そんな事を電気の付かない部屋で考えてしまった。
明日はグルジアビザが取れるといいな。次のトビリシ(グルジア)はどんな町だろう?
そんな好奇心が、私をどんどん次の町へと進めていく。


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